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平成22年度 介護給付費実態調査の概況
結果の概要
5 施設サービスの状況
(1)要介護状態区分別にみた単位数・受給者1人当たり費用額
各施設サービスの1年間の単位数は、介護福祉施設サービスが最も高く、次いで介護保健施設サービス、介護療養施設サービスとなっている。なお、要介護状態区分別にみると、介護福祉施設サービスでは「要介護4」「要介護5」の割合が多く、介護保健施設サービスでは「要介護3」「要介護4」の割合が多く、介護療養施設サービスでは「要介護5」の割合が多くなっている。(表12)
また、施設サービス受給者1人当たり費用額をみると、いずれの施設サービスも要介護状態区分が高くなるほど費用額も高くなっており、特に介護療養施設サービスではその差が大きい(図9)。
表12 施設サービス別にみた要介護状態区分別単位数
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図9 要介護状態区分別にみた施設サービス別受給者1人当たり費用額

(2)退所(院)者の入所(院)期間別割合
平成23年3月中に退所(院)した施設サービス受給者について、要介護状態区分別に入所(院)期間の割合をみると、介護福祉施設サービスでは、いずれの要介護状態区分でも1年〜5年未満の割合が最も多く、次いで5年以上が多い。
介護保健施設サービスでは、要介護状態区分別にあまり差はみられない。
介護療養施設サービスでは、「要介護1」「要介護2」では90日未満の割合が多く、「要介護4」「要介護5」では、1年〜5年未満の割合が多い。(図10)
図10 施設サービス・要介護状態区分別にみた退所(院)者の入所(院)期間別構成割合

注:介護福祉施設サービスには、地域密着型介護老人福祉施設サービスを含む。
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