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表13 主傷病別利用者数

                                  平成7年6月

                          利用者数

                          (人)   老人    健康
                                保健法   保険法等

     総                        数            34093     30801      3292

   I  感染症及び寄生虫症               166     144      22

  II  新生物                     1697     1433     264
       悪性新生物   (再掲)             1376     1198     178

 III  血液及び造血器の疾患並びに免疫機構障害      83      79       4

  IV  内分泌,栄養及び代謝疾患           1099     1012      87
       糖尿病     (再掲)         971     907      64

   V  精神障害及び行動の障害            2220     1788      432
       痴呆      (再掲)         1588     1566       22
       精神分裂病   (再掲)         344      32     312

  VI  神経系の疾患                 3367     2539      828
       パーキンソン病 (再掲)         1241     1164      77

 VII  眼及び付属器の疾患               28      26        2

VIII  耳及び乳様突起の疾患              15      15        -

  IX  循環系の疾患                 18319     17378       941
       高血圧性疾患  (再掲)         2099      2084       15
       心疾患     (再掲)         1758     1734       24
       脳血管疾患   (再掲)         14149     13261      888

  X  呼吸系の疾患                 1288     1224      64

  XI   消化系の疾患                 438     411      27

 XII   皮膚及び皮下組織の疾患            206     195      11
       褥瘡      (再掲)         163     158       5

XIII   筋骨格系及び結合組織の疾患          2606     2373     233
       骨の密度及び構造の障害(再掲)         421     416       5

 泌尿生殖系の疾患                      545     500       45

  XV   妊娠, 分娩及び産褥                -       -       -

 XVI    周産期に発生した病態              2      -       2

XVII   先天奇形, 変形及び染色体異常           61      30      31

XVIII  症状、徴候及び異常臨床・異常検査所見     261     240      21

 XIX   損傷及び中毒                 1603     1327     276

 XXI   保健サ−ビスの利用                89      87      2

  特定疾患        (再々掲)         2038     1579     459


                          構成割合

                           (%)  老人    健康
                                保健法   保険法等

    総                        数          100.0    100.0    100.0

   I  感染症及び寄生虫症               0.5     0.5     0.7

  II  新生物                     5.0     4.7     8.0
       悪性新生物   (再掲)             4.0     3.9     5.4

 III  血液及び造血器の疾患並びに免疫機構障害    0.2     0.3     0.1

  IV  内分泌,栄養及び代謝疾患           3.2     3.3     2.6
       糖尿病     (再掲)          2.8     2.9     1.9

   V  精神障害及び行動の障害            6.5     5.8     13.1
       痴呆      (再掲)         4.7     5.1     0.7
       精神分裂病   (再掲)          1.0     0.1      9.5

  VI  神経系の疾患                 9.9     8.2     25.2
       パーキンソン病 (再掲)         3.6     3.8     2.3

 VII  眼及び付属器の疾患               0.1     0.1     0.1

VIII  耳及び乳様突起の疾患              0.0     0.0      -

  IX  循環系の疾患                 53.7     56.4     28.6
       高血圧性疾患  (再掲)         6.2     6.8     0.5
       心疾患     (再掲)         5.2     5.6     0.7
       脳血管疾患   (再掲)         41.5     43.1     27.0

   X  呼吸系の疾患                 3.8     4.0     1.9

  XI   消化系の疾患                 1.3     1.3     0.8

 XII   皮膚及び皮下組織の疾患            0.6     0.6     0.3
       褥瘡      (再掲)          0.5     0.5     0.2

XIII   筋骨格系及び結合組織の疾患          7.6     7.7     7.1
       骨の密度及び構造の障害(再掲)       1.2     1.4     0.2

 XIV   泌尿生殖系の疾患               1.6     1.6     1.4

  XV   妊娠, 分娩及び産褥                -       -      -

 XVI   周産期に発生した病態              0.0      -     0.1

 XVII  先天奇形, 変形及び染色体異常          0.2     0.1     0.9

 XVIII 症状、徴候及び異常臨床・異常検査所見     0.8     0.8     0.6

   XIX 損傷及び中毒                 4.7     4.3     8.4

   XXI 保健サ−ビスの利用             0.3     0.3     0.1

  特定疾患        (再々掲)         6.0     5.1     13.9


3 痴呆の状況
  (1) 痴呆の程度別利用者数
    痴呆の状況をみると、「痴呆あり」は50.2% であり、程度をみると「軽度」が最
    も多く21.9% となっている。
     老人保健法の利用者でみると、「痴呆あり」は53.4% であり、程度では「軽度」
    が23.4% となっている。(表14)

表14 痴呆の状況別にみた利用者数

                                         平成7年6月
          利用者数               構成割合
           (人)   老人保健法   (%)   老人保健法  平成6年
                 (再掲)          (再掲)

 総        数       34093      30801      100.0     100.0      100.0

 痴呆あり        17 113     16 449       50.2      53.4       54.6
    軽 度       7483       7221       21.9      23.4      24.1
   中等度       5749       5567       16.9      18.1      17.7
   高 度       3699       3493       10.8      11.3      11.6
   程度不詳      182       168       0.5      0.5       1.2
 痴呆なし         16980      14352       49.8      46.6      45.4


