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(5−3−II)
モニタリング結果報告書
平成15年8月

政策体系 番号
基本目標 労働者の職業能力の開発及び向上を図るとともに、その能力を十分に発揮できるような環境を整備すること
施策目標 労働者の就業状況等に対応した多様な職業訓練・教育訓練の機会の確保を図ること
II 若年者の職業能力開発を推進すること
担当部局・課 主管部局・課 職業能力開発局能力開発課
関係部局・課 職業能力開発局育成支援課、キャリア形成支援室、 職業意識啓発推進室
実績目標1 職業能力開発大学校等の有する訓練ノウハウを活用し、時代のニーズにあった高度で専門的な訓練を実施し、就職を促進すること
(実績目標を達成するための手段の概要)
 高卒者等に対する高度な職業訓練(専門課程)、専門課程修了者等に対する高度で専門的かつ応用的な職業訓練(応用課程)を実施し、就職を促進する。
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
 受講者数(人) 7,166 7,641 7,567 7,381
(計画達成率(%)) (118.5) (118.6) (118.8) (118.9)
(備考)
 上記評価指標に係る数値は、高度で専門的な訓練(専門課程、応用課程)を実施する職業能力開発総合大学校東京校、職業能力開発大学校(附属職業能力開発短期大学校を含む。)並びに職業能力開発短期大学校に係る受講者数及び入校率(定員に占める入校者の割合)である。
 (資料出所 厚生労働省「職業能力開発定例業務統計報告」)
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
 就職率(%) 90.5 92.7 88.3 89.6
(備考)
 就職率は、就職者数を(修了者数−進学者数)で除して算出。
 (資料出所 厚生労働省「職業能力開発定例業務統計報告」)
実績目標2 大学等を卒業した未就職者、学卒早期離職者、不安定就労若年者に対し、早期の就職や安定就労への移行を図るために必要な職業訓練を実施すること
(実績目標を達成するための手段の概要)
(1)未就職卒業者に対する能力開発の支援
 高校・大学等を卒業した未就職者(未就職卒業者)に対し、早期の就職を図るため、在学中に習得した能力に加えて職業に必要な実務能力を高めるための職業訓練を民間教育訓練機関等に委託して実施する。
(2)学卒早期離職者に対する能力開発の推進
 高校・大学等を卒業した者の新規就職に係る離職者(学卒早期離職者)に対し、フリーター化を防ぎ、早期の安定就労への移行を図るため、職業意識の啓発や自らの職業適性の把握を行うとともに、職業能力開発大学校や民間教育訓練機関を活用した職業訓練、事業主による実習訓練を一体的に実施する。
(3)不安定就労若年者に対する職業能力開発支援の実施
 長期にわたり不安定な就労状態を続ける不安定就労若年者(いわゆるフリーター)に対し、早期に内容の伴った安定した就労への移行を図るため、職業意識の啓発や、自らの職業適性の把握を行うとともに、職業能力開発大学校や民間教育訓練機関を活用した職業訓練、事業主による実習訓練を一体的に実施する。
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
未就職卒業者 受講者数(人) 816 2,442 1,801 1,613
(計画達成率(%)) (81.6) (40.7) (45.0) (44.8)
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
学卒早期離職者 受講者数(人)
(計画達成率(%))
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
不安定就労若年者 受講者数(人)
(計画達成率(%))
(備考)
 評価指標の学卒早期離職者及び不安定就労若年者に対する能力開発は、平成15年度からの事業である。
(資料出所 厚生労働省「職業能力開発定例業務統計報告」)
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
未就職卒業者 就職率(%) 77.7 70.4 66.4 55.8
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
学卒早期離職者 就職率(%)
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
不安定就労若年者 就職率(%)
(備考)
 評価指標の未就職卒業者に対する能力開発の支援に係る就職率は、平成13年度までは21都道府県を対象としたサンプル調査であり、平成14年度は全数調査である。
 評価指標の学卒早期離職者及び不安定就労若年者に対する能力開発は、平成15年度からの事業である。
(資料出所 平成13年度までは雇用・能力開発機構作成資料により、平成14年度は厚生労働省「職業能力開発定例業務統計報告」による)
実績目標3フリーター等若年者が職業意識を高めるために活動できる拠点(「ヤングジョブスポット」)を大都市部に設置し、職業意識を高めるための自主的なグループ活動への支援等を通じ、若年者のキャリア形成支援を行うこと
(実績目標を達成するための手段の概要)
 フリーター等の職業意識を高め、適職選択やキャリア形成を促すため、フリーター等若年者が集中する都市に「ヤングジョブスポット」を開設し、(1)支援対象者同士が職業に関する情報交換を行える場の提供、(2)職場見学、職業に関するディスカッション等、自主的なグループ活動の支援、(3)インターネット、ビデオ等を活用した職業に関する情報の提供、(4)適職選択・キャリア形成に関する相談等により、若年者のキャリア形成支援を行う。
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
来所者数 185
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
来所者へのアンケート調査の結果
(備考)
・ 平成14年の実績は、愛知(H15.3.24開所)のみ。
実績目標4 在学中から職業に対する意識を啓発するため、学校等と連携して「総合的な学習の時間」などを活用し、中高生が自ら職業情報の収集、職業体験等を行う「仕事ふれあい活動支援事業」を実施すること
(実績目標を達成するための手段の概要)
 中高生に職業の実態に触れる機会を提供し、職業に対する意識を啓発していくために、中高生が自ら職業の実態を実感するための見学、体験等の活動を行うとともに、その活動を取りまとめ、同世代の中高生にその情報を発信していく活動(中高生仕事ふれあい活動)を支援する事業を各都道府県において実施する。
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
事業実施状況(校)
(備考)
・ 平成15年度より事業を開始するため、現段階では実績はない。
実績目標5 若年者に対するキャリア形成支援を総合的に行う中核的な拠点として「私のしごと館」を運営すること
(実績目標を達成するための手段の概要)
 若年者を中心に様々な職業体験機会を提供するとともに、職業に関する情報提供や職業生活設計に関する相談・援助を行うなど、学校、企業、地域社会や他の若年者支援施設・機関とも連携しながら、キャリア形成を総合的に支援することを目的として、職業体験機会を提供する設備やその手法、職業に関する様々な情報を提供する総合的なライブラリィ、相談・援助に関するプログラム・ツール等の開発等を行い、平成15年3月30日に「私のしごと館」(京都府関西文化学術研究都市)の運営を開始した。
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
「私のしごと館」建設及び設備に係る準備状況の割合 2割 5割 8割 10割
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
プログラム・ツールの開発等の準備 状況の割合 3割 4割 6割 8割 10割
(評価指標) H10 H11 H12 H13 H14
同館の実施する事業の対象者数(人) 3,282
(備考)
・建設等準備状況について
  平成9年度は建築及び展示・体験設備の実施設計
  平成10年度は土地の造成工事
  平成11年度〜平成14年度は建築及び展示・体験設備の整備
・プログラム・ツールの開発等の準備については平成6年度から実施
・平成14年度は3月30日(運営開始日)及び31日の2日間の利用者数


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