結果の概要

Ⅳ　介　護　の　状　況

　要介護者等を年齢階級別にみると、「80～84歳」が23.9％で最も多く、次いで「85～89歳」が22.8％となっている。
　性別にみると、男32.8％、女67.2％と女が多くなっている。(表23)

表23　性・年齢階級別にみた要介護者等の構成割合

平成22年

(単位：％)
性	総数		40～64歳	65～69	70～74	75～79	80～84	85～89	90歳以上	(再掲)65歳以上
総数	[100.0]	100.0	4.5	5.1	9.3	16.6	23.9	22.8	17.8	95.5
男	[32.8]	100.0	6.5	7.4	14.5	19.4	23.7	15.9	12.5	93.5
女	[67.2]	100.0	3.5	4.0	6.7	15.3	24.0	26.2	20.4	96.5

注：「総数」には、要介護者等の年齢不詳を含む。

　介護が必要となった主な原因を要介護度別にみると、要支援者では「関節疾患」が19.4％で最も多く、次いで「高齢による衰弱」が15.2％となっている。要介護者では「脳血管疾患(脳卒中)」が24.1％で最も多く、次いで「認知症」が20.5％となっている。(表24)

表24　要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合

平成22年

(単位：％)
要介護度	総数	脳血管疾患 (脳卒中)	認知症	高齢による衰弱	関節疾患	骨折・転倒	心疾患 (心臓病)	パーキンソン病	糖尿病	呼吸器疾患	悪性新生物 (がん)	視覚・聴覚障害	脊髄損傷	その他	不明	不詳
総数	100.0	21.5	15.3	13.7	10.9	10.2	3.9	3.2	3.0	2.8	2.3	2.1	1.8	7.5	0.9	0.9
要支援者	100.0	15.1	3.7	15.2	19.4	12.7	6.1	2.4	3.5	3.5	2.3	2.5	1.9	9.1	1.6	1.0
要支援1	100.0	11.1	4.1	15.9	21.8	12.7	6.8	2.2	3.6	4.3	2.5	2.2	1.6	8.0	2.1	1.1
要支援2	100.0	18.4	3.4	14.7	17.5	12.8	5.4	2.6	3.4	2.9	2.2	2.7	2.1	10.0	1.1	0.9
要介護者	100.0	24.1	20.5	13.1	7.4	9.3	3.2	3.6	2.8	2.5	2.2	1.9	1.7	6.6	0.4	0.5
要介護1	100.0	16.5	22.0	14.5	8.7	8.9	6.2	3.0	3.7	3.2	2.9	2.8	1.5	4.9	0.4	0.9
要介護2	100.0	22.4	19.0	13.9	9.6	10.2	2.6	2.7	3.3	2.6	1.3	2.6	1.3	7.6	0.2	0.7
要介護3	100.0	26.4	22.5	11.6	6.4	8.4	2.6	3.9	2.1	1.7	2.8	1.0	1.3	8.2	0.7	0.6
要介護4	100.0	30.3	19.3	9.7	6.3	11.1	1.5	3.3	2.3	2.1	2.6	1.7	3.6	5.6	0.7	-
要介護5	100.0	33.8	18.7	15.0	2.3	7.5	1.1	7.7	1.5	3.2	1.2	-	1.4	6.3	0.2	-

注：「総数」には、要介護度不詳を含む。