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 18 〈非ステロイド性抗アンドロゲン剤〉
フルタミド
 [販売名] オダイン(日本化薬)
 [一般的注意] 劇症肝炎等の重篤な肝障害が報告されているので,定期的に肝機能検
査を行うなど,患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には減量,中
止等の適切な処置を行うこと。
 [副作用(重大な副作用)] 肝障害:劇症肝炎等の重篤な肝障害があらわれることが
あるので,定期的に肝機能検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。GOT,GPT
,γ‐GTP,LDH,Al‐Pの上昇,黄疸が認められた場合には減量,中止等の適切な処置
を行うこと。
間質性肺炎:発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎が
あらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止
し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

 [副作用(その他の副作用)] 消化器:胸やけ,胃痛,胃部不快感等の胃腸障害,と
きに悪心・嘔吐,食欲不振,下痢があらわれることがある。
血液:血小板減少,ときに白血球減少,貧血があらわれることがある。
腎臓:クレアチニン上昇,ときにBUNの上昇があらわれることがある。
精神神経系:頭痛,ときにめまい,ふらつき,立ちくらみがあらわれることがある。
(外国において知覚異常,傾眠,不眠,混乱,うつ状態,心配,神経過敏症などが報告
されている。)
その他:浮腫,全身倦怠感,発熱,発汗,味覚障害,また,ときに潮紅,尿蛋白陽性が
あらわれることがある。
皮膚:オ痒があらわれることがある。
 [その他] 本剤の投与により尿が琥珀色又は黄緑色を呈することがある。
 〈参考〉 企業報告

 19 〈漢方製剤〉
麻黄附子細辛湯
 [販売名] ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒(医療用)(ツムラ)他
 [副作用] 肝臓:まれにGOT,GPT,γ‐GTPの上昇等があらわれることがある。
 〈参考〉 企業報告

 20 〈漢方製剤〉
一般用医薬品 麻黄附子細辛湯
 [販売名] ウチダの麻黄附子細辛湯(ウチダ和漢薬)
 [服用中又は服用後は,次のことに注意すること] 本剤の服用により,全身倦怠感,
食欲不振,発熱等の症状があらわれた場合には,服用を中止し,医師又は薬剤師に相談
すること。
 〈参考〉 企業報告

 21 〈血液成分製剤〉
抗ヒト胸腺細胞ウマ免疫グロブリン
 [販売名] リンフォグロブリン(ローヌ・プーランジャパン)
 [一般的注意] 本剤の投与前に感染症が認められた場合,感染症の治療を優先し,患
者の状態が安定した後,本剤を投与すること。また,投与中ならびに投与後に重篤な感
染症(ウイルス感染症,細菌感染症,真菌感染症等)が生じる場合があるので,適切な
治療を行うこと。

 [禁忌] 重篤な感染症(敗血症,肺炎等)の患者[本剤の免疫抑制作用により病態を
悪化させるおそれがある。]

 [副作用(その他の副作用)] 過敏症:発疹・膨疹,蕁麻疹,オ痒感,関節痛,筋肉
痛,ときに血清病等があらわれることがある。このような場合には,投与を中止するな
ど適切な処置を行うこと。
精神神経系:めまい,肩こり,意識低下,ときに冷感,振戦等があらわれることがある
。
肝臓:GOT,GPTの上昇,ビリルビン上昇等があらわれることがある。
その他:脱力感,耳鳴,呼吸困難,表皮剥離,浮腫,CRP上昇,クームス試験陽性,と
きにリンパ節腫脹,帯状疱疹,注射側の手のしびれ等があらわれることがある。
血管:静脈炎があらわれることがあるので,このような場合には,適切な処置を行うこ
と。
 〈参考〉 企業報告

 22 〈X線造影剤〉
イオパミドール
 [販売名] イオパミロン(日本シエーリング)
 [副作用(重大な副作用)] 血小板減少:まれに血小板減少があらわれることがある
ので,異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
 [副作用(その他の副作用)] その他:ときに胸内苦悶感,また,まれに発熱等
 〈参考〉 企業報告

    問い合わせ先 厚生省薬務局安全課医薬品適正使用推進室
     担 当 山本、池田(内2756)
          電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
                  (直)3595-2435
                  (Fax)3508-4364


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