II | 薬剤の使用状況 |
1 | 薬剤料の比率 医科総点数に占める薬剤料の割合は、総数で22.1%、入院12.3%、入院外33.5%となっており、そのうち、「投薬」及び「注射」で使用された薬剤料の割合は、それぞれ、19.8%、10.4%、30.6%となっている。 前年と比較すると、医科総点数に占める薬剤料の割合は、総数で0.5ポイント、入院で0.9ポイント、入院外で0.3ポイント上昇している。 歯科総点数に占める薬剤料の割合は、総数で1.1%となっている。 薬局調剤総点数に占める薬剤料の割合は、総数で71.8%となっており、前年に比べ、0.9ポイント上昇している。 また、薬局調剤分を医科、歯科それぞれに合算して求めた薬剤料の割合は、医科総数で28.7%、歯科総数で1.3%となっている。(表13) |
表13 | 医科(入院−入院外)−歯科−薬局調剤別薬剤料の比率の年次推移 |
(単位:%) | (各年6月審査分) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注:1) | 「処方せん料」を算定している明細書、「投薬」「注射」を包括した診療行為が出現する明細書及びDPCに係る明細書は除外してある。ただし、「薬局調剤分(調剤報酬明細書分)を含めた場合」は「投薬」「注射」を包括した診療行為が出現する明細書及びDPCに係る明細書のみ除外してある。 |
2) | 「薬局調剤分(調剤報酬明細書分)を含めた場合」では、薬局調剤分の総点数、薬剤料を医科、歯科にそれぞれ合算している。 |
3) | 「薬剤料」とは、総点数に占める「投薬」「注射」及びその他の診療行為の中の薬剤点数の割合である。ただし、「薬局調剤分(調剤報酬明細書分)を含めた場合」では、薬局調剤分の内服薬及び外用薬を「投薬」に、注射薬を「注射」に合算している。 |
4) | 「その他の薬剤料」とは、総点数に占める、「在宅医療」「検査」「画像診断」「リハビリテーション」「精神科専門療法」「処置」「手術」及び「麻酔」の中で使用された薬剤点数の割合である。 |
5) | 入院時食事療養費(円)は、点数換算(入院時食事療養費÷10)して総点数に含めている。 |