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エイズ動向委員会の結果報告について


目  次

委員会の結果報告について

HIV感染者情報

委員長コメント

献血件数及びHIV抗体陽性件数


平成11年1月26日

エイズ動向委員会の結果報告について

1. 平成10年11月1日から12月末日までの間に、医師から各都道府県知事、指定都市市長、中核市市長に報告されたエイズ患者は38件、HIV感染者61件であった。
 患者38件、感染者61件の内訳は、

(1)  感染原因では、異性間の性的接触による患者20件、感染者22件、同性間の性的接触による患者9件、感染者22件、静注薬物濫用による感染者1件、原因不明の患者9件、感染者16件であった。(表1−11−2
(2)  性別では、男性患者35件、感染者47件、女性患者3件、感染者14件であった。
(3)  年齢区分別では、患者は、20代4件、30代8件、40代11件、50歳以上15件、感染者は、10代1件、20代23件、30代22件、40代3件、50歳以上12件、であった。(表2−12−2
(4)  国籍別では、日本人患者34件、感染者50件、外国人患者4件、感染者11件であった。
(5)  感染地域別では、国内で感染した患者28件、感染者35件、海外で感染した患者5件、感染者9件、感染地域不明患者5件、感染者17件であった。(表3−13−2

2. 患者38件、感染者61件の報告のうち、患者20件、感染者22件が異性間の性的接触によるものであった。このうち、日本人の報告は男性が患者19件、感染者9件、女性が感染者7件であり、男女合わせると、患者19件、感染者16件(表1−11−2)であった。
 また、外国人患者及び感染者の性別内訳は男性患者3件、感染者4件、女性患者1件、感染者7件であった。

3. 今回6名の死亡報告があり、「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は1,089名となった。

4. 平成10年1月から12月末日までの献血件数6,134,970件のうちHIV抗体陽性件数は55件であった。


データ取得 全表、データを.xls形式でダウンロードできます。(119KB)

 

HIV感染者情報

 

〔平成10年11月1日〜12月末日〕

1−1 性別・感染原因別患者数     (単位:件)
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 20 ( 1 ) 0 ( 0 ) 20 ( 1 )
同性間の性的接触 9 ( 0 ) 0 ( 0 ) 9 ( 0 )
静注薬物濫用 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
母子感染 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
そ の 他 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
不  明 6 ( 2 ) 3 ( 1 ) 9 ( 3 )
合   計 35 ( 3 ) 3 ( 1 ) 38 ( 4 )
注:( )内は外国人再掲数

 

2−1 性別・年齢別患者数     (単位:件)

  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 2 ( 0 ) 2 ( 1 ) 4 ( 1 )
30〜39 8 ( 2 ) 0 ( 0 ) 8 ( 2 )
40〜49 11 ( 1 ) 0 ( 0 ) 11 ( 1 )
50歳以上 14 ( 0 ) 1 ( 0 ) 15 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 35 ( 3 ) 3 ( 1 ) 38 ( 4 )
注:( )内は外国人再掲数

 

3−1 性別・感染地域別患者数     (単位:件)

  男   性 女   性 合   計
国   内 27 ( 0 ) 1 ( 0 ) 28 ( 0 )
海   外 4 ( 2 ) 1 ( 0 ) 5 ( 2 )
不   明 4 ( 1 ) 1 ( 1 ) 5 ( 2 )
合   計 35 ( 3 ) 3 ( 1 ) 38 ( 4 )
注:( )内は外国人再掲数

 

1−2 性別・感染原因別感染者数     (単位:件)

  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 11 ( 2 ) 11 ( 4 ) 22 ( 6 )
同性間の性的接触 22 ( 1 ) 0 ( 0 ) 22 ( 1 )
静注薬物濫用 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
母子感染 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
そ の 他 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
不  明 13 ( 1 ) 3 ( 3 ) 16 ( 4 )
合   計 47 ( 4 ) 14 ( 7 ) 61 ( 11 )
注:( )内は外国人再掲数

 

2−2 性別・年齢別感染者数     (単位:件)

  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 1 ( 0 ) 1 ( 0 )
20〜29 17 ( 2 ) 6 ( 4 ) 23 ( 6 )
30〜39 17 ( 2 ) 5 ( 3 ) 22 ( 5 )
40〜49 3 ( 0 ) 0 ( 0 ) 3 ( 0 )
50歳以上 10 ( 0 ) 2 ( 0 ) 12 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 47 ( 4 ) 14 ( 7 ) 61 ( 11 )
注:( )内は外国人再掲数

 

3−2 性別・感染地域別感染者数     (単位:件)

