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中高年者縦断調査:調査の結果

調査の結果

用語の定義

調査年

 「第1回」〜「第18回」とは、それぞれの回の調査で把握した項目で、各調査年は次のとおり。

  • 第1回(第1回調査) 平成17年
  • 第2回(第2回調査) 平成18年
  • 第3回(第3回調査) 平成19年
  • 第4回(第4回調査) 平成20年
  • 第5回(第5回調査) 平成21年
  • 第6回(第6回調査) 平成22年
  • 第7回(第7回調査) 平成23年
  • 第8回(第8回調査) 平成24年
  • 第9回(第9回調査) 平成25年
  • 第10回(第10回調査) 平成26年
  • 第11回(第11回調査) 平成27年
  • 第12回(第12回調査) 平成28年
  • 第13回(第13回調査) 平成29年
  • 第14回(第14回調査) 平成30年
  • 第15回(第15回調査) 令和元年
  • 第16回(第16回調査) 令和2年
  • 第17回(第17回調査) 令和3年
  • 第18回(第18回調査) 令和4年

世帯構成
 同居している者の続柄から分類している。「単独世帯」「夫婦のみの世帯」以外は、兄弟姉妹やその他の親族がいる場合を含む。親には配偶者の親も含む。
「単独世帯」
 配偶者の有無を問わず、本人以外に同居者がいない場合をいう。
「夫婦のみの世帯」
 本人と配偶者以外に同居者がいない場合をいう。
「三世代世帯」
 本人が親・子と同居している、本人が子・孫と同居している、又は子の有無を問わず本人が親・孫と同居している場合をいう。
「親あり子なしの世帯」
 本人と親が同居していて、子がいない場合をいう。
「親なし子ありの世帯」
 本人と子が同居していて、親がいない場合をいう。
「その他の世帯」
 上記以外の場合をいう。
健康状態
「よい」
 調査日現在の健康状態について、「大変良い」「良い」「どちらかといえば良い」と回答した者をいう。
「わるい」
 調査日現在の健康状態について、「どちらかといえば悪い」「悪い」「大変悪い」と回答した者をいう。
健康状態の変化
「第1回からずっと「よい」」
 第1回から第18回までの健康状態において、継続して「よい」と回答した者をいう。
「「わるい」から「よい」に変化」
 第1回の健康状態が「わるい」と回答した者のうち、第2回から第18回までの間に「よい」と回答があった後、第18回まで継続して健康状態が「よい」場合をいう。
「第1回からずっと「わるい」」
 第1回から第18回までの健康状態において、継続して「わるい」と回答した者をいう。
「「よい」から「わるい」に変化」
 第1回の健康状態が「よい」と回答した者のうち、第2回から第18回までの間に「わるい」と回答があった後、第18回まで継続して健康状態が「わるい」場合をいう。
「その他の変化」
 第1回で「よい」又は「わるい」と回答した者のうち、第18回までに「わるい」「よい」又は「よい」「わるい」を繰り返した者をいう。
継続して健康維持のために心がけていること
 健康維持のために心がけていること(「お酒を飲み過ぎない」「たばこを吸い過ぎない」「適度な運動をする」「年に1回以上健診や人間ドックを受診する」「食事の量に注意する」「バランスを考え多様な食品をとる」「錠剤、カプセル、顆粒、ドリンク状のビタミンやミネラルを摂取する」「適正体重を維持する」「食後の歯磨きをする」「適度な休養をとる」「ストレスをためない」「特にない」)について、第1回から第18回まで継続して同じ内容を選択したものをいう。
「こころの状態」
 「こころの状態」には、K6という尺度を用いている。K6は米国の Kessler らによって、うつ病・不安障害などの精神疾患をスクリーニングすることを目的として開発され、一般住民を対象とした調査で心理的ストレスを含む何らかの精神的な問題の程度を表す指標として広く利用されている。
 「神経過敏に感じましたか」「絶望的だと感じましたか」「そわそわ、落ち着かなく感じましたか」「気分が沈み込んで、何が起こっても気が晴れないように感じましたか」「何をするのも骨折りだと感じましたか」「自分は価値のない人間だと感じましたか」の6つの質問について5段階(「まったくない」(0点)、「少しだけ」(1点)、「ときどき」(2点)、「たいてい」(3点)、「いつも」(4点))で点数化する。合計点数が高いほど、精神的な問題がより重い可能性があるとされている。
 健康日本21(第三次)において、生活機能の維持・向上の中で「心理的苦痛を感じている者の減少」の目標指数として「K6(こころの状態を評価する指標)の合計得点が 10 点以上の者の割合」を使用いている。
仕事の有無
「仕事をしている」
 ふだん収入になる仕事をしている場合をいう。
「仕事をしていない」
 ふだん収入になる仕事をしていない場合をいう。
仕事のかたち
「自営業主」
 個人経営の商店主・工場主・農業主等の事業主や開業医・弁護士・著述家・行商従事者等をいう。
 なお、法人組織(株式・合同・合資・合名の各会社)になっている商店の経営者の場合は、「会社・団体等の役員」としている。
「家族従業者」
 農家や個人商店等で農作業や店の仕事等を手伝っている家族をいう。
「会社・団体等の役員」
 会社の社長・取締役・監査役、団体の理事(長)・監事、公団や事業団の総裁・理事(長)・監事等をいう。
 なお、部長、課長等のいわゆる管理職の場合は、理事等の役員になっていなければ、含まれない。
「正規の職員・従業員」
 会社・団体・官公庁・個人商店等に雇用期間の定めなく雇われている人をいう。
「パート・アルバイト」
 就業時間や日数に関係なく、勤務先で「パートタイマー」「アルバイト」又はそれらに近い呼称で呼ばれている人をいう。
「労働者派遣事業所の派遣社員」
 労働者派遣法に基づく労働者派遣事業所に雇用され、そこから派遣されている人をいう。
「契約社員・嘱託」
 専門的職種に従事させることを目的に契約に基づき雇用されている人や雇用期間の定めのある人、労働条件や契約期間に関係なく、勤務先で「嘱託職員」又は、それに近い呼称で呼ばれている人をいう。
「家庭での内職など」
 家庭で賃仕事をしている人をいう。
「その他」
 仕事のかたち「自営業主」〜「家庭での内職など」以外をいう。
社会参加活動の内容
「趣味・教養」
 囲碁、盆栽、旅行、手芸、ダンス、陶芸、英会話、パソコン教室など。
「スポーツ・健康」
 ウォーキング、球技、ゴルフ、登山、体操、歩こう会など。
「地域行事」
 祭りなどの地域の催し物の世話や自治会などで行われる地域活動。
「子育て支援・教育・文化」
 保育の手伝い、子供会の役員、学習会、郷土芸能の伝承など。
「高齢者支援」
 高齢者を支援するためのボランティア活動など。
親族への介護の状況
「介護をしている」
 同居している者や同居していない親族に対して介護を行っている場合をいう。
介護をしている相手
「配偶者」
 同居の有無に関係なく、配偶者に介護を行っている場合をいう。
「親」
 同居の有無に関係なく、自分の父親、自分の母親、配偶者の父親、配偶者の母親のいずれかに介護を行っている場合をいう。

