報道発表資料 ＨＯＭＥ

エイズ動向委員会の結果報告について

目　　次
委員会の結果報告について

ＨＩＶ感染者情報

委員長コメント

献血件数及びＨＩＶ抗体陽性件数

平成１２年５月３０日


エイズ動向委員会の結果報告について

１ 本日の委員会では、平成１２年２月２８日から平成１２年４月３０日までの感染症法に基づく患者・感染者報告並びに平成１２年３月１日から４月３０日までの任意報告を解析した。

２ 平成１２年２月２８日から平成１２年４月３０日までの間に感染症法に基づき報告されたエイズ患者は５６件、ＨＩＶ感染者は７５件であった。
患者５６件、感染者７５件の内訳は、

(1)感染原因別では、異性間の性的接触による患者２６件、感染者２８件、同性間の性的接触による患者１２件、感染者３５件、母子感染による患者１件、その他の原因による患者２件、感染者３件、原因不明の患者１５件、感染者９件であった。（表１−１，表１−２）
(2)性別では男性患者４７件、感染者５６件、女性患者９件、感染者１９件であった。
(3)年齢区分別では、患者は１０歳未満１件、２０代３件、３０代１３件、４０代１４件、５０歳以上２５件、感染者は２０代２２件、３０代２４件、４０代１４件、５０歳以上１５件であった。（表２−１，２−２）
(4)国籍別では日本人患者４３件、感染者５４件、外国人患者１３件、感染者２１件である。
(5)感染地域別では、国内で感染した患者３２件、感染者５４件、海外で感染した患者１３件、感染者８件、感染地域不明患者１１件、感染者１３件であった。（表３−１，３−２）

３ 患者５６件、感染者７５件のうち

(1)異性間の性的接触による患者２６件、感染者２８件のうち日本人男性は、患者２０件、感染者１３件、日本人女性は、患者２件、感染者７件であった。また、外国人男性は患者１件、感染者２件、外国人女性は、患者３件、感染者６件であった。（表１−１，１−２）
(2)日本人男性患者４０件のうち２０代１件、３０代４件、４０代１２件、５０歳以上２３件、日本人男性感染者４６件のうち、２０代７件、３０代１６件、４０代１１件、５０歳以上１２件であった。また、日本人女性患者３件のうち３０代２件、５０歳以上１件、日本人女性感染者８件のうち２０代４件、４０代１件、５０歳以上３件であった。（表２−１，２−２）
(3)外国人男性患者７件のうち３０代４件、４０代２件、５０歳以上１件、外国人男性感染者１０件のうち２０代４件、３０代４件、４０代２件であった。また、外国人女性患者６件のうち１０歳未満１件、２０代２件、３０代３件、外国人女性感染者１１件のうち２０代７件、３０代４件であった。（表２−１，２−２）
(4)国内感染による患者３２件のうち日本人男性が２８件、外国人男性１件、日本人女性３件であった。また、国内感染による感染者５４件のうち日本人男性が４２件、外国人男性は３件、日本人女性が７件、外国人女性が２件であった。（表３−１，３−２）
(5)海外感染による患者１３件のうち日本人男性が７件、外国人男性が３件、外国人女性が３件であった。（表３−１，３−２）

４ 任意報告により

(1)キャリア等からエイズ患者になったとの報告は４件、この内訳は日本人男性が２件、日本人女性が２件である。
(2)患者・感染者の死亡８件のうちエイズが原因のものは７件、それ以外の原因のは１件であった。
(3)死亡報告８件のうち２０代１件、３０代１件、４０代３件、５０歳以上３件であった。

５ 今回８名の死亡及び「ＨＩＶ感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告とあわせ累積死亡報告数は１，１７５名となった。

６ 平成１２年１月から３月末日までの献血件数１，４５０，３７０件のうち、ＨＩＶ抗体陽性件数は１０件であった。

データ取得　全表、データを.xls形式でダウンロードできます。(119KB)

感染症法に基づくエイズ患者・感染者情報

〔平成12年2月28日〜4月30日〕


１−１　性別・感染原因別患者数
　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
異性間の性的接触 21 ( 1 ） 5 ( 3 ） 26 ( 4 ）
同性間の性的接触 12 ( 0 ） 0 ( 0 ） 12 ( 0 ）
静注薬物濫用 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
母子感染 0 ( 0 ） 1 ( 1 ） 1 ( 1 ）
そ の 他 1 ( 1 ） 1 ( 0 ） 2 ( 1 ）
不　 明 13 ( 5 ） 2 ( 2 ） 15 ( 7 ）
合　　　計 47 ( 7 ） 9 ( 6 ） 56 ( 13 ）
注：（　）内は外国人再掲数