  男   性 女   性 合   計
国   内 31 ( 0 ) 4 ( 0 ) 35 ( 0 )
海   外 4 ( 2 ) 5 ( 2 ) 9 ( 4 )
不   明 12 ( 2 ) 5 ( 5 ) 17 ( 7 )
合   計 47 ( 4 ) 14 ( 7 ) 61 ( 11 )
注:( )内は外国人再掲数

 

    エイズ患者等の届出状況等〔平成10年12月末現在〕

1.日本のエイズ患者の届出状況      (単位:件)

  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 467 ( 88 ) 94 ( 48 ) 561 ( 136 )
同性間の性的接触 *1 309 ( 39 ) 0 ( 0 ) 309 ( 39 )
静注薬物濫用 13 ( 9 ) 0 ( 0 ) 13 ( 9 )
母子感染 8 ( 1 ) 3 ( 1 ) 11 ( 2 )
そ の 他 18 ( 5 ) 8 ( 2 ) 26 ( 7 )
不   明 293 ( 114 ) 73 ( 54 ) 366 ( 168 )
小   計 1,108 ( 256 ) 178 ( 105 ) 1,286 ( 361 )
凝固因子製剤 *2 624 ( … ) 7 ( … ) 631 ( … )
患 者 合 計 1,732 ( 256 ) 185 ( 105 ) 1,917 ( 361 )
( )内は外国人再掲数
注:  *1 男性両性愛者(25件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行後(平成元年2月17日以降)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。

 

2.HIV感染者の届出状況     (単位:件)

  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 676 ( 142 ) 724 ( 508 ) 1,400 ( 650 )
同性間の性的接触 *1 708 ( 90 ) 0 ( 0 ) 708 ( 90 )
静注薬物濫用 19 ( 13 ) 0 ( 0 ) 19 ( 13 )
母子感染 9 ( 2 ) 11 ( 6 ) 20 ( 8 )
そ の 他 27 ( 10 ) 24 ( 6 ) 51 ( 16 )
不   明 305 ( 150 ) 410 ( 389 ) 715 ( 539 )
小   計 1,744 ( 407 ) 1,169 ( 909 ) 2,913 ( 1,316 )
凝固因子製剤 *2 1,417 ( … ) 17 ( … ) 1,434 ( … )*3
感 染 者 合 計 3,161 ( 407 ) 1,186 ( 909 ) 4,347 ( 1,316 )
( )内は外国人再掲数

注:  *1 男性両性愛者(41件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行後(平成元年2月17日以降)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
*3 患者631名を含む。

 

3.累積死亡者数     1,089名
*1 上記死亡者数には「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの累積死亡報告数493名が含まれる。

(参考)

・凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
・性別・年齢区分別・感染地域別患者・感染者数(法施行後)     (単位:件)
  男   性 女   性 合   計
国内 海外 不明 国内 海外 不明 国内 海外 不明
10歳未満 9 1 0 10 6 4 1 11 15 5 1 21
  8 0 0 8 1 2 0 3 9 2 0 11
10〜19 7 0 3 10 16 43 34 93 23 43 37 103
  0 0 0 0 1 0 1 2 1 0 1 2
20〜29 330 102 87 519 147 267 371 785 477 369 458 1,304
  56 56 39 151 13 16 35 64 69 72 74 215
30〜39 281 170 114 565 59 44 86 189 340 214 200 754
  123 117 88 328 14 26 21 61 137 143 109 389
40〜49 195 89 58 342 16 9 8 33 211 98 66 375
  146 86 86 318 3 10 5 18 149 96 91 336
50歳以上 130 52 44 226 28 1 1 30 158 53 45 256
  131 67 66 264 16 1 5 22 147 68 71 286
不  明 0 1 2 3 0 4 1 5 0 5 3 8
  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合  計 952 415 308 1,675 272 372 502 1,146 1,224 787 810 2,821
  464 326 279 1,069 48 55 67 170 512 381 346 1,239
※上段:感染者、下段:患者

 

(参考)世界のエイズ患者の状況(1998年11月15日現在、WHO報告)

地  域 患者発生状況 患 者 数    人   口   
アフリカ州
(54カ国)
706,318 人  タンザニア
ケニア
ジンバブエ
97,621 人
81,492
70,669
23,126 千人
21,433
10,412
アメリカ州
(45カ国)
951,755 アメリカ合衆国
 ブラジル
 メキシコ
691,647
128,821
35,069
248,709
146,825
81,249
アジア州
(42カ国)
108,738  タイ
 インド
 日本
88,403
6,252
1,917
54,532
846,302
126,220
ヨーロッパ州
(40カ国)
211,352  スペイン
 フランス
 イタリア
51,284
48,453
42,122
39,433
56,634
59,103
オセアニア州
(16カ国)
9,054 オーストラリア 7,766 16,850
計(197ヵ国)  1,987,217            
( )内は、患者報告のあった国数である。
注:※1日本の患者数は1998年12月末現在

 

