厚生労働省

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死産・周産期死亡

母の年齢が15歳未満の者を除いた死産または周産期死亡について、母の就業状態別及び職業別にみると次のとおりである。

(1)母の就業状態別、職業別にみた死産

平成17年度の自然・人工別死産の構成割合を母の就業状態別にみると、有職は自然死産が37.8%、人工死産が62.2%、無職は自然死産が46.1%、人工死産が53.9%となっている。

死産率(出産千対)を母の就業状態別にみると、有職は42.4、無職は20.9となっている。これを職業別にみると、「サービス職」が89.1、「運輸・通信職」が75.5と高く、一方、「管理職」が20.1、「専門・技術職」が21.3と低くなっている。

表8母の就業状態・職業別にみた自然−人工死産数・構成割合及び死産率−平成17年度−
母の職業 死産数(胎) 構成割合(%) 死産率
(出産千対)
総数 自然死産 人工死産 総数 自然死産 人工死産
31 404 13 411 17 993 100.0 42.7 57.3 28.7
就業者総数(有職) 11 119 4 205 6 914 100.0 37.8 62.2 42.4
専門・技術職 1 913 982 931 100.0 51.3 48.7 21.3
管理職 67 33 34 100.0 49.3 50.7 20.1
事務職 2 825 1 240 1 585 100.0 43.9 56.1 33.4
販売職 1 200 396 804 100.0 33.0 67.0 60.4
サービス職 2 898 757 2 141 100.0 26.1 73.9 89.1
保安職 115 41 74 100.0 35.7 64.3 49.3
農林漁業職 112 48 64 100.0 42.9 57.1 30.3
運輸・通信職 91 29 62 100.0 31.9 68.1 75.5
生産工程・労務職 764 242 522 100.0 31.7 68.3 52.4
J職業不詳 1 134 437 697
16 365 7 544 8 821 100.0 46.1 53.9 20.9
3 920 1 662 2 258
(2)母の就業状態別、職業別にみた周産期死亡

平成17年度の周産期死亡率(出産千対)を母の就業状態別にみると、有職は5.1、無職は4.2となっている。これを職業別にみると、「保安職」が7.2、「販売職」が6.1と高く、一方、「運輸・通信職」が1.8、「管理職」が3.7と低くなっている。

表9母の就業状態・職業別にみた周産期死亡数及び周産期死亡率−平成17年度−
母の職業 周産期死亡数(胎・人) 周産期死亡率
総数 妊娠満22週
以後の死産
早期
新生児死亡
総数
(出産千対)
妊娠満22週
以後の死産
(出産千対)
早期
新生児死亡
(出生千対)
5 104 4 031 1 073 4.8 3.8 1.0
就業者総数(有職) 1 281 1 023 258 5.1 4.1 1.0
専門・技術職 346 260 86 3.9 2.9 1.0
管理職 12 11 1 3.7 3.3 0.3
事務職 398 313 85 4.9 3.8 1.0
販売職 114 97 17 6.1 5.2 0.9
サービス職 163 139 24 5.5 4.7 0.8
保安職 16 13 3 7.2 5.8 1.4
農林漁業職 16 11 5 4.4 3.1 1.4
運輸・通信職 2 2 - 1.8 1.8 -
生産工程・労務職 79 64 15 5.7 4.6 1.1
J職業不詳 135 113 22
3 235 2 504 731 4.2 3.3 1.0
588 504 84

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