２−１　性別・年齢別患者数
　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
１０歳未満 0 ( 0 ） 1 ( 1 ） 1 ( 1 ）
１０〜１９ 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
２０〜２９ 1 ( 0 ） 2 ( 2 ） 3 ( 2 ）
３０〜３９ 8 ( 4 ） 5 ( 3 ） 13 ( 7 ）
４０〜４９ 14 ( 2 ） 0 ( 0 ） 14 ( 2 ）
５０歳以上 24 ( 1 ） 1 ( 0 ） 25 ( 1 ）
不　　　明 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
合　　　計 47 ( 7 ） 9 ( 6 ） 56 ( 13 ）
注：（　）内は外国人再掲数

３−１　性別・感染地域別患者数
　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
国　　　内 29 ( 1 ） 3 ( 0 ） 32 ( 1 ）
海　　　外 10 ( 3 ） 3 ( 3 ） 13 ( 6 ）
不　　　明 8 ( 3 ） 3 ( 3 ） 11 ( 6 ）
合　　　計 47 ( 7 ） 9 ( 6 ） 56 ( 13 ）
注：（　）内は外国人再掲数

法定報告分

１−２　性別・感染原因別感染者数
　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
異性間の性的接触 15 ( 2 ） 13 ( 6 ） 28 ( 8 ）
同性間の性的接触 35 ( 6 ） 0 ( 0 ） 35 ( 6 ）
静注薬物濫用 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
母子感染 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
そ の 他 2 ( 1 ） 1 ( 1 ） 3 ( 2 ）
不　　　明 4 ( 1 ） 5 ( 4 ） 9 ( 5 ）
合　　　計 56 ( 10 ） 19 ( 11 ） 75 ( 21 ）
注：（　）内は外国人再掲数

２−２　性別・年齢別感染者数
　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
１０歳未満 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
１０〜１９ 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
２０〜２９ 11( 11 ） 11 ( 7 ） 22 ( 11 ）
３０〜３９ 20 ( 4 ） 4 ( 4 ） 24 ( 8 ）
４０〜４９ 13 ( 2 ） 1 ( 0 ） 14 ( 2 ）
５０歳以上 12 ( 0 ） 3 ( 0 ） 15 ( 0 ）
不　　　明 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
合　　　計 56 ( 10 ） 19 ( 11 ） 75 ( 21 ）
注：（　）内は外国人再掲数

３−２　性別・感染地域別感染者数
　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
国　　　内 45 ( 3 ） 9 ( 2 ） 54 ( 5 ）
海　　　外 4 ( 3 ） 4 ( 3 ） 8 ( 6 ）
不　　　明 7 ( 4 ） 6 ( 6 ） 13 ( 10 ）
合　　　計
56 ( 10 ） 19 ( 11 ） 75 ( 21 ）
注：（　）内は外国人再掲数

エイズ患者等の届出状況等

〔平成12年4月30日現在〕

１．日本のエイズ患者の届出状況（単位：件）
　 男　　性 女　　性 合　　計
異性間の性的接触 641 （ 112 ） 128 （ 72 ） 769 （ 184 ）
同性間の性的接触 *1 385 （ 42 ） 0 （ 0 ） 385 （ 42 ）
静注薬物濫用 14 （ 10 ） 0 （ 0 ） 14 （ 10 ）
母子感染 8 （ 1 ） 5 （ 2 ） 13 （ 3 ）
そ　の　他 23 （ 7 ） 12 （ 5 ） 35 （ 12 ）
不　　　明 374 （ 139 ） 89 （ 65 ） 463 （ 204 ）
小　　　計 1,445 （ 311 ） 234 （ 144 ） 1,679 （ 455 ）
凝固因子製剤 *2 624 （ … ） 7 （ … ） 631 （ … ）
患　者　合　計 2,069 （ 311 ） 241 （ 144 ） 2,310 （ 455 ）
（　）内は外国人再掲数
注： *1 男性両性愛者（33件）を含む。
*2 平成９年１０月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行時（平成元年２月１７日〜平成１１年３月３１日）、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
3 「病状に変化を生じた事項に関する報告」(病変報告)数は、除く(以下同じ)。

