６ 説明の有無・説明内容
○ 説明を受けた者は外来では85.1%、入院では85.9%
（１）説明の有無
今回の病気について「詳しい説明を受けた」と「簡単な説明を受けた」を合わせた、「説明を受けた」者は、外来では85.1%（平成８年81.1％）、入院では85.9%（同84.6％）で、前回調査よりそれぞれ4.0ポイント、1.3ポイント増加している。
「詳しい説明を受けた」者は、外来で49.9%、入院で57.0%となっており、これを病院の種類別でみると、特定機能病院が外来57.6%、入院72.9%と最も多い。（図13）
図13 病院の種類別にみた説明の有無 平成11年10月
（２）説明を受けた内容（複数回答）
「説明を受けた」者について、その内容をみると「病名・病状」が外来75.3%、入院83.3%と最も多く、次いで「治療の方法」が外来58.4%、入院70.2%となっている。（図14）
病院の種類別に説明を受けた内容をみると、いずれの説明内容も特定機能病院、大病院の順に多くなっている。（表３）
図14 外来・入院別にみた受けた説明内容（複数回答） 平成11年10月
表３ 病院の種類別にみた受けた説明内容（複数回答）
| （単位：％） 平成11年10月 |
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（３）薬の説明に対する満足度
薬の説明を受けた者について、薬の効能及び薬の副作用の説明に対する満足している割合みると、「薬の効能」と「薬の副作用」両方の説明を受けた者の「満足」の割合は外来、入院ともに61.9%、61.8%と最も多く、次いで「薬の効能」、「薬の副作用」の順となっている。（図15）
図１５ 説明内容別にみた薬の説明に対する満足度 平成11年10月
