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NO3の続き
1) 一般病院の病床の規模別にみた1日平均外来患者数
一般病院の1日平均外来患者数は 2,146,573 人で前年に比べ 1.6 %
(33,453人)増加しており、病床の規模別に増減率をみると、500〜599床が
5.4 %( 7,368 人)と最も増加している。
100床当たり1日平均外来患者数では、 153.7 人で前年に比べ 2.1 %
( 3.2 人)増加し、病床の規模別に増減率をみると、600〜699床が
5.1 %( 7.4 人)と最も増加している。
また、1病院当たり1日平均外来患者数では、 251.3 人で前年に比べ 3.3 %
( 8.0人)増加し、病床の規模別に増減率をみると、600〜699床が 5.2 %
( 47.8 人)と 最も増加している。(表4)
表4 一般病院の病床の規模別にみた1日平均外来患者数
各年間
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
1日平均外来患者数
総 数 2146573 2113120 33453 1.6
20〜 49床 174003 181043 △ 7040 △ 3.9
50〜 99 320818 315440 5378 1.7
100〜149 234292 232213 2079 0.9
150〜199 188529 180734 7795 4.3
200〜299 278186 278016 170 0.1
300〜399 290138 280966 9172 3.3
400〜499 190497 187351 3146 1.7
500〜599 142601 135233 7368 5.4
600〜699 111784 108130 3654 3.4
700〜799 60883 60452 431 0.7
800〜899 35984 36860 △ 876 △ 2.4
900床以上 118858 116682 2176 1.9
100床当たり1日平均外来患者数
総 数 153.7 150.5 3.2 2.1
20〜 49床 295.7 292.8 2.9 1.0
50〜 99 187.6 185.5 2.1 1.1
100〜149 141.6 137.4 4.2 3.1
150〜199 127.4 122.9 4.5 3.7
200〜299 121.3 119.0 2.3 1.9
300〜399 151.0 147.7 3.3 2.2
400〜499 162.9 158.0 4.9 3.1
500〜599 155.4 151.8 3.6 2.4
600〜699 152.4 145.0 7.4 5.1
700〜799 139.8 136.2 3.6 2.6
800〜899 139.6 142.8 △ 3.2 △ 2.2
900床以上 147.2 146.2 1.0 0.7
1病院当たり1日平均外来患者数
総 数 251.3 243.3 8.0 3.3
20〜 49床 108.1 106.2 1.9 1.8
50〜 99 132.1 129.8 2.3 1.8
100〜149 169.3 163.6 5.7 3.5
150〜199 216.7 208.5 8.2 3.9
200〜299 290.1 284.3 5.8 2.0
300〜399 507.2 496.4 10.8 2.2
400〜499 713.5 691.3 22.2 3.2
500〜599 829.1 809.8 19.3 2.4
600〜699 972.0 924.2 47.8 5.2
700〜799 1031.9 1007.5 24.4 2.4
800〜899 1160.8 1189.0 △ 28.2 △ 2.4
900床以上 1628.2 1620.6 7.6 0.5
2) 都道府県別にみた人口10万対1日平均外来患者数
全国の人口10万対1日平均外来患者数は 1,744.5 で前年に比べ 20.7 増加
している。
都道府県別にみると、高知県( 2,817.9 )、香川県( 2,493.6 )、秋田県
( 2,329.3 )などが多く、静岡県( 1,310.3 )、沖縄県( 1,337.7 )、
千葉県( 1,344.1 )などが少ない。
(3) 病床利用率
全病床における病床利用率は 83.6 %で前年に比べ 0.5 ポイント
上回っている。
病床の種類別にみると、精神病床が 94.3 %で最も高く、次いで一般病床の
82.4 %となっている。(表5)
表5 病床の種類別にみた病床利用率
各年間
病床利用率(%) (参考)6月末の病床数
平成7年 平成6年 対前年増減 平成7年 平成6年 増減率(%)
('95) ('94) ('95) ('94)
総 数 83.6 83.1 0.5 1671418 1678507 △ 0.4
精神病床 94.3 94.6 △ 0.3 362154 362692 △ 0.1
伝染病床 1.3 1.1 0.2 9959 10492 △ 5.1
結核病床 43.0 42.5 0.5 33800 35790 △ 5.6
