厚生労働省では、平成１５年６月３０日財政制度等審議会財政制度分科会法制・公会計部会の取りまとめによる「新たな特別会計財務書類について」に基づき、特別会計の財務内容について各特別会計の財務書類を公表しているところですが、同審議会において、新たな特別会計財務書類の作成基準を見直し、その基準をもとに一般会計と特別会計の各財務書類を合算した全体の財務状況について検討を行い、平成１６年６月１７日「省庁別財務書類の作成について」を取りまとめ、今般、『厚生労働省平成１４年度省庁別財務書類』を作成しました。
　なお、厚生労働省、厚生保険特別会計（年金勘定）及び国民年金特別会計（国民年金勘定）の貸借対照表において、「公的年金預り金」という科目が負債の部に計上されておりますが、当該科目の考え方等については、下記「＊公的年金預り金等について」を参照願います。
　また、当該作成基準については「公会計に関する基本的な考え方」に基づき、同審議会において今後検討を進め、その内容の見直しが行われることが示唆されており、今回作成した財務書類も見直しを行う可能性があります。