結果の概要
4 幼稚園と保育所の施設の共用化や行事等の連携状況
幼稚園と保育所がある1,292市町村における「幼稚園と保育所の施設の共用化や行事等の連携」(以下「連携」という。)の状況をみると、「推進している」市町村が591(45.7%)、「推進していない」市町村が701(54.3%)となっている(図9)。
また、「推進している」市町村について推進内容をみると、「職員の合同研修」が379(64.1%)、「行事(運動会、発表会、子育て相談会等)の合同開催」が308(52.1%)、「施設(遊戯室、運動場、調理室等)の共用」が201(34.0%)となっている(図10)。


「連携」を「推進していない」701市町村について「今後の予定」をみると、「推進する予定」が79(11.3%)、「現在検討中」が166(23.7%)、「推進する予定なし」が456(65.0%)となっている(図11)。
また、「現在検討中」及び「推進する予定なし」の622市町村について、現在推進していない理由をみると、「幼稚園と保育所の場所が離れているため連携が困難」が396(63.7%)と最も多く、以下、「幼稚園又は保育所側の理解が得られない」が122(19.6%)、「入所児童の処遇の低下を心配」が44(7.1%)、「利用者(保護者)側の理解が得られない」が31(5.0%)となっている(図12)。