     都道府県別感染者累積報告状況

都道府県名 感染者
報告件数 (件)
構成割合 (%) ブロック別
感染者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 19 ( 2 ) 0.7 19 0.7
2 青森県 6 ( 0 ) 0.2 東北     



41
1.4
3 岩手県 4 ( 1 ) 0.1
4 宮城県 12 ( 1 ) 0.4
5 秋田県 3 ( 0 ) 0.1
6 山形県 4 ( 0 ) 0.1
7 福島県 12 ( 0 ) 0.4
8 茨城県 299 ( 3 ) 10.3 関東・甲信越
 

 
 

 
2,250
77.2
9 栃木県 71 ( 0 ) 2.4
10 群馬県 52 ( 0 ) 1.8
11 埼玉県 141 ( 5 ) 4.8
12 千葉県 243 ( 4 ) 8.3
13 東京都 970 ( 26 ) 33.3
14 神奈川県 246 ( 8 ) 8.4
15 新潟県 33 ( 0 ) 1.1
16 山梨県 45 ( 3 ) 1.5
17 長野県 150 ( 1 ) 5.1
18 富山県 4 ( 0 ) 0.1 北陸     
18
0.6
19 石川県 1 ( 0 ) 0.0
20 福井県 13 ( 0 ) 0.4
21 岐阜県 15 ( 1 ) 0.5 東 海    
 

222
7.6
22 静岡県 70 ( 0 ) 2.4
23 愛知県 92 ( 0 ) 3.2
24 三重県 45 ( 0 ) 1.5
25 滋賀県 8 ( 0 ) 0.3 近 畿   
 

250
8.6
26 京都府 35 ( 0 ) 1.2
27 大阪府 154 ( 4 ) 5.3
28 兵庫県 27 ( 0 ) 0.9
29 奈良県 18 ( 0 ) 0.6
30 和歌山県 8 ( 0 ) 0.3
31 鳥取県 2 ( 0 ) 0.1 中国・四国  
 
 
 

47
1.6
32 島根県 4 ( 0 ) 0.1
33 岡山県 5 ( 0 ) 0.2
34 広島県 15 ( 1 ) 0.5
35 山口県 6 ( 0 ) 0.2
36 徳島県 2 ( 0 ) 0.1
37 香川県 3 ( 0 ) 0.1
38 愛媛県 3 ( 0 ) 0.1
39 高知県 7 ( 0 ) 0.2
40 福岡県 35 ( 0 ) 1.2 九州・沖縄 
 
 

 
66
2.3
41 佐賀県 0 ( 0 ) 0.0
42 長崎県 8 ( 0 ) 0.3
43 熊本県 4 ( 1 ) 0.1
44 大分県 2 ( 0 ) 0.1
45 宮崎県 0 ( 0 ) 0.0
46 鹿児島県 8 ( 0 ) 0.3
47 沖縄県 9 ( 0 ) 0.3
合  計    2,913 ( 61 ) 100.0 2,913 100.0
注:凝固因子製剤による感染者は除く     (平成10年12月末現在)
 ( )内は今回報告件数(平成10年11月〜12月分)である

 

    都道府県別患者累積報告状況

都道府県名 患者
報告件数 (件)
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 26 ( 2 ) 2.0 26 2.0
2 青森県 3 ( 0 ) 0.2 東北    



35
2.7
3 岩手県 6 ( 0 ) 0.5
4 宮城県 12 ( 0 ) 0.9
5 秋田県 3 ( 0 ) 0.2
6 山形県 5 ( 0 ) 0.4
7 福島県 6 ( 0 ) 0.5
8 茨城県 93 ( 2 ) 7.2 関東・甲信越






927
72.1
9 栃木県 38 ( 0 ) 3.0
10 群馬県 26 ( 0 ) 2.0
11 埼玉県 70 ( 5 ) 5.4
12 千葉県 106 ( 5 ) 8.2
13 東京都 414 ( 8 ) 32.2
14 神奈川県 122 ( 4 ) 9.5
15 新潟県 9 ( 2 ) 0.7
16 山梨県 12 ( 0 ) 0.9
17 長野県 37 ( 2 ) 2.9
18 富山県 3 ( 0 ) 0.2 北陸    
12
0.9
19 石川県 3 ( 0 ) 0.2
20 福井県 6 ( 0 ) 0.5
21 岐阜県 15 ( 1 ) 1.2 東 海   


115
8.9
22 静岡県 39 ( 1 ) 3.0
23 愛知県 49 ( 1 ) 3.8
24 三重県 12 ( 0 ) 0.9
25 滋賀県 5 ( 0 ) 0.4 近 畿   


