2 出生
平成15年〜平成19年の合計特殊出生率(ベイズ推定値)を市区町村別にみると、1.3以上1.6未満を中心に分布しており、この範囲に約6割の市区町村が含まれている。
合計特殊出生率の高い方をみると、鹿児島県伊仙町が2.42で最も高く、次いで鹿児島県天城町(2.18)、鹿児島県徳之島町(2.18)となっている。
一方、低い方をみると、東京都目黒区が0.74で最も低く、次いで京都府京都市東山区(0.75)、東京都中野区(0.75)となっている。
合計特殊出生率の最も高い市区町村と最も低い市区町村の差は1.68となっている。(図1、表1)
合計特殊出生率は、地域ごとに平成15年〜平成19年の15歳から49歳までの女性の5歳階級別出生率(年率)の5倍を合計して算出しており、どの年齢階級の女性の人数も同じとして算出される出生率である。したがって、女性人口の年齢構成の違いを除いた平成15年〜平成19年の出生率であり、地域比較に用いている。
図1 市区町村別にみた合計特殊出生率の分布

表1 市区町村別にみた合計特殊出生率の上位・下位30位
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資料:人口は総務省統計局「平成17年国勢調査」に基づき、不詳人口を按分したものである。 |