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NO2の続き
3 人口10万対施設数・病床数
(1) 都道府県別にみた人口10万対病院数・病床数
人口10万対病院数をみると、全国では 7.7 で前年に比べ △ 0.1 減少して
いる。
都道府県別にみると、高知県( 19.0 )、鹿児島県( 16.3 )、
徳島県( 15.9 )などが多く、神奈川県( 4.5 )、滋賀県( 4.7 )、
静岡県( 4.9 )などが少ない。
人口10万対病床数(病院のみ)をみると、全国では 1,329.9 で前年に比べ
△ 11.4 減少している。
都道府県別にみると、高知県( 2,650.1 ) が最も多く、次いで徳島県
( 2,091.3 ) 、鹿児島県( 2,037.5 ) などとなっており、埼玉県( 878.0 )、
神奈川県( 906.9 )、千葉県( 935.6 )などが少ない。
病床の種別にみると一般病床・精神病床ともほぼ同様の傾向である。
(2) 都道府県別にみた人口10万対一般診療所数
人口10万対一般診療所数をみると、全国では 69.3 で前年に比べ 0.8 増加して
いる。
都道府県別にみると、東京都( 95.7 )、島根県( 93.5 )、和歌山県
( 91.3 )などが多く、沖縄県( 45.3 )、埼玉県( 47.2 )、茨城県
( 47.5 )などが少ない。
(3) 都道府県別にみた人口10万対歯科診療所数
人口10万対歯科診療所数をみると、全国では 46.5 で前年に比べ 0.7 増加して
いる。
都道府県別にみると、東京都( 78.5 )が最も多く、次いで大阪府( 53.7 )、
福岡県( 51.8 )などが多く、福井県( 33.5 )、山形県( 34.0 )、滋賀県
( 34.1 )などが少ない。
第2編病院報告
報告の概要
1 報告の目的 全国の病院における患者の利用状況及び従事者の状況を把握し、
医療行政の基礎資料を得ることを目的とする。
2 報告の種類 患者票 (毎月報告)、従事者票 (年1回報告)
3 報告の対象 全国の病院
4 報告の期間 患者票 平成7年1月1日〜12月31日
期日 従事者票 平成7年10月1日
5 報告事項 患者数 (在院・新入院・退院・外来)、従事者数等
6 報告の方法及びその系統
病院の管理者が患者票・従事者票を作成し、関係機関を経由して
厚生大臣に提出する。
厚生省・・・・・・・都道府県・・・・・・・・・・・・・・・・保健所・・・・・・・病院
: :
・・・・・(政令市・特別区)・・
7 結果の集計 厚生省大臣官房統計情報部において行った。
8 用語の説明
(1) 病院 医師又は歯科医師が、医業又は歯科医業を行う場所であって、患者20
人以上の収容施設を有するものをいう。
(2) 病院の種類 精神病院 精神病床のみを有する病院
伝染病院 伝染病床のみを有する病院
結核療養所 結核病床のみを有する病院
らい療養所 らい病床のみを有する病院
一般病院 上記以外の病院
(再掲)療養型病床群
病院の一般病床のうち一群のものであって、主として
長期にわたり療養を必要とする患者を収容するための病
床を有する病院。 (医療法第1条の5第2項)
平成6年から把握することとしている。
注:「らい病床」は、「らい予防法の廃止に関する法律」
(平成8年法律第28号)の施行に伴い平成8年4月1日廃止された。
(3) 在院患者 毎日24時現在、病院に在院中の患者をいう。
(4) 新入院患者・退院患者
新たに入院した患者・退院した患者をいい、入院してその日の
うちに退院した患者も含む。
(5) 外来患者 新来・再来・往診・巡回診療患者の区別なく、全てを合計したものを
いい、同一患者が二つ以上の診療科で診療を受け、それぞれの科でカル
テが作成された場合は、それぞれの診療科の外来患者として取り扱う。
また、患者の代理人に対して薬剤を交付したときも、外来患者として
取り扱う。
(6) 1日平均在院患者数 年間在院患者延数
--------------------
当該年の年間日数 (※) ※ 平成7年は365日
(7) 1日平均外来患者数 年間外来患者延数
---------------------------------------
当該年の年間日数から、日曜・国民の祝日・
休日及び年末年始の各3日間を除いた日数 (※)
※ 平成7年は295日
(8) 病床利用率 1日平均在院患者数
------------------- ×100
当該年の6月末病床数
(9) 平均在院日数 年間在院患者延数
---------------------------------------
1/2×〔年間新入院患者数+年間退院患者数〕
9 利用上の注意
(1) 表章記号の規約
計数のない場合 −
計数不明又は計数を表章することが不適当な場合 …
統計項目のありえない場合 ・
表章単位の1/2未満、又は
比率が微小(0.05未満)の場合 0又は0.0
減少数又は減少率を意味する場合 △
(2) この概況に掲載の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に
合わない場合もある。
(3) この概況で人口10万対算出のために用いた人口は、総務庁統計局発表「平成7年
国勢調査抽出速報集計結果(総人口 125,568.5 千人)」である。
(4) この報告には、阪神・淡路大震災の影響により、兵庫県の1月分,2月分の
患者数に未記入・一部未記入を含む。
結果の概要
1 患者数
病院における平成7年の在院患者延数は 509,960,358 人で前年に比べ
1,103,370 人( 0.2% )増加している。
新入院患者数は 11,539,295 人で 357,605 人( 3.2% )、退院患者数は
11,532,811 人で 358,991 人( 3.2% )、外来患者延数は 646,202,674 人で
10,379,089 人( 1.6% )と前年に比べそれぞれ増加している。
(1) 1日平均在院・新入院・退院患者数
1日平均在院患者数は 1,397,152 人で前年に比べ 3,023 人増加している。
1日平均新入院患者数は 31,615 人で 980 人、1日平均退院患者数は
31,597 人で 984 人と前年に比べそれぞれ増加している。(表1)
なお、1日平均在院患者数は、昭和29年の調査開始以来平成4年に初めて減少し、
平成5年も引き続き減少したが、平成6年からは、わずかながら増加している。
表1 病院の種類別にみた1日平均在院・新入院・退院患者数
各年間
1日平均在院患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 1397152 1394129 3023 0.2
( 100.0) ( 100.0)
精神病院 252624 253753 △ 1129 △ 0.4
( 18.1) ( 18.2)