104
8.1
26 京都府 17 ( 1 ) 1.3
27 大阪府 55 ( 0 ) 4.3
28 兵庫県 19 ( 1 ) 1.5
29 奈良県 3 ( 0 ) 0.2
30 和歌山県 5 ( 0 ) 0.4
31 鳥取県 1 ( 0 ) 0.1 中国・四国 




21
1.6
32 島根県 1 ( 0 ) 0.1
33 岡山県 1 ( 0 ) 0.1
34 広島県 6 ( 0 ) 0.5
35 山口県 3 ( 0 ) 0.2
36 徳島県 1 ( 0 ) 0.1
37 香川県 1 ( 0 ) 0.1
38 愛媛県 6 ( 1 ) 0.5
39 高知県 1 ( 0 ) 0.1
40 福岡県 16 ( 0 ) 1.2 九州・沖縄 




46
3.6
41 佐賀県 1 ( 0 ) 0.1
42 長崎県 6 ( 1 ) 0.5
43 熊本県 5 ( 1 ) 0.4
44 大分県 2 ( 0 ) 0.2
45 宮崎県 1 ( 0 ) 0.1
46 鹿児島県 6 ( 0 ) 0.5
47 沖縄県 9 ( 0 ) 0.7
合  計 1,286 ( 38 ) 100.0 1,286 100.0
注:凝固因子製剤による患者は除く     (平成10年12月末現在)
 ( )内は今回報告件数(平成10年11月〜12月分)である

 

照会先:保健医療局エイズ疾病対策課
担当者:池田(内2358) 荒井(内2355)
TEL:[現在ご利用いただけません](代表)
    3595-2249(直通) 


平成11年1月26日

山崎委員長コメント

1) 今回(平成10年11月から12月末日まで)のエイズ動向委員会への報告は、感染者61件(前回77件)、患者38件(前回41件)であり、うち転症例は3件(前回1件)でした。
 前回と比較して、日本人患者が5件増、外国人患者が8件減、日本人感染者が1件減、外国人感染者が15件減であり、トータルでは患者が3件減、感染者が16件減となっております。

2) 今回の報告の特徴は、

(1) 日本人患者・感染者の報告数が84件と過去4番目に多い。
(2) 日本人患者・感染者の異性間性的接触による感染数が35件と過去5番目に多い。
(3) 日本人男性の患者・感染者数が75件と過去に4番目に多い。
(4) 日本人女性の患者・感染者数が9件と過去5番目と同数。
(5) また、男性同性愛の患者・感染者数が31件と過去3番目に多い。

ということです。

3) 平成10年分の患者・感染者数は現在集計・確認中ですが、単純に合計しますと、患者231件、感染者422件となり、9年に比べて患者が19件減、感染者が25件増となっております。また、詳細は3月の動向委員会において分析確認し、発表することとなっております。

4) 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針」を策定する小委員会の初会合が1月18日に召集されましたが、当該指針においては、上記の現状等を踏まえ、HIV/AIDSに関する正しい情報を正確に収集され、還元されるような指針が策定されることを期待します。

5) また、新法に基づく発生動向調査が4月から始まるため、エイズの診断基準の再検討を進めて参りましたが、基本的には変更しないものの、表記方法をわかりやすくする方向で検討中であるとの小委員会からの報告を受けました。文言を整理した上で、2月17日に開催される「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針作成小委員会」に報告できると思います。


照会先:保健医療局エイズ疾病対策課
担当者:池田(内2358) 荒井(内2355)
TEL:[現在ご利用いただけません](代表)
    3595-2249(直通)



平成11年1月26日(火)

献血件数及びHIV抗体陽性件数

献 血 件 数
( 検 査 実 施 数 )
陽性者数
( )内女性
10万人
当たり

1987年
(昭和62年)
1988年
(昭和63年)
1989年
(平成元年)
1990年
(平成2年)
1991年
(平成3年)
1992年
(平成4年)
1993年
(平成5年)
1994年
(平成6年)
1995年
(平成7年)
1996年
(平成8年)
1997年
(平成9年)
1998年
(平成10年1月〜12月)

8,217,340

7,974,147

7,876,682

7,743,475

8,071,937

7,710,693

7,205,514

6,610,484

6,298,706

6,039,394

5,998,760

6,134,970
(速 報 値)

11
( 1)

( 1)
13
( 1)
26
( 6)
29
( 4)
34
( 7)
35
( 5)
36
( 5)
46
( 9)
46
( 5)
54
( 5)
55
( 4)

0.134

0.113

0.165

0.336

0.359

0.441

0.486

0.545

0.730

0.762

0.900

0.897

(注) ・昭和61年は、年中途から実施したことなどから、3,146,940件、内陽性件数11件(女性0)となっている。
・抗体検査陽性の献血血液は、焼却されており、使用されていない。


照会先:医薬安全局血液対策課
担当者:河 原,近 藤
TEL:[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
    03-3595-2395(直通)


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