出生動向基本調査：利活用事例

この調査は、国民のみなさまの結婚・出産・子育ての現状について、社会科学的な観点から調べるため、長年にわたり地道に回数を重ねてきました。とりわけ近年は、少子化の進行にともなってこの調査への注目度が増しています。この調査結果は、たとえば、次のようなところで広く活用されています。

• 男女共同参画基本計画、少子化社会対策大綱、仕事と生活の調和推進のための行動指針、まち・ひと・しごと創生総合戦略における政策目標の評価データとして利用されています。
• 厚生労働省「厚生労働白書」、内閣府「少子化社会対策白書」「男女共同参画白書」等の政府刊行物や、各種審議会などにおいて少子化の現状や課題を示す資料として活用されています。
• 都道府県や市区町村の子育て支援策などに関する報告書類にも引用資料として多く活用されています。

国や都道府県、地方自治体の将来人口推計における出生率仮定設定の基礎資料として利用されています。

結果公表時には新聞各紙で報道されるほか、結婚や子育てを扱った新聞・雑誌の記事やテレビ番組で、調査結果の一部が引用され、基礎データとして活用されています。

人口学、社会学、経済学をはじめとするさまざまな研究において、調査データや集計結果が活用されて分析が行なわれています。