集計・推計方法

  1. (1) 結果の集計
     集計は、厚生労働省政策統括官で行った。
  2. (2) 調査客体数等
     調査客体数、回収客体数は以下のとおりである。
    対象者の年齢 調査客体数 回収客体数 回収率
    第1回調査 50〜59歳 40,877 34,240 83.8%
    第2回調査 51〜60歳 35,007 32,285 92.2%
    第3回調査 52〜61歳 32,195 30,730 95.4%
    第4回調査 53〜62歳 30,773 29,605 96.2%
    第5回調査 54〜63歳 29,548 28,736 97.3%
    第6回調査 55〜64歳 28,554 26,220 91.8%
    第7回調査 56〜65歳 28,137 25,321 90.0%
    第8回調査 57〜66歳 26,428 24,026 90.9%
    第9回調査 58〜67歳 25,261 23,722 93.9%
    第10回調査 59〜68歳 24,231 22,748 93.9%
    第11回調査 60〜69歳 23,485 22,595 96.2%
    第12回調査 61〜70歳 22,845 21,916 95.9%
    第13回調査 62〜71歳 22,253 21,168 95.1%
    第14回調査 63〜72歳 21,587 20,677 95.8%
    第15回調査 64〜73歳 20,903 19,931 95.3%
    第16回調査 65〜74歳 20,264 19,644 96.9%
    第17回調査 66〜75歳 19,765 18,999 96.1%
    第18回調査 67〜76歳 19,241 18,469 96.0%

    ※第5回まで、調査員調査により実施

  3. (3) 集計客体数
     本概況では、回収客体数(18,469人)のうち、第1回調査から第18回調査まで集計可能である16,043人を集計客体とした。

8 利用上の注意

  1. (1) 表章記号の規約
    計数のない場合  
    統計項目のあり得ない場合  
    比率が微小(0.05未満)の場合   0.0
  2. (2) この概況に掲載の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。

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