2 | 一般医療と老人医療別にみた診療行為の状況 |
(1) | 入院における1件当たり点数は、一般医療32,876.9点、老人医療39,206.0点となっている。 1日当たり点数は、一般医療2,280.6点、老人医療2,070.9点で、年齢階級別にみると、「0〜14歳」2,912.2点が最も高く、次いで「70〜79歳」2,335.5点となっており、「80歳以上」1,916.3点が最も低くなっている。診療行為別の構成割合をみると、老人医療は、一般医療と比べ「入院料等」「処置」の割合が多く、「診断群分類による包括評価等」「手術」の割合は少なくなっている。 1件当たり日数は、一般医療14.42日、老人医療18.93日となっている。(表3、図3) |
表3 | 一般医療−老人医療−年齢階級別にみた入院の診療行為別 1件当たり点数、1日当たり点数、1件当たり日数 |
(平成16年6月審査分)
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図3 | 一般医療−老人医療別にみた入院の診療行為別1日当たり点数の構成割合 |
(平成16年6月審査分)
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注: | その他の行為は、「初・再診」「指導管理等」「在宅医療」「精神科専門療法」「麻酔」及び「放射線治療」である。 |
(2) | 入院外における1件当たり点数は、一般医療1,145.8点、老人医療1,607.4点となっている。 1日当たり点数は、一般医療659.9点、老人医療721.6点で、年齢階級別にみると、「40〜69歳」768.2点が最も高く、次いで「70〜79歳」680.8点となっており、「0〜14歳」472.6点が最も低くなっている。診療行為別の構成割合をみると、老人医療は、一般医療と比べ「在宅医療」「投薬」の割合が多く、「初・再診」「検査」の割合は少なくなっている。 1件当たり日数は、一般医療1.74日、老人医療2.23日となっている。(表4、図4) |
表4 | 一般医療−老人医療−年齢階級別にみた入院外の診療行為別 1件当たり点数、1日当たり点数、1件当たり日数 |
(平成16年6月審査分)
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図4 | 一般医療−老人医療別にみた入院外の診療行為別1日当たり点数の構成割合 |
(平成16年6月審査分)
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注: | その他の行為は、「リハビリテ−ション」「精神科専門療法」「手術」「麻酔」「放射線治療」及び「入院料等」である。 |