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NO1の続き
5 給食の状況
9月中のメニュー選択の状況をみると、選択できる施設は 386施設(32.3%)で前年
に比べ 8.2ポイント の増加となっている。
そのうち昼食を選択できる施設は337 施設(28.2%)となっており、前年に比べ 8.3
ポイントの増加となっている。(表7)
表7 食事のメニュー選択の状況(複数回答)
各年9月
施設数 構成割合(%)
平成 平成 平成 平成
7年 6年 7年 6年
総数 1195 1004 100.0 100.0
選択できる 386 242 32.3 24.1
朝食 92 52 7.7 5.2
昼食 337 200 28.2 19.9
夕食 99 67 8.3 6.7
選択できない 809 762 67.7 75.9
6 ボランティアの来訪等の状況
平成7年7月から9月までの3か月間にボランティアの来訪があった施設は
1,136 施設(施設数の95.1% )で来訪延人数は129,833 人、1施設当たり来訪人数は
114.3 人となっている。
また、ボランティアの奉仕内容別に来訪希望に対する来訪実績の割合をみると、
「演劇・演芸・歌謡・民謡」「身の回りの世話」「各種行事の手伝い」等が多く、
「大工・左官・塗装・電気」「マッサ−ジ」「自動車運転」等の技術関係が
少なくなっている。(表8)
表8 ボランティアの奉仕内容別にみた来訪実績及び来訪希望
のあった施設数(複数回答)
平成7年7月〜9月
来訪希望 来訪実績 再掲来訪希望 来訪実績 1施設
に対する来訪 当たり
施設数 施設数 実績施設数及 延人数 来訪人数
びその割合(%)
総数 1149 1136 … 129833 114.3
(96.2) (95.1)
技術関係
理容・美容 349 246 143 (41.0) 2403 9.8
マッサ−ジ 153 18 5 ( 3.3) 164 9.1
自動車運転 91 6 2 ( 2.2) 79 13.2
大工・左官・塗装・電気 51 6 1 ( 2.0) 24 4.0
歯科衛生 173 20 11 ( 6.4) 248 12.4
作業関係
庭木の手入れ 219 22 13 ( 5.9) 239 10.9
清掃・園芸・草むしり 508 204 147 (28.9) 7080 34.7
おむつ・衣類の整理繕い 355 165 109 (30.7) 6084 36.9
各種行事の手伝い 869 566 491 (56.5) 19158 33.8
介助関係
散歩・外出介助 687 181 138 (20.1) 3972 21.9
身の回りの世話 410 481 240 (58.5) 16018 33.3
入浴介助 434 243 159 (36.6) 6530 26.9
指導関係
華道・茶道・書道 595 363 218 (36.6) 4920 13.6
和裁・洋裁・編み物 224 84 31 (13.8) 1441 17.2
俳句・短歌 218 76 30 (13.8) 479 6.3
音楽・楽器・民謡・舞踊 652 517 334 (51.2) 13034 25.2
スポ−ツ 63 45 11 (17.5) 659 14.6
その他
演劇・演芸・歌謡・民謡 749 688 473 (63.2) 24178 35.1
話し相手 695 361 272 (39.1) 11617 32.2
その他 96 299 53 (55.2) 11506 38.5
注:「来訪希望施設数」「来訪実績施設数」の( )内は、総数(1,195 )に対する割
合である。
II 利用者の状況
1 利用者数
9月中の全国の老人保健施設の利用者数は 149,645人であり、うち入所者は
104,918人通所者は44,727人となっている。
通所者、退所者については全数、在所者については出生日が奇数の者 (約1/2)を
客体としており、在所者に関連する項目については推計したものである。
(1) 性別にみた利用者数及び平均年齢
9月中の利用者について性別にみると、「男」39,613人 (26.5%)、「女」
110,032人(73.5%) であり、「女」が「男」の約 2.8倍となっている。
平均年齢をみると、入所者は82.5歳( 男81.3歳、女83.0歳) 、通所者は80.0歳
(男79.0歳、女80.5歳) となっており、それぞれ前年より高くなっている。
(表9)
表9 性別にみた利用者数及び平均年齢
各年9月
利 用 者 数 (人)
総 数 入所者 通所者
在所者 退所者
平成7年
総数 149645 104918 92220 12698 44727
男 39613 26987 23221 3766 12626
女 110032 77931 68999 8932 32101
平成6年
総数 117340 86424 76103 10321 30916
男 31488 22725 19521 3204 8763
女 85852 63699 56582 7117 22153
平 均 年 齢
平成7年 81.8 82.5 82.6 82.4 80.0
男 80.6 81.3 81.4 81.1 79.0
女 82.2 83.0 83.0 83.0 80.5
平成6年 81.4 82.0 82.0 82.0 79.6
