用語の定義
「調査年」
「第1回」〜「第4回」とは、それぞれの回の調査で把握した項目で、各調査年は次のとおり。
第1回(第1回調査) 平成17年
第2回(第2回調査) 平成18年
第3回(第3回調査) 平成19年
第4回(第4回調査) 平成20年
「配偶者」「夫婦」
事実上夫婦として生活しているが、婚姻届を提出していない者も含む。
「同居者の構成」
同居している者の続柄から分類している。「単独世帯」「夫婦のみの世帯」以外は、兄弟姉妹やその他の親族がいる場合を含む。親には配偶者の親も含む。
「単独世帯」
配偶者の有無を問わず、本人以外に同居者がいない場合
「夫婦のみの世帯」
本人と配偶者以外に同居者がいない場合
「三世代世帯」
本人が親・子と同居している、または本人が子・孫と同居している場合
「親あり子なしの世帯」
本人と親が同居していて、子がいない場合
「親なし子ありの世帯」
本人と子が同居していて、親がいない場合
「その他の世帯」
上記以外
介護の状況
「ずっと介護をしている」
第1回から第4回まで、調査時に介護を「している」と回答した場合をいう。
「介護あり→なし」
第1回に介護を「している」者のうち、第4回までに介護を「していない」となった場合をいう。第2回で介護を「していない」、第3回で「している」と回答した場合は、介護の状況「その他」としている。
「介護なし→あり」
第1回に介護を「していない」者のうち、第4回までに介護を「している」となった場合をいう。第2回で介護を「している」、第3回に「していない」と回答した場合は、介護の状況「その他」としている。
「第4回から介護をしている」
第1回から第3回まで介護を「していない」者のうち、第4回までに介護を「している」となった場合をいう。
「ずっと介護をしていない」
第1回から第4回まで、調査時に介護を「していない」と回答した場合をいう。
「健康維持のための費用」
調査年の10月中に支払った、次のような費用をいう。
人間ドックや健診(健康診断や健康診査)の受診費用、予防接種の費用、スポーツジムなどの利用料金など
「仕事をしている」
ふだん収入になる仕事をしていて、今後も仕事をしていくことになっている場合をいう。
「仕事をしていない」
パート・アルバイト、内職等も全くしていない場合をいう。
就業状況
「ずっと仕事あり」
第1回から第4回まで、調査時に「仕事をしている」と回答した場合をいう。仕事をやめた後、別の仕事に就いている場合を含む。
「就業」
第1回に「仕事をしていない」者のうち、第4回までに「仕事をしている」となった場合をいう。第2回で「仕事をしている」、第3回に「仕事をしていない」と回答した場合は、就業状況「その他」としている。
「退職」
第1回に「仕事をしている」者のうち、第4回までに「仕事をしていない」となった場合をいう。第2回で「仕事をしていない」、第3回で「仕事をしている」と回答した場合は、就業状況「その他」としている。
「(再掲)定年退職」
仕事なしとなった回の仕事をやめた理由に「定年のため」と回答した者で、その後仕事をしている者を含まない。
「ずっと仕事なし」
第1回から第4回まで、調査時に「仕事をしていない」と回答した場合をいう。前回の調査から次の調査までの間に仕事に就いて、調査日までに仕事をやめた場合を含む。
「離職」
調査年の前年11月〜調査年の10月までの1年間に、収入を伴う仕事をやめた経験をいい、仕事をやめた後、現在別の仕事に就いている場合を含む。
「定年のため離職」
仕事なしとなった回の仕事をやめた理由に「定年のため」と回答した者で、その後仕事をしている者を含む。
仕事のかたち
「自営業主」
個人経営の商店主・工場主・農業主等の事業主や開業医・弁護士・著述家・行商従事者等をいう。
なお、法人組織(株式・合資・合名の各会社)になっている商店の経営者の場合は、「会社・団体等の役員」としている。
「家族従業者」
農家や個人商店等で農作業や店の仕事等を手伝っている家族をいう。
「会社・団体等の役員」
会社の社長・取締役・監査役、団体の理事(長)・監事、公団や事業団の総裁・理事等をいう。
なお、部長、課長等のいわゆる管理職の場合は、理事等の役員になっていなければ、含まれない。
「正規の職員・従業員」
会社・団体・官公庁・個人商店等に雇用期間の定めなく雇われている人をいう。
「パート・アルバイト」
就業時間や日数に関係なく、勤務先で「パートタイマー」「アルバイト」または、それらに近い呼称で呼ばれている人をいう。
「労働者派遣事業所の派遣社員」
労働者派遣法に基づく労働者派遣事業所に雇用され、そこから派遣されている人をいう。
「契約社員・嘱託」
専門的職種に従事させることを目的に契約に基づき雇用されている人や雇用期間の定めのある人、労働条件や契約期間に関係なく、勤務先で「嘱託職員」または、それに近い呼称で呼ばれている人をいう。
「家庭での内職など」
家庭で賃仕事をしている人をいう。
「その他」
仕事のかたち「自営業主」〜「家庭での内職など」以外をいう。
「家計支出」
調査年の10月の世帯における家計支出をいう。
飲食費、住居費、光熱・水道費、家具・家事用品費、被服費、保険医療費、交通通信費、教育費、教育娯楽費、交際費、仕送り、生命保険料・損害保険料、その他の諸雑費などの支出で、税金・社会保険料、借金や住宅ローンなどの返済、クレジットカードなどにより購入したものの月賦払いも含む。
「借入金」
調査日における借入金をいう。
土地・家屋の購入、耐久消費財の購入、教育資金などに充てるために借り入れたもので、金融機関のほか、勤め先の会社、共済組合、親戚・知人からのものも含む。
「預貯金」
調査日における預貯金で、下記のものが該当する。
- 金融機関への貯金(預金)
- 生命保険、個人年金保険、損害保険、簡易保険のこれまでに払い込んだ保険料
(掛け捨ての保険は除く) - 株式、株式投資信託、債権、公社債投資信託、金銭信託、貸付信託
(株・債権は時価で計算した額) - その他の預貯金(財形貯蓄、社内預金等)