２．ＨＩＶ感染者の届出状況（単位：件）
　 男　　性 女　　性 合　　計
異性間の性的接触 838 （ 158 ） 816 （ 551 ） 1,654 （ 709 ）
同性間の性的接触 *1 959 （ 106 ） 0 （ 0 ） 959 （ 106 ）
静注薬物濫用 21 （ 14 ） 1 （ 1 ） 22 （ 15 ）
母子感染 10 （ 2 ） 12 （ 7 ） 22 （ 9 ）
そ　の　他 39 （ 13 ） 29 （ 8 ） 68 （ 21 ）
不　　　明 386 （ 172 ） 449 （ 424 ） 835 （ 596 ）
　小　　　計 2,253 （ 465 ） 1,307 （ 991 ） 3,560 （ 1,456 ）
凝固因子製剤*2 1,417 （ … ） 17 （ … ） 1,434 （ … ）*3
感　染　者　合　計 3,670 （ 465 ） 1,324 （ 991 ） 4,994 （ 1,456 ）
（　）内は外国人再掲数

注： *1 男性両性愛者（55件）を含む。
*2 平成９年１０月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行時（平成元年２月１７日〜平成１１年３月３１日）、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
*3 患者６３１名を含む。


３．累積死亡者数　　　 　1,175名 　　　　　　〔平成12年4月30日現在〕
*1 上記死亡者数には「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの累積死亡報告数493名が含まれる。


法定報告分

（参考）

・エイズ予防法施行時の凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況　（上段：感染者、下段：患者）
・性別・年齢区分別・感染地域別患者・感染者数（エイズ予防法施行後）

（単位：件）
　
　
 男　　　性 女　　　性 合　　　計
国内 海外 不明 計 国内 海外 不明 計 国内 海外 不明 計
１０歳未満 10 1 0 11 7 4 1 12 17 5 1 23
　 8 0 0 8 2 3 0 5 10 3 0 13
１０〜１９ 10 0 4 14 18 43 34 95 28 43 38 109
　 0 0 0 0 2 0 1 3 2 0 1 3
２０〜２９ 449 115 108 672 172 287 395 854 621 402 503 1,526
　 73 61 43 177 15 32 41 88 88 93 84 265
３０〜３９ 395 185 143 723 76 51 104 231 471 236 247 954
　 170 144 103 417 18 36 26 80 188 180 129 497
４０〜４９ 275 103 78 456 23 11 9 43 298 114 87 499
　 203 106 102 411 5 10 7 22 208 116 109 433
５０歳以上 184 57 64 305 41 1 2 44 225 58 66 349
　 214 92 87 393 20 1 7 28 234 93 94 421
不　　明 0 1 2 3 0 4 1 5 0 5 3 8
　 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合　　計 1,323 462 399 2,184 337 401 546 1,284 1,660 863 945 3,468
　 668 403 335 1,406 62 82 82 226 730 485 417 1,632


（参考）世界のエイズ患者の状況（1999年11月15日現在、ＷＨＯ報告）
地　　域 患者発生状況　　　　 患　者　数 人　　　口　
アフリカ地域 794,444 人 タンザニア 　　 112,052 人 23,126 千人
ケニア 　　 81,492 21,433
ジンバブエ 　　 74,782 10,412
アメリカ地域 1,010,193 アメリカ合衆国 　 717,430 　 248,709 　
ブラジル 　　 145,327 146,825
メキシコ 　　 39,675 81,249
東地中海
地域		 7,917 スーダン 　　 2,735 　 24,940 　
ジブチ 　　 1,783 81
ヨーロッパ地域 224,404 スペイン 　　 54,964 　 39,433 　
フランス 　　 49,421 56,634
イタリア 　　 44,516 59,103
南東アジア
地域		 140,246 タイ 　　 128,606 　 54,532 　
インド 　　 8,438 846,302
西太平洋
地域		 24,257 オーストラリア 　 8,140 　 16,850 　　
日本 　　 2,207 126,780
計 　2,201,461 　　　 　 　　　
注：※WHOの報告に伴い、地域の区分を変更した

