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33.アメリカの現状(各資料より取りまとめ)



     アメリカの現状(各資料より取りまとめ)

・ES細胞の開発研究に関して94年のNIH所長宛のHuman Embry Research Panelの報告
 「胚が明らかに研究目的で作られるのでない限りは容認される」

・現在ではヒト胚を用いた研究に対しては公的研究費の使用は禁じられている。

・NIH研究助成が今後既存のES細胞を利用した応用研究に適用されるかは不明。

・連邦政府のガイドラインが作られるべきであるという論評。

・NIHの反応は「ヒトES細胞を用いた研究に対して公的研究助成は行わない」
  Sciences誌のインタビューに対し、Legal counsilのトップ側近の話「ES細胞はすでに胚へと
  発育しない細胞であるから、胚細胞に関する法律から免れるかもしれない。」

・始原生殖細胞を使ったES細胞に関しては、「受精卵」ではなく「胎仔組織」に由来することか
  ら、法律上同じ問題を有しているとはいえない?胎児の扱いに関する議論となる?

・Geron社では、独自に倫理委員会(Panel of ethical advisers)を設けて、5つの異なる宗派の代表で構成されている。 


 
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