用語の解説

  
出生性比: 出生子のうち、女子100人に対する男子の割合。

 出生性比=年間男子出生数
―――――――――
年間女子出生数
×100

出生率: 人口千人に対する出生数の割合。

 出生率=年間出生数
―――――――――――――
10月1日現在日本人人口
×1,000

年齢(階級)別出生率: 女子人口千人に対する年間出生数の割合を年齢(階級)でみたもの。

 年齢(階級)別出生率= 母の年齢(階級)別出生数
 ――――――――――――――
 年齢(階級)別女子人口
 ×1,000

合計特殊出生率: 期間合計特殊出生率。その年次の15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当する。
 合計特殊出生率=



母の年齢別出生数
――――――――――
年齢別女子人口



15〜49歳までの合計
 (都道府県別は5歳階級で算出し、5倍したものを合計している。)

(注)実際に1人の女子が一生の間に生む子どもの数はコーホート合計特殊出生率である。

月間出生率: 月間を年に換算した出生率。

 月間出生率=月間出生数
――――――――――――
月初人口×年換算係数
×1,000


   (注)
 年換算係数=月間日数(30、31、28又は29)
――――――――――――――――
年間日数(365又は366)
 すなわち1年の長さを1とした場合の各月の長さをいう。

出生順位: 同じ母がこれまで生んだ出生子の総数について数えた順序。

コーホート: ある期間に出生・婚姻等何らかの事象が発生した人を集団としてとらえたものであり、出生によるものを「出生コーホート」と呼ぶ。

累積出生率: 出生コーホートで算出した各年齢の出生率を足し上げたもので、同一世代の女子がある年齢までに生んだ子どもの数に相当する。

結婚期間: 出生届における「同居を始めたとき」から「生まれたとき」までの期間をいう。ただし、出生届における「同居を始めたとき」は、結婚式を挙げたとき、または、同居を始めたときのうち早いほうを記入することとなっている。
妊娠期間




早期:妊娠満37週未満(259日未満)
正期:妊娠満37週から満42週未満(259日から293日)
過期:妊娠満42週以上(294日以上)




単産: 単胎で生まれた出生であり、死産は含まない。

複産: 双子・三つ子等多胎で生まれた出生であり、死産は含まない。

妻の年齢(階級)別初婚率: 女子人口千人に対する年間初婚件数の割合を年齢(階級)でみたもの。

 妻の年齢(階級)別初婚率
  =妻のある年齢(階級)の年間初婚件数
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10月1日現在における日本人女子のある年齢(階級)の人口
×1,000

累積初婚率: 出生コーホート別にみた妻の各年齢の初婚率を足し上げたもので、同一世代の女子のうち、ある年齢までに結婚を経験した者の割合に相当する。

 累積初婚率=(同一世代の)15歳初婚率+16歳初婚率+・・・+当該年齢初婚率

次子出生割合(%): 同一世代の女子について、ある順位の子を生んだ女子のうち、その次の順位の子(次子)を生んだ者の割合。

 次子出生割合(%)=次順位子累積出生率
――――――――――――
当該順位子累積出生率
×100

(注)ただし、第4子については、第4子を生んだ女子に対するその者が生んだ第5子以上の子の割合である。

子を生んでいない女子の割合(%): 同一世代の女子のうち、ある年齢までに子を生んでいない者の割合。

子を生んでいない女子の割合(%)=(1−第1子累積出生率)×100

結婚期間が妊娠期間より短い出生の嫡出第1子出生に占める標準化後の割合: 
 結婚期間が妊娠期間より短い出生の嫡出第1子出生に占める標準化後の割合
  =





観察集団の各年齢階級の
結婚期間が妊娠期間より
短い出生の嫡出第1子出
生に占める割合
×基準人口集団の
その年齢階級の人口




の各年齢階級の総和
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基準人口集団の総数

(注)ただし、基準人口として、平成16年の嫡出第1子を生んだ母の人口とした。

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