法定報告分

都道府県別感染者累積報告状況



　
都道府県名
　
 感染者
報告件数
（件）
　
構成割合
（％）
ブロック別 　
感染者
報告件数（件）
構成割合
（％）
1 北海道 　 27 （ 3 ） 0.8 27 0.8
2 青森県 　 6 （ 0 ） 0.2 　
　
東北
　
　
50
　
　
　
　
　
1.4
3 岩手県 　 5 （ 0 ） 0.1
4 宮城県 　 14 （ 0 ） 0.4
5 秋田県 　 4 （ 0 ） 0.1
6 山形県 　 4 （ 0 ） 0.1
7 福島県 　 17 （ 0 ） 0.5
8 茨城県 　 327 （ 5 ） 9.2 　
　
　
　
関東・甲信越
　
　
　
　
2,740
　
　
　
　
　
　
　
　
　
77.0
9 栃木県 　 81 （ 1 ） 2.3
10 群馬県 　 62 （ 2 ） 1.7
11 埼玉県 　 170 （ 2 ） 4.8
12 千葉県 　 286 （ 4 ） 8.0
13 東京都 　 1,253 （ 34 ） 35.2
14 神奈川県 　 308 （ 6 ） 8.7
15 新潟県 　 39 （ 0 ） 1.1
16 山梨県 　 52 （ 1 ） 1.5
17 長野県 　 162 （ 1 ） 4.6
18 富山県 　 8 （ 0 ） 0.2 　
北陸
24
　
　
0.7
19 石川県 　 3 （ 1 ） 0.1
20 福井県 　 13 （ 0 ） 0.4
21 岐阜県 　 20 （ 3 ） 0.6 　
東　海
　
255
　
　
　
7.2
22 静岡県 　 81 （ 1 ） 2.3
23 愛知県 　 106 （ 3 ） 3.0
24 三重県 　 48 （ 1 ） 1.3
25 滋賀県 　 8 （ 0 ） 0.2 　
　
　
近　畿
　
316
　
　
　
　
　
8.9
26 京都府 　 40 （ 1 ） 1.1
27 大阪府 　 203 （ 3 ） 5.7
28 兵庫県 　 35 （ 0 ） 1.0
29 奈良県 　 21 （ 0 ） 0.6
30 和歌山県 　 9 （ 0 ） 0.3
31 鳥取県 　 2 （ 0 ） 0.1 　
　
　
　
中国・四国
　
　
　
56
　
　
　
　
　
　
　
　
1.6
32 島根県 　 4 （ 0 ） 0.1
33 岡山県 　 5 （ 0 ） 0.1
34 広島県 　 18 （ 0 ） 0.5
35 山口県 　 6 （ 0 ） 0.2
36 徳島県 　 2 （ 0 ） 0.1
37 香川県 　 5 （ 0 ） 0.1
38 愛媛県 　 6 （ 0 ） 0.2
39 高知県 　 8 （ 0 ） 0.2
40 福岡県 　 47 （ 2 ） 1.3 　
　
　
九州・沖縄
　
　
　
92
　
　
　
　
　
　
　
2.6
41 佐賀県 　 0 （ 0 ） 0.0
42 長崎県 　 10 （ 0 ） 0.3
43 熊本県 　 9 （ 1 ） 0.3
44 大分県 　 2 （ 0 ） 0.1
45 宮崎県 　 2 （ 0 ） 0.1
46 鹿児島県 　 9 （ 0 ） 0.3
47 沖縄県 　 13 （ 0 ） 0.4
合　 計 　　 3,560 （ 75 ） 100.0 3,560 100.0
注： 1.凝固因子製剤による患者は除く（平成12年4月30現在）
2.（　）内は今回報告件数（平成１２年２月２８日〜４月３０日分）である
3.昨年３月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、昨年４月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である