らい病床 66.1 67.6 △ 1.5 8661 8776 △ 1.3
一般病床 82.4 81.7 0.7 1256844 1260757 △ 0.3
(再掲)
療養型病床群 91.2 92.6 △ 1.4 18397 8594 114.1
1) 病床の種類別にみた病床利用率の年次推移
病床利用率の年次推移をみると昭和60年まで上昇していたが、その後低下し、
平成6年からは上昇している。
病床の種類別にみると、一般病床は総数とほぼ同様の傾向であり、精神病床は
昭和61年以降低下している。結核病床は昭和61年以降低下していたが、平成7年は
上昇している。
2) 規模別にみた一般病床の病床利用率
一般病床の病床利用率を規模別にみると、700〜799床が 86.7 %で最も高く、
1〜49床が 68.7 %で最も低くなっている。(表6)
表6 一般病床の規模別にみた病床利用率
各年間
病床利用率(%) (参考)6月末の一般病床数
平成7年 平成6年 対前年増減 平成7年 平成6年 増減率(%)
('95) ('94) ('95) ('94)
総数 82.4 81.7 0.7 1256844 1260757 △ 0.3
1〜 49床 68.7 67.9 0.8 64003 67064 △ 4.6
50〜 99 78.5 78.5 0.0 175844 175106 0.4
100〜149 81.9 80.9 1.0 171049 174867 △ 2.2
150〜199 83.4 82.7 0.7 146642 145104 1.1
200〜299 83.5 83.2 0.3 209634 212540 △ 1.4
300〜399 84.7 83.7 1.0 169393 167781 1.0
400〜499 85.2 84.5 0.7 91308 93273 △ 2.1
500〜599 86.5 84.8 1.7 82254 80840 1.7
600〜699 86.3 85.9 0.4 51834 48665 6.5
700〜799 86.7 84.8 1.9 24638 26113 △ 5.6
800〜899 79.8 81.4 △ 1.6 17612 16802 4.8
900床以上 82.6 81.4 1.2 52633 52602 0.1
3) 都道府県別にみた一般病床の病床利用率
一般病床の病床利用率を都道府県別にみると、熊本県( 90.7% )、長崎県
( 89.0% )、山口県( 88.7% )などが高く、福島県( 76.0% )、茨城県
( 76.2% )、和歌山県( 78.2% )などが低い。
(4) 平均在院日数
平均在院日数は、 44.2 日で前年に比べ △1.3 日短くなっている。
1) 病床の種類別にみた平均在院日数
平均在院日数を病床の種類別にみると、精神病床は 454.7 日で △13.5 日、
結核病床は 119.0 日で △9.1 日、一般病床は33.7 日で △0.9 日と前年に比べそ
れぞれ短くなっている。(表7)
表7 病床の種類別にみた平均在院日数
平均在院日数
平成7年 平成6年 対前年増減
('95) ('94)
総 数 44.2 45.5 △ 1.3
精神病床 454.7 468.2 △ 13.5
伝染病床 14.8 15.4 △ 0.6
結核病床 119.0 128.1 △ 9.1
一般病床 33.7 34.6 △ 0.9
(再掲)
*療養型病床群 138.2 130.4 7.8
注:1 総数にはらい病床を含む。
2 *印は、療養型病床群のみを有する病院の平均在院日数
2) 病床の種類別にみた平均在院日数の年次推移
平均在院日数の年次推移をみると、一般病床は昭和62年以降低下している。
結核病床は昭和43年以降低下しており、昭和60年以降低下してきた精神病床は、
平成3年は上昇したが、平成4年以降再び低下している。
3) 一般病床の規模別にみた平均在院日数
一般病床の平均在院日数を規模別にみると、1〜49床及び300床以上で全般的に
短く、600〜699床が 24.8 日で最も短い。
前年に比べると全ての規模で短くなっている。(表8)
表8 一般病床の規模別にみた平均在院日数
平均在院日数
平成7年 平成6年 対前年増減
('95) ('94)
総 数 33.7 34.6 △ 0.9
1〜 49床 28.4 29.1 △ 0.7
50〜 99 40.7 41.6 △ 0.9
100〜149 44.1 45.1 △ 1.0
150〜199 43.7 45.0 △ 1.3
200〜299 37.4 38.3 △ 0.9
300〜399 28.7 29.6 △ 0.9
400〜499 26.3 26.9 △ 0.6
500〜599 26.6 27.4 △ 0.8
600〜699 24.8 25.6 △ 0.8
700〜799 29.0 29.3 △ 0.3
800〜899 28.3 28.8 △ 0.5
900床以上 29.5 30.1 △ 0.6
4) 都道府県別にみた一般病床の平均在院日数
一般病床の平均在院日数を都道府県別にみると、高知県( 55.4日 )、山口県
( 49.1日)、佐賀県( 48.2日 )などが長く、長野県( 22.3日 )、山形県