伝染病院 14 13 1 7.7
( 0.0) ( 0.0)
結核療養所 413 460 △ 47 △ 10.2
( 0.0) ( 0.0)
らい療養所 5721 5936 △ 215 △ 3.6
( 0.4) ( 0.4)
一般病院 1138380 1133966 4414 0.4
( 81.5) ( 81.3)
1日平均新入院患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 31615 30635 980 3.2
( 100.0) ( 100.0)
精神病院 488 478 10 2.1
( 1.5) ( 1.6)
伝染病院 0 0 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
結核療養所 2 2 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
らい療養所 0 0 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
一般病院 31124 30155 969 3.2
( 98.4) ( 98.4)
1日平均退院患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 31597 30613 984 3.2
( 100.0) ( 100.0)
精神病院 490 481 9 1.9
( 1.6) ( 1.6)
伝染病院 0 0 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
結核療養所 2 2 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
らい療養所 1 1 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
一般病院 31104 30129 975 3.2
( 98.4) ( 98.4)
注:( )内の数値は、総数を100とした場合の構成割合(%)である。
1) 病床の種類別にみた1日平均在院・新入院・退院患者数
病床の種類別にみると、在院患者数は一般病床が 1,035,413 人(在院患者数の
74.1 %)、精神病床が 341,357 人(同 24.4% )となっている。新入院患者数は
一般病床が 30,735 人(新入院患者数の 97.2% )、退院患者数は一般病床が
30,712 人(退院患者数の 97.2% )と大部分を占めている。(表2)
表2 病床の種類別にみた1日平均在院・新入院・退院患者数
各年間
1日平均在院患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 1397152 1394129 3023 0.2
( 100.0) ( 100.0)
精 神 病 床 341357 343254 △ 1897 △ 0.6
( 24.4) ( 24.6)
伝 染 病 床 127 118 9 7.6
( 0.0) ( 0.0)
結 核 病 床 14534 15228 △ 694 △ 4.6
( 1.0) ( 1.1)
ら い 病 床 5721 5936 △ 215 △ 3.6
( 0.4) ( 0.4)
一 般 病 床 1035413 1029593 5820 0.6
( 74.1) ( 73.9)
(再掲)
療養型病床群 16784 7957 8827 110.9
1日平均新入院患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 31615 30635 980 3.2
( 100.0) ( 100.0)
精 神 病 床 749 731 18 2.5
( 2.4) ( 2.4)
伝 染 病 床 9 8 1 12.5
( 0.0) ( 0.0)
結 核 病 床 121 117 4 3.4
( 0.4) ( 0.4)
ら い 病 床 0 0 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
一 般 病 床 30735 29779 956 3.2
( 97.2) ( 97.2)
(再掲)
療養型病床群 83 42 41 97.6
1日平均退院患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 31597 30613 984 3.2
( 100.0) ( 100.0)
精 神 病 床 752 735 17 2.3
( 2.4) ( 2.4)
伝 染 病 床 9 8 1 12.5
( 0.0) ( 0.0)
結 核 病 床 123 121 2 1.7
( 0.4) ( 0.4)
ら い 病 床 1 1 0 0.0
( 0.0) ( 0.0)
一 般 病 床 30712 29749 963 3.2
( 97.2) ( 97.2)
(再掲)
療養型病床群 91 44 47 106.8
注:( )内の数値は、総数を100とした場合の構成割合(%)である。
2) 都道府県別にみた人口10万対1日平均在院患者数
全国の人口10万対1日平均在院患者数は 1,112.7 で前年に比べ △2.3 減少
している。
都道府県別にみると、高知県( 2,237.0 )、徳島県( 1,828.1 )、熊本県
( 1,815.9 )などが多く、埼玉県( 731.0 )、神奈川県( 735.6 )、千葉県
( 754.9 )などが少ない。
(2) 1日平均外来患者数
1日平均外来患者数は 2,190,518 人で前年に比べ 35,184 人( 1.6% )増加して
いる。
病院の種類別に構成割合をみると、一般病院の外来患者数が 98.0 %と大部分を
占めている。(表3)
表3 病院の種類別にみた1日平均外来患者数
各年間
1 日平均外来患者数
平成7年 平成6年 増減数 増減率(%)
('95) ('94)
総 数 2190518 2155334 35184 1.6
精 神 病 院 43720 41958 1762 4.2
伝 染 病 院 18 17 1 5.9
結核療養所 137 169 △ 32 △ 18.9
らい療養所 70 70 0 0.0
一 般 病 院 2146573 2113120 33453 1.6
構成割合(%)
平成7年 平成6年
('95) ('94)
総 数 100.0 100.0
精 神 病 院 2.0 1.9
伝 染 病 院 0.0 0.0
結核療養所 0.0 0.0
らい療養所 0.0 0.0
一 般 病 院 98.0 98.0
NO4に続く
問い合わせ先 厚生省大臣官房統計情報部
保健社会統計課保健統計室
担 当 健康政策統計 第1・第2係(内287,288)
電 話 (代)03-3260-3191
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