  (2)痴呆を有する者の日常生活自立度
   痴呆がある者の日常生活自立度をみると、痴呆はあるが自立している者(ランク
   IとランクIIを合わせた者。)は45.0% 、痴呆のため介護を必要とする者(ランクIII
  とランクIVを合わせた者。)は49.7% であり、専門医療を必要とする者(ランクM)
  は4.2%となっている。


注: ランク区分は「痴呆性老人の日常生活自立度判定基準」(厚生省)による。
+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+
|ランクI…何らかの痴呆を有するが、日常生活は家庭内  │
|      及び社会的にほぼ自立している。      │
|ランクII…日常生活に支障を来すような症状・行動や意 │
|      志疎通の困難さが多少見られても、誰かが  │
|     注意していれば自立できる。        │
|ランクIII…日常生活に支障を来すような症状・行動や意│
|    志疎通の困難さがときどき見られ、介護を  │
|       必要とする。               │
|      (食事、排泄等が上手にできない、徘徊、  │
|       失禁等)               │
|ランクIV…日常生活に支障を来すような症状・行動や意 │
|    志疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を │
|     必要とする。               │
|ランクM…著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身 │
|    体疾患が見られ、専門医療を必要とする。  │
+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+


4 寝たきり度(日常生活自立度)の状況(6歳未満は除く。)

  老人保健法の利用者では、寝たきり者(ランクBとランクC)は 63.1%であり、う
  ち「ランクC」が 36.0%となっている。
  健康保険法等の特定疾患の利用者では、寝たきり者は72.8% 、その他の利用者では
  63.8%となっている。(表15)


表15  寝たきり度別利用者数

                                平成7年6月

           総数    ランクJ  ランクA  ランクB


  総数         34072      3515      8791     9044

  老人保健法      30801      2888      8131     8340

  健康保険法等     3271     627     660     704
    特定疾患       459       30       91     123
    精神分裂病    312     300       6       2
    その他       2500     297     563     579

                  構成割合(%)
  総数        100.0     10.3     25.8     26.5

  老人保健法     100.0      9.4     26.4     27.1

  健康保険法等     100.0     19.2     20.2     21.5
    特定疾患     100.0      6.5     19.8     26.8
    精神分裂病   100.0     96.2      1.9      0.6
    その他      100.0     11.9     22.5     23.2


           ランクC  不詳    寝たきり者
                       (再掲)

  総数         12332     390       21376

  老人保健法      11103     339       19443

  健康保険法等     1229      51      1933
    特定疾患      211      4      334
    精神分裂病      2       2       4
    その他       1016      45      1595

             構成割合(%)
  総数         36.2     1.1      62.7

  老人保健法      36.0     1.1      63.1

  健康保険法等     37.6     1.6      59.1
    特定疾患      46.0     0.9      72.8
    精神分裂病    0.6     0.6      1.3
    その他       40.6     1.8      63.8


+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+
│ ランクJ…何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する│
│ ランクA…屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない     │
│ ランクB…屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であ│
│    るが座位を保つ。                         │
│ ランクC…1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する   │
│ 寝たきり者…ランクBとランクCを合わせたもの              │
+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+


5 日常生活活動(ADL)の状況(6歳未満は除く。)
  各項目別の要介助者の割合をみると、「入浴」が老人保健法の利用者で90.6% 、健
  康保険法等の特定疾患の利用者では92.2% 、健康保険法等のその他の利用者では88.7
  %と最も多く、次いで「移動」、「着替」の順となっている。
    また、要介助項目数をみると、全項目要介助の者は老人保健法の利用者で  52.8%
  健康保険法等の特定疾患の利用者で66.9% となっている。(表16)


表16 日常生活活動(ADL)別要介助者数
                                                    平成7年6月

          総    入    移    着    整    排    食    車
               浴    動    替    容    泄    事    椅
           数                                  子

老人保健法     30801   27914   25344   23745   23343   22636   17549   12047

健康保険法等     3271    2706    2436    2395    2352    2192    1876    1537
  特定疾患     459    423    405    382    374    370    328    263
  精神分裂病    312    66     6    60    80     7    25     2
  その他      2500    2217    2025    1953    1898    1815    1523    1272
                 構成割合           (%)
老人保健法     100.0    90.6    82.3    77.1    75.8    73.5    57.0    39.1

健康保険法等    100.0    82.7    74.5    73.2    71.9    67.0    57.4    47.0
  特定疾患    100.0    92.2    88.2    83.2    81.5    80.6    71.5    57.3
  精神分裂病   100.0    21.2     1.9    19.2    25.6     2.2    8.0    0.6
  その他     100.0    88.7    81.0    78.1    75.9    72.6    60.9    50.9


6 1か月間の訪問看護の利用状況
  (1) 訪問回数と看護時間
    訪問回数階級別にみると、「3〜4回」が 31.7%と最も多く、次いで「1〜2
     回」が22.3% となっており、1人当たり訪問回数は 5.6回であるが健康保険法等
     の利用者で疾患別に訪問回数をみると、特定疾患が 7.4回、精神分裂病が3.7回と
     なっている。
    また、1回当たり看護時間は 1時間 7分となっており、健康保険法等の利用者
     で疾患別にみると、特定疾患は 1時間19分であるが、精神分裂病は45分と短くな
     っている。(表17、表18)
 NO4に続く
  問い合わせ先 厚生省大臣官房統計情報部
         保健社会統計課保健統計室
     担 当 老人保健統計第2係
     電 話 (代)3260-3181


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