( 26.7日 )、群馬県( 27.5日 )などが短い。
(5) 療養型病床群の利用状況
療養型病床群における平成7年の在院患者延数は 6,126,244 人
(1日平均 16,784 人)で前年に比べ 3,222,073 人( 110.9% )、
新入院患者数は 30,168 人(1日平均 83 人)で前年に比べ 14,953 人
( 98.3% )、退院患者数は 33,212 人(1日平均 91 人)で前年に比べ
17,066 人( 105.7% )とそれぞれ増加している。
(表9・10)
表9 療養型病床群における患者の利用状況
各年間
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
在院患者延数 6126244 2904171 3222073 110.9
新入院患者数 30168 15215 14953 98.3
退院患者数 33212 16146 17066 105.7
1日平均在院患者数 16784 7957 8827 110.9
病床利用率(%) 91.2 92.6 △ 1.4 ・
*平均在院日数(日) 138.2 130.4 7.8 ・
6月末の病院数(施設) 266 130 136 104.6
6月末の病床数(床) 18397 8594 9803 114.1
注:*印は、療養型病床群のみを有する病院(85病院)の平均在院日数
表10 療養型病床群における月別にみた患者の利用状況
平成7年('95)
在院患者延数 新入院 退 院 1日平均 (参考)養型病床群
患者数 患者数 在院患者数 病院数 病床数
1月 408206 2190 1823 13168 218 14551
2 386839 1884 2199 13816 225 15163
3 442235 2315 2716 14266 235 15864
4 430400 2332 2714 14347 243 16462
5 472624 2351 2606 15246 252 17219
6 489767 2499 2637 16326 266 18397
7 527429 2666 2823 17014 275 19109
8 546794 2490 2841 17639 286 19856
9 550904 2633 3060 18363 299 20758
10 591009 2765 3085 19065 307 21498
11 610016 2963 3197 20334 322 22563
12 670021 3080 3511 21614 339 23938
2 従事者数
病院の平成7年10月1日現在の従事者総数(非常勤職員を含む。ただし、医師及び
歯科医師については常勤換算したもの。)は 1,525,991.1 人で前年に比べ
42,990.3 人 ( 2.9% )増加している。
病院の種類別にみると、一般病院は 1,391,314.5 人(総数の 91.2% )で前年に
比べ 35,741.0 人( 2.6% )、精神病院は 130,396.5 人(総数の 8.5% )で前年に
比べ 7,323.0 人( 6.0% )とそれぞれ増加している。
(1) 業務の種類別にみた従事者数
従事者数を業務の種類別にみると、「医師」は 160,404.5 人で前年に比べ
2,341.2 人( 1.5% )増加している。このうち「常勤医師」は 131,308 人で
前年に比べ 2,496 人( 1.9% )増加している。
「看護婦(士)」は 439,982 人で 19,764 人( 4.7% )、「准看護婦(士)」は
244,289 人で 692 人( 0.3% )とそれぞれ増加している。
なお、「看護業務補助者」は 178,858 人で 16,271 人( 10.0% )増加して
いる。(表11)
(2) 業務の種類別にみた100床当たり従事者数
従事者数を100床当たりでみると、「総数」は 91.4 人で前年に比べ 3.0 人
増加している。このうち精神病院の「総数」は 49.3 人、一般病院の「総数」は
99.7 人となっている。
業務の種類別にみると、「医師」は 9.6 人で前年に比べ 0.2 人増加している。
このうち「常勤医師」は 7.9 人で前年に比べ 0.2 人増加している。
「看護婦(士)」は 26.4 人で 前年に比べ 1.3 人、「准看護婦(士)」は
14.7 人で前年に比べ 0.2 人とそれぞれ増加している。
なお、「看護業務補助者」は 10.7 人で前年に比べ 1.0 人増加している。
(表11)
(3) 1病院当たり従事者数
1病院当たり従事者総数は 158.9 人であり、そのうち「医師」は 16.7 人、
「看護婦(士)」は 45.8 人、「准看護婦(士)」は 25.4 人などとなっている。
(表11)
NO5に続く
問い合わせ先 厚生省大臣官房統計情報部
保健社会統計課保健統計室
担 当 健康政策統計 第1・第2係(内287,288)
電 話 (代)03-3260-3191
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