4 第1回に仕事をしていなかった女性の就業の状況
(1)第1回の就業希望の有無、求職活動の有無別にみた状況
「しばらく仕事をしていない」者のうち、「仕事をしたい」と考えていた者のうち、15.4%が第2回に仕事をしている。
第1回に仕事をしていなかった女性のうち、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事をしていた」と「しばらく仕事をしていない」について、第1回の就業希望の有無別に、第2回の仕事の有無、仕事のかたちをみた。
第1回に「仕事をしたい」と考えていた者のうち第2回で「仕事をしている」の割合は、「これまで20年以上仕事をしていた」では22.3%、「しばらく仕事をしていない」では15.4%となっている。
また、第2回で「仕事をしている」者のうち、「正規の職員・従業員」の割合は、「これまで20年以上仕事をしていた」では7.0%、「しばらく仕事をしていない」では1.9%となっている。(表18)
表18 | これまでの働き方、第1回の就業希望の有無、希望する仕事のかたち別にみた 第2回の仕事の有無、仕事のかたち |
注:1)集計対象は、第1回に仕事をしておらず、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事をしていた」または「しば |
(2)第1回の仕事のための免許・資格の取得の有無別にみた状況
「しばらく仕事をしていない」者は、資格の有無による就業の割合の違いはみられない。
第1回に仕事をしておらず、「仕事をしたい」と考えていた女性のうち、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事をしていた」と「しばらく仕事をしていない」について、第1回の仕事のための免許・資格の取得の有無別に、第2回の仕事の状況をみた。
「これまで20年以上仕事をしていた」では、「資格あり」の方が「資格なし」よりも「仕事をしている」の割合が高くなっているが、「しばらく仕事をしていない」では、違いはみられない。(表19、図7)
表19 | これまでの働き方、第1回の仕事のための免許・資格の取得の有無別にみた 第2回の仕事の状況 |
注:1)集計対象は、第1回に仕事をしておらず、「仕事をしたい」と考えていた者で、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事をして |
図7 | これまでの働き方、第1回の仕事のための免許・資格の取得の有無別にみた 第2回の仕事の状況 |
![]() 注:1)集計対象は、第1回に仕事をしておらず、「仕事をしたい」と考えていた者で、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事を |
(3)第1回の仕事のための能力開発・自己啓発の状況別にみた状況
これまでの働き方にかかわらず、第1回に「能力開発・自己啓発をした」の方が、「能力開発・自己啓発しなかった」より、第2回に「仕事をしている」者の割合が高くなっている。
第1回に仕事をしておらず、「仕事をしたい」と考えていた女性のうち、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事をしていた」と「しばらく仕事をしていない」について、第1回の仕事のための能力開発・自己啓発の状況別に、第2回の仕事の状況をみた。
これまでの働き方にかかわらず、第1回に「能力開発・自己啓発をした」の方が、「能力開発・自己啓発をしなかった」より、第2回に「仕事をしている」者の割合が高くなっている。(表20、図8)
表20 | これまでの働き方、第1回の仕事のための能力開発・自己啓発の状況別にみた 第2回の仕事の状況 |
注:1)集計対象は、第1回に仕事をしておらず、「仕事をしたい」と考えていた者で、これまでの働き方が「これまで20年以上仕事をして |
図8 | これまでの働き方、第1回の仕事のための能力開発・自己啓発の状況別にみた 第2回の仕事の状況 |
![]() 注:1)集計対象は、第1回に仕事をしておらず、「仕事をしたい」と考えていた者で、これまでの働き方が「これまで20年以上仕 |