厚生労働省


7 今後の治療・療養の希望(入院患者のみ)

(1)今後の治療・療養

入院患者について、今後の治療・療養の希望をみると、「完治するまでこの病院に入院していたい」は45.9%で、前回(54.8%)に比べ8.9ポイント低下し、「自宅から病院や診療所に通院しながら、治療・療養したい」は23.8%で、前回(16.5%)に比べ7.3ポイント上昇している(表9)。

表9 病院の種類別にみた入院患者の今後の治療・療養の希望

表9 病院の種類別にみた入院患者の今後の治療・療養の希望

(2)退院の許可が出た場合の自宅療養の見通し(複数回答)

今後、退院の許可がでた場合に「自宅で療養できる」と考える入院患者は50.0%で、前回(平成17年)に比べ8.4ポイント上昇しており、「自宅で療養できない」と考える入院患者は33.0%で前回(平成17年)に比べ4.5ポイント低下している。

病院の種類別にみると、特定機能病院では「自宅で療養できる」が66.6%、「自宅で療養できない」が18.5%となっており、療養病床を有する病院では「自宅で療養できる」が39.0%、「自宅で療養できない」が43.9%となっている。

「自宅で療養ができない」と考える入院患者について自宅療養を可能にする条件をみると、「家族の協力」48.0%、「入浴や食事などの介護サービス」36.2%、「療養のための改築など」31.5%となっている。

病院の種類別にみると、特定機能病院では「家族の協力」51.0%、「通院手段の確保」34.4%、「緊急時の病院や診療所への連絡体制」31.1%が多くなっている。療養病床を有する病院では、「家族の協力」47.8%、「入浴や食事などの介護サービス」39.6%、「療養のための改築など」33.8%が多くなっている。(表10)

表10 病院の種類別にみた入院患者の自宅療養の見通し・可能にする条件(複数回答)

表10 病院の種類別にみた入院患者の自宅療養の見通し・可能にする条件(複数回答)

(参考)  表11 平成17年 病院の種類別にみた入院患者の在宅療養の
見通し・可能にする条件(複数回答)

表11 平成17年 病院の種類別にみた入院患者の在宅療養の見通し・可能にする条件(複数回答)


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