構 成 割 合 (%)
総 数 入所者 通所者
在所者 退所者
平成7年
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
男 26.5 25.7 25.2 29.7 28.2
女 73.5 74.3 74.8 70.3 71.8
平成6年
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
男 26.8 26.3 25.7 31.0 28.3
女 73.2 73.7 74.3 69.0 71.7
注:在所者・退所者・通所者は9月中の最終利用状況での区分である。
(2) 住所地別にみた利用者数
利用者の住所地をみると、入所者は老人保健施設と同一県内の者が99,486人
(94.8%) であり、うち老人保健福祉圏内の者が85,424人(81.4%) となっている。
また、通所者は老人保健施設と同一県内の者が44,195人(98.8%) であり、うち
老人保健福祉圏内の者が42,505人(95.0%) となっている。(表10)
表10 住所地別にみた利用者数
平成7年9月
利 用 者 数 (人)
総 数 入所者 通所者
在所者 退所者
総数 149645 104918 92220 12698 44727
県内 143681 99486 87457 12029 44195
老人保健福祉圏内 127929 85424 74991 10433 42505
老人保健福祉圏外 15752 14062 12466 1596 1690
県外 5897 5367 4703 664 530
不詳 68 66 61 5 2
構 成 割 合 (%)
総 数 入所者 通所者
在所者 退所者
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
県内 96.0 94.8 94.8 94.7 98.8
老人保健福祉圏内 85.5 81.4 81.3 82.2 95.0
老人保健福祉圏外 10.5 13.4 13.5 12.6 3.8
県外 3.9 5.1 5.1 5.2 1.2
不詳 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0
(3) 家庭の状況別にみた利用者数
入所者の家庭の状況をみると、「子のいる世帯」が65.3% 、「単独世帯」が
17.4% 、「夫婦のみの世帯」が9.4%となっている。
通所者では「子のいる世帯」が 68.5%、「夫婦のみの世帯」が14.7% 、
「単独世帯」が10.8% となっている。
また、これを性別にみると、「夫婦のみの世帯」が入所者、通所者とも「男」の
割合が多くなっている。(表11)
表11 家庭の状況別にみた利用者数
平成7年9月
利 用 者 数 (人)
入所者 通所者
男 女 男 女
総数 104918 26987 77931 44727 12626 32101
単独世帯 18301 3710 14591 4827 629 4198
夫婦のみの世帯 9905 6061 3844 6576 3925 2651
子のいる世帯 68540 15678 52862 30628 7504 23124
その他の世帯 7790 1447 6343 2526 520 2006
不詳 381 90 291 170 48 122
構 成 割 合 (%)
入所者 通所者
男 女 男 女
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
単独世帯 17.4 13.7 18.7 10.8 5.0 13.1
夫婦のみの世帯 9.4 22.5 4.9 14.7 31.1 8.3
子のいる世帯 65.3 58.1 67.8 68.5 59.4 72.0
その他の世帯 7.4 5.4 8.1 5.6 4.1 6.2
不詳 0.4 0.3 0.4 0.4 0.4 0.4
2 傷病の状況
主傷病について傷病分類別にみると、入所者では循環系の疾患
(脳血管疾患等)が42.7%(44,811人) で最も多く、次いで精神障害及び行動の障害
(痴呆等)が29.9%(31,418人) となっている。
また、通所者では循環系の疾患(脳血管疾患等)が44.4% ( 19,873人) で
最も多く、次いで筋骨格系及び結合組織の疾患(骨粗しょう症等)が 23.3%
(10,423 人) となっている。
3 受療の状況
9月中の入所者の施設内での受療の状況をみると、「受療あり」が
84,887人(80.9%) で前年に比べ5.0ホイント 減少している。また、検査、投薬、処置に
おいても前年に比べ受療の割合が減少している。(表12)
9月中に施設外の医療機関で受療 (往診を含む。) した入所者の状況をみると、
「受療あり」が15,832人 (15.1%)で前年に比べ0.3ポイント 減少している。
これを受療回数でみると、1回が9,800 人( 受療ありの61.9%)と最も多く、
次いで2回が3,228 人( 同20.4%)、3回が1,181 人( 同7.5%) の順となっている。
(表13)
表12 施設内での受療者数
(複数回答)
各年9月
入所者(人) 割 合(%)
平成7年 平成6年 平成7年 平成6年
総数 104918 86424 100.0 100.0