法定報告分

都道府県別患者累積報告状況


　
都道府県名
　
 患者
報告件数
（件）
　
構成割合
（％）
ブロック別 　
患者
報告件数（件）
構成割合
（％）
1 北海道 　 29 （ 1 ） 1.7 29 1.7
2 青森県 　 7 （ 0 ） 0.4 　
　
東北
　
　
45
　
　
　
　
　
2.7
3 岩手県 　 6 （ 0 ） 0.4
4 宮城県 　 14 （ 0 ） 0.8
5 秋田県 　 4 （ 0 ） 0.2
6 山形県 　 5 （ 0 ） 0.3
7 福島県 　 9 （ 0 ） 0.5
8 茨城県 　 122 （ 7 ） 7.3 　
　
　
　
関東・甲信越
　
　
　
　
1,208
　
　
　
　
　
　
　
　
　
71.9
9 栃木県 　 54 （ 3 ） 3.2
10 群馬県 　 37 （ 1 ） 2.2
11 埼玉県 　 91 （ 5 ） 5.4
12 千葉県 　 142 （ 5 ） 8.5
13 東京都 　 525 （ 14 ） 31.3
14 神奈川県 　 153 （ 3 ） 9.1
15 新潟県 　 18 （ 1 ） 1.1
16 山梨県 　 14 （ 0 ） 0.8
17 長野県 　 52 （ 1 ） 3.1
18 富山県 　 6 （ 0 ） 0.4 　
北陸
16
　
　
1.0
19 石川県 　 3 （ 0 ） 0.2
20 福井県 　 7 （ 0 ） 0.4
21 岐阜県 　 18 （ 0 ） 1.1 　
東　海
　
150
　
　
　
8.9
22 静岡県 　 51 （ 2 ） 3.0
23 愛知県 　 60 （ 1 ） 3.6
24 三重県 　 21 （ 2 ） 1.3
25 滋賀県 　 7 （ 0 ） 0.4 　
　
　
近　畿
　
145
　
　
　
　
　
8.6
26 京都府 　 21 （ 2 ） 1.3
27 大阪府 　 77 （ 1 ） 4.6
28 兵庫県 　 28 （ 2 ） 1.7
29 奈良県 　 5 （ 0 ） 0.3
30 和歌山県 　 7 （ 1 ） 0.4
31 鳥取県 　 1 （ 0 ） 0.1 　
　
　
　
中国・四国
　
　
　
29
　
　
　
　
　
　
　
　
1.7
32 島根県 　 1 （ 0 ） 0.1
33 岡山県 　 2 （ 1 ） 0.1
34 広島県 　 7 （ 0 ） 0.4
35 山口県 　 5 （ 0 ） 0.3
36 徳島県 　 2 （ 0 ） 0.1
37 香川県 　 1 （ 0 ） 0.1
38 愛媛県 　 7 （ 1 ） 0.4
39 高知県 　 3 （ 0 ） 0.2
40 福岡県 　 21 （ 2 ） 1.3 　
　
　
九州・沖縄
　
　
　
57
　
　
　
　
　
　
　
3.4
41 佐賀県 　 1 （ 0 ） 0.1
42 長崎県 　 6 （ 0 ） 0.4
43 熊本県 　 6 （ 0 ） 0.4
44 大分県 　 2 （ 0 ） 0.1
45 宮崎県 　 1 （ 0 ） 0.1
46 鹿児島県 　 8 （ 0 ） 0.5
47 沖縄県 　 12 （ 0 ） 0.7
合　 計 　　 1,679 （ 56 ） 100.0 1,679 100.0

注： 1.凝固因子製剤による患者は除く（平成12年4月30現在）
2.（　）内は今回報告件数（平成12年2月28日〜4月30日分）である
3.昨年３月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、昨年４月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である


患者・感染者病変報告情報

〔平成12年3月1日〜4月末日〕

１　性別病変数

１−１　キャリア等→ＡＩＤＳ
　　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
総数 2 ( 0 ） 2 ( 0 ） 4 ( 0 ）
　　内訳（年齢別） 　　　　 　　　　 　　　　
１０歳未満 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
１０〜１９ 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
２０〜２９ 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
３０〜３９ 0 ( 0 ） 1 ( 0 ） 1 ( 0 ）
４０〜４９ 1 ( 0 ） 0 ( 0 ） 1 ( 0 ）
５０歳以上 1 ( 0 ） 1 ( 0 ） 2 ( 0 ）
不　　　明 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
合　　　計 2 ( 0 ） 2 ( 0 ） 4 ( 0 ）



１−２　生存→死亡
　　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
総数 　 7 ( 1 ） 1 ( 0 ） 8 ( 1 ）
（内訳）
　
 AIDSが原因 6 ( 1 ） 1 ( 0 ） 7 ( 1 ）
それ以外の原因 1 ( 0 ） 0 ( 0 ） 1 ( 0 ）
　年齢区分 　　　　 　　　　 　　　　
１０歳未満 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
１０〜１９ 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
２０〜２９ 1 ( 0 ） 0 ( 0 ） 1 ( 0 ）
３０〜３９ 1 ( 1 ） 0 ( 0 ） 1 ( 1 ）
４０〜４９ 3 ( 0 ） 0 ( 0 ） 3 ( 0 ）
５０歳以上 2 ( 0 ） 1 ( 0 ） 3 ( 0 ）
不　　　明 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
合　　　計 7 ( 1 ） 1 ( 0 ） 8 ( 1 ）
注：（　）内は外国人再掲数


