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平成22年度 介護給付費実態調査の概況
結果の概要
３ 居宅サービスの状況
（１）利用状況
平成23年４月審査分における平均利用率（居宅サービス受給者平均給付単位数の支給限度基準額（単位）に対する割合）を要介護(要支援)状態区分別にみると、「要介護５」60.9％が最も高く、次いで「要介護４」58.5％、「要介護３」54.6％となっている（図３）。
また、居宅サービス種類別に受給者の要介護(要支援)状態区分別利用割合（居宅サービス種類別受給者数の居宅サービス受給者数に対する割合）をみると、訪問介護及び通所介護はいずれの要介護(要支援)状態区分でも３割を超えている。訪問看護は、要介護(要支援)状態区分が高くなるに従って利用割合も高くなっている。（図４）
図３ 居宅サービス受給者の平均給付単位数・平均利用率
図４ 居宅サービス種類別にみた受給者の要介護(要支援)状態区分別利用割合
（２）訪問介護
平成23年４月審査分の訪問介護受給者について要介護状態区分別に訪問介護内容類型の割合をみると、要介護１では「生活援助」64.2％、要介護５では「身体介護」84.7％となっており、要介護状態区分が高くなるに従って「身体介護」の利用割合が高くなり、「生活援助」の利用割合は低くなっている（図５）。
図５ 要介護状態区分別にみた訪問介護内容類型別受給者数の割合
（３）通所介護・通所リハビリテーション
平成23年４月審査分の通所介護と通所リハビリテーションの受給者数を要介護状態区分別にみると、「要介護１」〜「要介護３」が約８割となっている（表９、図６）。
表９ 通所介護−通所リハビリテーションの要介護状態区分別受給者数及び割合
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図６ 通所介護−通所リハビリテーションの要介護状態区分別受給者数の割合
（４）福祉用具貸与
福祉用具貸与種目別に、１年間の単位数の割合をみると、「特殊寝台」が33.7％、「車いす」 が21.2％となっており、「特殊寝台付属品」及び「車いす付属品」を含めると、特殊寝台及び車いすの貸与が全体の約７割を占めている（表10）。
また、平成23年４月審査分の要介護（要支援）状態区分別件数の割合をみると、「体位変換器」や「床ずれ防止用具」で要介護５の割合が高くなっている（図７）。
表10 福祉用具貸与種目別にみた件数・単位数
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図７ 福祉用具貸与種目別にみた要介護(要支援)状態区分別件数の割合
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平成23年4月審査分 
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