6  後発医薬品の使用状況

薬剤点数に占める後発医薬品の点数の割合をみると、入院5.2%、院内処方9.7%、院外処方5.5%となっている。

また、薬剤種類数に占める後発医薬品の種類数の割合をみると、入院17.2%、院内処方24.5%、院外処方16.4%となっている。

後発医薬品の薬効分類別薬剤点数の割合をみると、入院では「血液・体液用薬」が最も多く、院内処方では「循環器官用薬」、院外処方では「ビタミン剤」が最も多くなっている。(表20、図22)


表20  入院 - 院内処方 - 院外処方別にみた後発医薬品の使用状況

(各年6月審査分)
  平成17年
( 2005 )
18
( 2006 )
19
( 2007 )
 
一般医療 老人医療 病院 診療所
薬剤点数に占める
後発医薬品の    
点数の割合(%)
総数 5.9 6.6 6.8 6.6 6.9 4.5 8.8
入院 4.9 5.1 5.2 4.9 5.7 4.9 10.4
院内処方(入院外・投薬) 8.0 9.0 9.7 9.5 10.0 4.8 12.4
院外処方(薬局調剤) 4.7 5.3 5.5 5.4 5.6 4.3 6.7
薬剤種類数に
占める後発医薬品の
種類数の割合2)(%)
総数 17.7 19.0 19.3 19.0 20.1 14.6 21.5
入院 15.1 15.0 17.2 17.3 17.1 16.6 23.4
院内処方(入院外・投薬) 21.9 23.9 24.5 24.0 25.6 16.0 26.8
院外処方(薬局調剤) 15.0 16.1 16.4 16.1 17.2 13.7 17.8
注:1)  入院及び院内処方は、「投薬」の出現する明細書を集計の対象としている。ただし、「処方せん料」を算定している明細書、「投薬」「注射」を包括した診療行為が出現する明細書及びDPCに係る明細書は除く。
2)
 薬剤種類数に占める後発医薬品の種類数の割合
後発医薬品種類数
―――――――――
薬剤種類数
× 100


図22  入院 - 院内処方 - 院外処方別にみた主な後発医薬品の薬効分類別薬剤点数の割合
  (平成19年6月審査分)


図22 入院 - 院内処方 - 院外処方別にみた主な後発医薬品の薬効分類別薬剤点数の割合
注:  入院及び院内処方は、「薬剤」の出現する明細書を集計の対象としている。ただし、「処方せん料」を算定している明細書、「投薬」「注射」を包括した診療行為が出現する明細書及びDPCに係る明細書は除く。

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