任意報告分

２　性別病変数（累計）

２−１　キャリア等→ＡＩＤＳ
　　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
総数 　 10 ( 1 ） 6 ( 3 ） 16 ( 4 ）
　　内訳（年齢別） 　 　　　　 　　　　 　　　　
１０歳未満 　 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
１０〜１９ 　 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
２０〜２９ 　 1 ( 1 ） 1 ( 1 ） 2 ( 2 ）
３０〜３９ 　 2 ( 0 ） 3 ( 2 ） 5 ( 2 ）
４０〜４９ 　 2 ( 0 ） 0 ( 0 ） 2 ( 0 ）
５０歳以上 　 5 ( 0 ） 2 ( 0 ） 7 ( 0 ）
不　　　明 　 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
合　　　計 　 10 ( 1 ） 6 ( 3 ） 16 ( 4 ）


　　
２−２　生存→死亡（累計）
　　 男　　　性 女　　　性 合　　　計
総数 　 55 ( 8 ） 7 ( 4 ） 62 ( 12 ）
（内訳）
　
 AIDSが原因 41 ( 7 ） 6 ( 3 ） 47 ( 10 ）
それ以外の原因　 14 ( 1 ） 1 ( 1 ） 15 ( 2 ）
　年齢区分 　　　　 　　　　 　　　　
１０歳未満 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
１０〜１９ 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
２０〜２９ 3 ( 1 ） 4 ( 3 ） 7 ( 4 ）
３０〜３９ 10 ( 3 ） 1 ( 1 ） 11 ( 4 ）
４０〜４９ 16 ( 2 ） 0 ( 0 ） 16 ( 2 ）
５０歳以上 26 ( 2 ） 2 ( 0 ） 28 ( 2 ）
不　　　明 0 ( 0 ） 0 ( 0 ） 0 ( 0 ）
合　　　計 55 ( 8 ） 7 ( 4 ） 62 ( 12 ）
注：（　）内は外国人再掲数


任意報告分

都道府県別累積病状変化報告状況

（平成12年4月末現在）

　
都道府県名
　
 患者
報告件数
（件）
　
構成割合
（％）
ブロック別 　
患者
報告件数（件）
構成割合
（％）
1 北海道 　 0 （ 0 ） 0.0 0 0.0
2 青森県 　 0 （ 0 ） 0.0 　
　
東北
　
　
3
　
　
　
　
　
3.8
3 岩手県 　 0 （ 0 ） 0.0
4 宮城県 　 1 （ 0 ） 1.3
5 秋田県 　 1 （ 0 ） 1.3
6 山形県 　 0 （ 0 ） 0.0
7 福島県 　 1 （ 0 ） 1.3
8 茨城県 　 3 （ 0 ） 3.8 　
　
　
　
関東・甲信越
　
　
　
　
50
　
　
　
　
　
　
　
　
　
64.1
9 栃木県 　 0 （ 0 ） 0.0
10 群馬県 　 4 （ 0 ） 5.1
11 埼玉県 　 1 （ 0 ） 1.3
12 千葉県 　 5 （ 0 ） 6.4
13 東京都 　 21 （ 3 ） 26.9
14 神奈川県 　 8 （ 1 ） 10.3
15 新潟県 　 4 （ 2 ） 5.1
16 山梨県 　 0 （ 0 ） 0.0
17 長野県 　 4 （ 2 ） 5.1
18 富山県 　 1 （ 0 ） 1.3 　
北陸
1
　
　
1.3
19 石川県 　 0 （ 0 ） 0.0
20 福井県 　 0 （ 0 ） 0.0
21 岐阜県 　 0 （ 0 ） 0.0 　
東　海
　
9
　
　
　
11.5
22 静岡県 　 6 （ 1 ） 7.7
23 愛知県 　 3 （ 0 ） 3.8
24 三重県 　 0 （ 0 ） 0.0
25 滋賀県 　 0 （ 0 ） 0.0 　
　
　
近　畿
　
9
　
　
　
　
　
11.5
26 京都府 　 1 （ 0 ） 1.3
27 大阪府 　 8 （ 2 ） 10.3
28 兵庫県 　 0 （ 0 ） 0.0
29 奈良県 　 0 （ 0 ） 0.0
30 和歌山県 　 0 （ 0 ） 0.0
31 鳥取県 　 0 （ 0 ） 0.0 　
　
　
　
中国・四国
　
　
　
2
　
　
　
　
　
　
　
　
2.6
32 島根県 　 0 （ 0 ） 0.0
33 岡山県 　 1 （ 1 ） 1.3
34 広島県 　 0 （ 0 ） 0.0
35 山口県 　 0 （ 0 ） 0.0
36 徳島県 　 0 （ 0 ） 0.0
37 香川県 　 0 （ 0 ） 0.0
38 愛媛県 　 0 （ 0 ） 0.0
39 高知県 　 1 （ 0 ） 1.3
40 福岡県 　 3 （ 0 ） 3.8 　
　
　
九州・沖縄
　
　
　
4
　
　
　
　
　
　
　
5.1
41 佐賀県 　 0 （ 0 ） 0.0
42 長崎県 　 0 （ 0 ） 0.0
43 熊本県 　 1 （ 0 ） 1.3
44 大分県 　 0 （ 0 ） 0.0
45 宮崎県 　 0 （ 0 ） 0.0
46 鹿児島県 　 0 （ 0 ） 0.0
47 沖縄県 　 0 （ 0 ） 0.0
合　 計 　　 78 （ 12 ） 100.0 78 100.0
（　）内は今回報告件数（平成12年3月1日〜4月末までの報告分）である