受療あり 84887 74267 80.9 85.9
検査 17454 14584 16.6 16.9
投薬 81084 71575 77.3 82.8
注射 5107 … 4.9 …
処置 24187 24540 23.1 28.4
受療なし 20031 12157 19.1 14.1
表13 施設外(医療機関)での受療者数
各年9月
入所者(人) 構成割合(%)
平成7年 平成6年 平成7年 平成6年
総数 104918 86424 100.0 100.0
受療あり 15832 13317 15.1 15.4
1回 9800 8038 (61.9) (60.4)
2回 3228 2655 (20.4) (19.9)
3回 1181 1089 ( 7.5) ( 8.2)
4回 723 708 ( 4.6) ( 5.3)
5回以上 540 557 ( 3.4) ( 4.2)
不詳 360 270 ( 2.3) ( 2.0)
受療なし 89086 73107 84.9 84.6
注:( )内の数値は受療ありに対する割合である。
4 痴呆の状況
(1) 痴呆の程度別入所者数
入所者の痴呆の状況についてみると、「痴呆を有する者」が71.4%
(74,940 人) で痴呆の程度では「中等度」が29.8%(31,284人) と最も
多くなっている。
年次推移でみると、痴呆を有する者は年々増加しており、なかでも中等度以上の
痴呆を有する者が増加している。
(2) 痴呆を有する者の日常生活自立度
痴呆を有する者( 入所者74,940人、通所者20,288人) の日常生活自立度をみると
、
痴呆を有するが自立している者(ランクIとランクII を合わせた者。) は、入所者では
47.4%(35,542人) 、通所者では62.8%(12,731人) であり、痴呆のため介護を
必要とする者(ランクIII とランクIV を合わせた者。) は、入所者では47.7%(35,760人)
、
通所者では33.1%( 6,707人) となっている。また、専門医療を必要とする者
(ランクM) は入所者では1.3%(1,010 人)となっている。
5 日常生活自立度の状況
日常生活自立の状況を寝たきり度でみると、寝たきり者
(ランクBとランクCを合わせた者。) は、入所者では37.1% 、通所者では18.0% であり、
年次推移でみると入所者、通所者どちらも寝たきり者の占める割合が
減少している。
6 機能訓練の状況
9月中に機能訓練を受けた利用者の訓練内容をみると、入所者では
「レクリエ-ション」が85.5% 、「運動療法」が 57.5%、「ADL訓練」が 40.7%と
なっている。
通所者では「レクリエ-ション」が 86.2%、「運動療法」が 59.2%、「ADL訓練」が
38.6% となっている。
機能訓練を受けた入所者の9月中の1人当たり平均訓練日数をみると、
「ADL訓練」が16.8日、「物理療法」が10.9日、「運動療法」が10.3日と
なっている。(表14)
注:「ADL訓練」とは、日常生活活動動作の訓練をいう。
表14 機能訓練を受けた者の9月中の1人当たり平均訓練
日数及び平均入・通所日数
各年9月
入 所 者 通 所 者
平成7年 平成6年 平成7年 平成6年
レクリエ-ション 9.8日 9.5日 5.8日 5.6日
運動療法 10.3 10.6 5.9 5.6
ADL訓練 16.8 16.3 6.3 6.2
作業療法 6.5 6.7 5.1 5.0
物理療法 10.9 10.9 5.1 4.9
言語療法 8.5 8.5 6.0 3.5
平均入・
通所日数 26.1日 26.3日 6.7日 6.5日
7 日常生活活動の状況
日常生活活動の要介助者(一部介助及び全面介助の者をいう。以下同じ。)
について介助の割合をみると、入所者、通所者とも「入浴」が最も多く92.7% 、
90.1% となっており、次いで「着替」79.7% 、77.6% となっている。
8 入所期間及び平均在所日数
(1) 入所期間別在所者数
在所者について入所期間別にみると、「3か月未満」が35.4%(32,633人) 、
「3か月〜6か月未満」が21.2% (19,543人)、「6か月〜1年未満」が19.3%
(17,819人)となっている。(表15)
表15 入所期間別にみた在所者数
各年9月
在所者数(人) 構成割合(%)
平成7年 平成6年 平成7年 平成6年
総数 92220 76103 100.0 100.0
3 か 月未満 32633 25652 35.4 33.7
3か月〜6か月未満 19543 16298 21.2 21.4
6か月〜1 年未満 17819 14527 19.3 19.1
1 年〜1年半未満 9647 8499 10.5 11.2
1年半〜2 年未満 4398 4025 4.8 5.3
2年以上 8161 7023 8.8 9.2
不詳 19 79 0.0 0.1
注:入所期間とは、在所者の入所から9月末日現在までの期間である。
NO3に続く
問い合わせ先 厚生省大臣官房統計情報部
保健社会統計課保健統計室
担 当 老人保健統計第1係(内366)
電 話 (代)03-3260-3191
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