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５ 療養病床
(1)
療養病床の施設数・病床数（医療施設調査）
療養病床を有する病院は4,211施設で、前年に比べ488施設（13.1％）増加し、療養病床を有する一般診療所は2,639施設で、前年に比べ36施設（1.3％）減少している。
療養病床数は367,183床で、前年に比べ41,452床（12.7％）の増加となっている。
65歳以上人口10万対療養病床数は全国で1,510.4床であり、前年に比べ131.8床（9.6%）増加している。（図10、表18）
(参考)
統計表1
施設の種類別にみた施設数・病床数及び人口10万対施設数・病床数の年次推移
図10 療養病床を有する施設数・病床数の年次推移
各年10月１日現在
表18 療養病床を有する施設数・病床数
各年10月１日現在
平成15年
(2003)
平成14年
(2002)
対前年
増減数
増減率（％）
療養病床を有する施設数
病院
4 211
3 723
488
13.1
49床以下
514
452
62
13.7
50〜99
1 337
1 176
161
13.7
100〜299
2 014
1 795
219
12.2
300床以上
346
300
46
15.3
一般診療所
2 639
2 675
△36
△1.3
療養病床数
367 183
325 731
41 452
12.7
病院
342 343
300 851
41 492
13.8
49床以下
16 347
13 869
2 478
17.9
50〜99
69 413
60 678
8 735
14.4
100〜299
195 444
172 488
22 956
13.3
300床以上
61 139
53 816
7 323
13.6
一般診療所
24 840
24 880
△40
△0.2
65歳以上人口10万対療養病床数
1 510.4
1 378.6
131.8
9.6
（再掲）病院
1 408.2
1 273.3
134.9
10.6
(2)
都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養病床数（医療施設調査）
65歳以上人口10万対療養病床数を都道府県別にみると高知県（4,036.6床）が最も多く、次いで、熊本県（3,003.8床）、山口県（2,934.0 床）であり、山形県（625.2床）、長野県（747.9床）、宮城県（818.7床）などが少ない。
平成14年と比較すると北海道（277.3床増）が最も増加しており、次いで京都府（274.3床増）、静岡県(246.1床増)などが増加している。（図11）
（参考）
統計表10
都道府県別にみた療養病床を有する施設数・病床数及び65歳以上人口10万対病床数
図11 都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養病床数
各年10月１日現在
(3)
療養病床等の患者数（病院報告）
病院の「療養病床等」の１日平均在院患者数は308,822人で前年に比べ32,195人増加している。また、平均在院日数は、172.3日で前年に比べ6.8日短くなっている。
診療所の「療養病床」の１日平均在院患者数は19,552人で、平均在院日数は94.9日である。(表19)
（参考）
統計表12
年間患者数，病院の種類−病床の種類別にみた１日平均患者数の年次推移
統計表13
人口10万対１日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・平均在院日数の年次推移
表19 療養病床等の利用状況
各年間
病院
診療所
平成15年
(2003)
平成14年
(2002)
対前年増減数
対前年
増減率
平成15年
(2003)
平成14年
(2002)
人
人
人
％
人
人
在院患者延数
112 719 980
100 968 854
11 751 126
11.6
7 136 602
7 141 010
新入院患者数
372 248
315 721
56 527
17.9
51 174
50 790
同一医療機関内の他の
病床から移された患者数
289 115
254 577
34 538
13.6
24 083
22 569
退院患者数
569 637
491 908
77 729
15.8
68 538
67 175
同一医療機関内の他の
病床へ移された患者数
77 459
65 593
11 866
18.1
6 682
6 210
１日平均在院患者数 (人)
308 822
276 627
32 195
11.6
19 552
19 564
病床利用率 (％)
93.4
94.1
△0.7
△0.7
80.8
81.3
平均在院日数 (日)
172.3
179.1
△6.8
△3.8
94.9
97.3
注：
療養病床等とは、療養病床及び経過的旧療養型病床群の数値である。
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