2 子育ての意識
(1) 子どもを育てていてよかったと思うこと
子どもを育てていてよかったと思うこと(複数回答)の変化を、母の就業の有無別に比較すると、「子どもを通して自分の友人が増えた」では「ずっと無職」の割合が高く、「毎日の生活にはりあいがある」では「ずっと有職」の割合が高くなっている(図16)。
図16 母の就業の有無別にみた主な子どもを育てていてよかったと思うこと(複数回答)
![]() |
|
![]() |
注:1)母と同居している、第1回調査から第6回調査まで回答を得た者(総数35,363)を集計。 2)「子どもの成長によろこびを感じる」は、第1回調査、第2回調査では調査していない。 3)「子どものおかげで家庭が明るい」は、第1回調査は「家庭が明るくなった」であり、第2回調査は調査していない。 4)「子どもとのふれあいが楽しい」、「家族の結びつきが深まった」は、第1回調査では調査していない。 5)「毎日の生活にはりあいがある」は、第1回調査は「生活にはりあいができた」、第2回調査は「毎日の生活にはりあいができた」である。 |
(2) 子どもを育てていて負担に思うことや悩み
子どもを育てていて負担に思うことや悩み(複数回答)の変化を、母の就業の有無別に比較すると、「子育てによる身体の疲れが大きい」、「目が離せないので気が休まらない」は「ずっと無職」の割合が高く、「仕事や家事が十分にできない」は、「ずっと有職」の割合が高くなっている。また、第4回調査以降「子育てで出費がかさむ」は「ずっと無職」の割合が高くなり、「自分の自由な時間が持てない」は「ずっと有職」の割合が高くなっている。母の就業の有無により、負担に思うことや悩みに差が出ている。(図17)
図17 母の就業の有無別にみた主な子どもを育てていて負担に思うことや悩み(複数回答)
![]() |
|
![]() |
注:1)母と同居している、第1回調査から第6回調査まで回答を得た者(総数 35,363)を集計。 2)「仕事や家事が十分にできない」は、第1回調査、第2回調査では「仕事が十分にできない」である。 3)「目が離せないので気が休まらない」は、第1回調査では調査していない。 |