2 利用状況
(1) 居宅介護、外出介護、行動援護の利用状況
利用者1人当たりの9月中の利用状況をみると、指定居宅介護サービスを利用する身体障害者では、「日常生活支援」が25.2回と最も多く、次いで「身体介護」(18.3回)、「家事援助」(11.3回)となっている。また、知的障害者は「身体介護」(10.3回)、精神障害者は「家事援助」(6.7回)、障害児は「身体介護」(8.6回)が最も多くなっている。
また、指定外出介護サービスは身体障害者の「身体介護を伴うもの」が6.5回、「身体介護を伴わないもの」が5.8回となっている。他の障害者(児)では概ね4〜5回の訪問回数となっている。(表17)
表17 障害の種類別にみた居宅介護・外出介護及び行動援護の利用状況
注:各サービスの利用実人員は、複数のサービス利用者も含む。 |
(2) デイサービスの利用状況
利用者1人当たりの9月中の利用状況をみると、障害者デイサービスでは、食事又は入浴サービスを提供する事業所「サービス費I」を利用した身体障害者は6.7日、食事及び入浴サービスを提供しない事業所「サービス費II」を利用した身体障害者は3.6日、知的障害者は10.7日となっており、児童デイサービスでは4.8日となっている。
また、加算の状況について、利用延人員に占める割合をみると「送迎サービス」の身体障害者「サービス費I」が155.5%と最も多く、次いで「知的障害者」122.7%となっており、概ね片道以上の利用状況となっている。(表18)
表18 デイサービスの種類別にみた利用状況・加算サービスの
利用日数・回数と利用延人員に占める割合
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(3) 短期入所、共同生活援助の利用状況
短期入所の利用実人員は、「知的障害者」が14,903人と最も多く、次いで「障害児」(10,329人)となっている。一方、利用者1人当たりの利用日数では「身体障害者」が7.4日と最も多く、次いで「知的障害者」(6.1日)となっている。(表19)
また、共同生活援助の利用状況は、「知的障害者」が19,954人、「精神障害者」が4,858人となっている(表20)。
表19 短期入所の利用状況・送迎サービスの回数
と利用日数合計に占める割合
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表20 共同生活援助の利用状況
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