平成１２年５月３０日

委員長コメント

１．今回の報告期間は平成１２年２月２８日より４月３０日までの約２ヶ月であり、患者数は法定報告５６件（前回４３件）、任意報告４件（前回１件）、感染者数は７５件（前回４４件）である。

２．前回報告（平成１１年１２月２７日より平成１２年２月２７日）と今回の報告とを比較すれば今回報告の特徴は、
　(1)患者数、感染者数ともに増加した。
　(2)感染者増加は、主に日本人男性の同性間性的接触によるものであった。

３．１９９９年版のエイズ発生動向年報については、その期間の中途で感染症法が施行されたことも含め論議したところである。
６月中には委員会としてまとめたいと考えている。

平成１２年 ５月３０日（火）
照会先：医薬安全局血液対策課
担当者：大 西，石 井
TEL:[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
ＴＥＬ：[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
　　　　03-3595-2395(直通)

献 血 件 数 及 び ＨＩＶ 抗 体 陽 性 件 数

年 献　 血　 件　 数　
　（ 検 査 実 施 数 ）		 陽性者数
（ ）内女性		 10万人
当たり
　 件 件 人
１９８７年
(昭和62年)		 ８,２１７,３４０ １１
　( 1)		 0.134
１９８８年
(昭和63年)		 ７,９７４,１４７
　		 ９
　( 1)		 0.113
１９８９年
(平成元年)		 ７,８７６,６８２
　		 １３
　( 1)		 0.165
１９９０年
(平成２年)		 ７,７４３,４７５
　		 ２６
　( 6)		 0.336
１９９１年
(平成３年)		 ８,０７１,９３７
　		 ２９
　( 4)		 0.359
１９９２年
(平成４年)		 ７,７１０,６９３
　		 ３４
　( 7)		 0.441
１９９３年
(平成５年)		 ７,２０５,５１４
　		 ３５
　( 5)		 0.486
１９９４年
(平成６年)		 ６,６１０,４８４
　		 ３６
　( 5)		 0.545
１９９５年
(平成７年)		 ６,２９８,７０６
　		 ４６
　( 9)		 0.730
１９９６年
(平成８年)		 ６,０３９,３９４
　		 ４６
　( 5)		 0.762
１９９７年
(平成９年)		 ５,９９８,７６０
　		 ５４
　( 5)		 0.900
１９９８年
(平成１０年)		 ６,１３７,３７８
　　　　　　		 ５６
　( 4)		 0.912
１９９９年
(平成１１年)		 ６，１３９，２０５
　　　　　　　		 ６３
　( 6)		 1.026
２０００年
(平成12年1月〜3月) 　		 １，４５０，３７０
　　　　(速　報　値) 　		 １０
　( 1)		 0.689

（注）
・昭和６１年は、年中途から実施したことなどから、3,146,940件、内陽性件数１１件（女性０）となっている。
・抗体検査陽性の献血血液は、焼却されており、使用されていない。

報道発表資料 ＨＯＭＥ