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令和3年有期労働契約に関する実態調査(個人調査):調査の結果

調査の結果

用語の解説

  1. (1)有期契約労働者
     事業所から直接雇用されている常用労働者であって、例えば3か月や1年など、事業所との労働契約期間に定めのある者を指す。(「パート」、「アルバイト」、「契約社員」、「期間工」等の名称を問わない。)
  2. (2)無期契約労働者
     事業所から直接雇用されている常用労働者であって、事業所との労働契約で契約期間の定めがない者を指す。
     (「正社員」、「パート」、「契約社員」等の名称を問わない。)
  3. (3)無期転換者
     本調査問1(6)にて「契約期間の定めがある働き方から定めがない働き方に転換した」と回答した者を指す。
  4. (4)労働契約法における無期転換ルール
     「労働契約法における無期転換ルール」とは、労働契約法(平成19年法律第128号)第18条に規定されたルールであり、同じ使用者(企業)との間で、平成25年4月1日以降に開始された有期労働契約が更新されて通算5年を超えたときに、労働者が申込むことにより、有期労働契約が終了する日の翌日から、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換(移行)できるルールをいう。 なお、同じ使用者(企業)であっても、契約の終了から一定以上(契約期間が1年以上の場合は6か月等)のクーリング期間が空いている場合、通算5年のカウントはリセットされる。
  5. (5)クーリング期間
     「クーリング期間」とは、有期労働契約の契約期間が満了した後、次回の有期労働契約の締結(契約更新)まで使用者(企業)との間で労働契約が締結されない期間を指す。(契約期間満了の直後に契約更新がなされた場合、クーリング期間はない。)
  6. (6)職務タイプ
     有期契約労働者および無期契約労働者に転換した者が従事する職務について、勤務先の事業所における正社員との対比によって、以下の5つに分類した。
    1. [1] 正社員同様職務型(正社員と同様の職務に従事)
    2. [2] 高度技能活用型(正社員よりも高度な内容の職務に従事)
    3. [3] 別職務・同水準型(正社員とは別の職務であるが、高度でも軽易でもない職務に従事)
    4.  正社員が管理業務で、有期契約労働者は販売業務である場合に、後者の業務内容が明らかに軽易とは言えないときなどがこれに該当する。
    5. [4] 軽易職務型(正社員よりも軽易な職務に従事)
    6.  正社員と業務は同じだが責任が軽い場合や、業務内容が単純である場合などがこれに該当する。
    7. [5] 事業所に正社員がいない

      ※ 比較対象となる正社員が不明な場合は、有期契約労働者の人事管理方針(転勤の範囲や昇進の方針など)や職務内容(とりわけ責任の程度)に近い正社員(「総合職」と「一般職」がある場合の一般職の正社員等)のグループを比較対象とした。派遣会社の場合は、派遣元事業所と有期労働契約を締結している派遣労働者の職務について、派遣元事業所の正社員の職務を比較対象とさせた。

      図

    8. (7)解雇・雇止め
       「解雇」とは、労働者の同意を前提としない使用者による一方的な労働契約の打ち切りをいう。
       「雇止め」とは、有期労働契約の期間満了後、その有期労働契約を更新せずに、労働契約を打ち切ることをいう。

利用上の注意

  1. (1) この調査は標本調査であるので、母集団に復元したものを調査結果として表章している。
  2. (2) 統計表の構成比は小数点第二位を四捨五入しているため、計は必ずしも100.0とはならない。
  3. (3) 統計表中「0.0」は、表章単位未満の数値を示す。
  4. (4) 統計表中「−」は、該当数値がないものである。
  5. (5) 統計表中「*」はサンプル数の少ないもの(標本数が2以下)であるので注意を要する。
  6. (6) 統計表中「無回答」は回答が不明なものも含む。
  7. (7) 統計表ごとの注意点は各統計表の下部に別途記載してある。

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