3 居宅サービスの状況
(1) | 利用状況 平成16年4月審査分における平均利用率(居宅サービス受給者平均給付単位数の支給限度基準額(単位)に対する割合)を要介護状態区分別にみると、「要介護4」52.1%、「要介護5」52.0%、「要介護3」49.2%などとなっている(図4)。 また、要介護状態区分別に居宅サービス受給者のサービス種類別利用割合をみると、訪問介護はいずれの要介護状態区分でも約4割〜5割となっており、訪問看護は要介護状態区分が高くなるに従って利用割合も高くなっている(図5)。 |
平成16年4月審査分 | |||||
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平成16年4月審査分 |
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(2) | 訪問介護 平成16年4月審査分の訪問介護受給者について要介護状態区分別に訪問介護内容類型の割合をみると、要支援では「生活援助」86.7%、要介護5では「身体介護」82.1%などとなっており、要介護状態区分が高くなるに従って「身体介護」の利用割合が高くなり、「生活援助」の利用割合は低くなっている(図7)。 |
平成16年4月審査分 | ||
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(3) | 通所介護・通所リハビリテーション 1年間の通所サービスについて所要時間別利用回数の割合をみると、通所介護、通所リハビリテーションとも「6時間以上〜8時間未満」が最も多くなっている(表5)。 |
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(4) | 短期入所サービス 短期入所サービス利用者の1年間の1人当たり利用実日数を要介護状態区分別にみると、「要介護1」が20.7日、「要介護2」が26.9日、「要介護5」が56.0日などとなっており、要介護状態区分が高くなるに従って利用実日数も多くなっている(表6)。 |
平成15年5月審査分〜平成16年4月審査分 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注: | 1) | 短期入所生活介護、短期入所療養介護の受給者について名寄せを行い、1年間に要介護状態区分の変更がなかった者について集計している。 |
2) | 「平成14年」は、平成14年5月審査分から平成15年4月審査分までの1年間について集計している。 |