〔院外処方〕
 9  院外処方率

医科の入院外における院外処方率は、総数で59.8%となっており、前年に比べ5.2ポイント上昇して いる。これを病院・診療所別にみると、病院69.2%、診療所56.8%となっており、前年に比べそれぞれ 6.9ポイント、5.1ポイント上昇している。

病院を種類別にみると、「特定機能病院」74.3%が最も高く、診療所の診療科目別では、「耳鼻いん こう科」74.8%が最も高くなっている。(表12、図13)


図13  病院 - 診療所別にみた医科の院外処方率の年次推移

(各年6月審査分)
図13  病院 - 診療所別にみた医科の院外処方率の年次推移

注: 院外処方率=          処方せん料の算定回数       
(処方料+処方せん料)の算定回数
 ×100
表12  病院の種類−診療所の診療科目別院外処方率
(各年6月審査分)
  平成19年
(2007)
平成18年
(2006)
増 減
  ポイント
医科総数 59.8 54.6 5.2
病院 69.2 62.3 6.9
精神科病院 37.2 38.6 △    1.4
特定機能病院 74.3 71.1 3.2
療養病床を有する病院 72.1 57.7 14.5
一般病院 69.4 65.8 3.6
診療所 56.8 51.7 5.1
内科 52.9 47.6 5.3
精神科又は神経科 72.8 67.8 5.0
小児科 64.3 61.9 2.3
外科 49.3 43.5 5.9
整形外科 55.9 49.4 6.5
皮膚科 63.2 63.6 △    0.4
泌尿器科 55.0 52.9 2.1
産婦人科 26.8 23.9 2.9
眼科 66.3 59.8 6.5
耳鼻いんこう科 74.8 66.2 8.6
その他 59.3 55.7 3.6
注:  「その他」は、主として人工透析を行っている診療所、または、主たる診療科目が
 「内科」から「耳鼻いんこう科」以外の診療所である。

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