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平成9年2月3日

救急医療体制基本問題検討会の開催について


1.検討会の目的及び検討内容

 救急医療体制については、昭和39年に創設された救急病院・救急診 療所の告示制度に加え、昭和52年度から整備が開始された初期・第二 次・第三次の救急医療体制により、救急患者の受け入れ医療機関は概ね 整備されてきたところである。
 平成3年度からは、救急救命士制度の創設等、救急現場及び搬送途上 におけるケアの充実を図っており、さらに、平成8年度からは、災害時 も対応できる広域災害・救急医療情報システムの整備を行ってきたとこ ろである。
 現在、救急医療に関する事項の医療計画の必要的記載事項への位置づ け、地域医療支援病院の制度の創設等を内容とする医療法改正案が国会 へ提出されているところであり、今後、一層の救急医療体制の体系的整 備が必要となる。
 こうした状況を踏まえ、救急医療システムの望ましい在り方を検討す るとともに、併せて救急医療に従事する者の教育研修、救急医療に関す る普及啓発等の課題についても検討を行うものである。
 

2.検討会委員

石原 哲(白鬚橋病院院長)
大北 昭(社団法人大阪府医師会理事)
大頭孝三(社団法人日本歯科医師会常務理事)
大塚敏文(日本医科大学理事長)
後藤 武(兵庫県参事兼保健部次長)
小濱啓次(川崎医科大学救急医学教授)
佐藤文彦(仙台市消防局長)
高久史麿(自治医科大学学長)
高橋章子(大阪大学医学部保健学科成人・老人看護学教授)
豊田 馨(社団法人北海道医師会常任理事)
野田愛子(弁護士)
原田充善(川口市立医療センター院長)
辺見 弘(国立病院東京災害医療センター副院長)
前川和彦(東京大学医学部救急医学教授)
宮坂雄平(社団法人日本医師会常任理事)
山越芳男(財団法人日本消防設備安全センター理事長)
山中郁男(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院救命救急センター長)
吉村秀實(日本放送協会解説主幹)
(五十音順)
 

3.検討会の開催予定

 第1回会議を平成9年2月7日(金)14:30〜17:00、厚生 省2階共用第7会議室にて開催し、平成9年12月までに最終報告を取 りまとめる予定。

  問い合わせ先 厚生省健康政策局指導課
     担 当 山本(内2559)、遠山(内2550)
     電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
         (直)03-3595-2194


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