4 所得の種類別の状況
所得の種類別1世帯当たり平均所得金額の構成割合をみると、全世帯では「稼働所得」が 76.9%、「公的年金・恩給」が 18.0%であるが、高齢者世帯では「公的年金・恩給」が 70.6%、「稼働所得」が 17.7%となっている(表7)。
公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のなかで「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は 63.5%となっている(図11)。
表7 所得の種類別1世帯当たり平均所得金額及び構成割合
総所得 | 稼働所得 | 公的年金・ 恩給 |
財産所得 | 年金以外の 社会保障 給付金 |
仕送り・ 企業年金・ 個人年金・ その他の所得 |
|
1世帯当たり平均所得金額(単位:万円) | ||||||
全世帯 | 547.5 | 421.1 | 98.6 | 12.4 | 3.1 | 12.3 |
高齢者世帯 | 297.0 | 52.6 | 209.8 | 17.7 | 3.2 | 13.7 |
児童のいる世帯 | 688.5 | 641.5 | 32.0 | 5.4 | 3.8 | 5.8 |
1世帯当たり平均所得金額の構成割合(単位:%) | ||||||
全世帯 | 100.0 | 76.9 | 18.0 | 2.3 | 0.6 | 2.2 |
高齢者世帯 | 100.0 | 17.7 | 70.6 | 6.0 | 1.1 | 4.6 |
児童のいる世帯 | 100.0 | 93.2 | 4.6 | 0.8 | 0.6 | 0.8 |
図11 公的年金・恩給を受給している高齢者世帯における公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合
