厚生労働省


5 医師などから受けた診療に関する説明の状況・理解度

(1)医師などから受けた説明の状況(複数回答)

診察を受けた病気や症状について医師から「説明があった」と回答した外来患者は84.1%、入院患者は92.4%となっている(表7)。

説明の方法の組み合わせをみると、「口頭による説明」のみの患者が、外来、入院ともに最も多く、外来45.0%、入院29.2%となっている。「口頭による説明」と「診療記録」の2種類の説明があった外来患者は16.9%となっており、「口頭による説明」「説明文書」「診療記録」の3種類の説明があった入院患者は21.5%となっている。(図3、統計表3、統計表4)

表7 患者(外来・入院)の説明の状況(複数回答)

表7 患者(外来・入院)の説明の状況(複数回答)

図3 患者(外来・入院)への説明の方法の組み合わせ(複数回答)

図3 患者(外来・入院)への説明の方法の組み合わせ(複数回答)

(2)医師などから受けた説明の理解度

医師などから受けた説明の理解度を項目別にみると、「わかった」と回答した患者は、「病名・病状」が外来95.6%、入院94.7%で最も多く、次いで「治療の方法・期間」が外来90.7%、入院88.4%と多くなっている(図4、統計表5、統計表6)。

図4 説明項目別にみた患者(外来・入院)の理解度

図4 説明項目別にみた患者(外来・入院)の理解度


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