ホーム > 統計情報・白書 > 各種統計調査結果 > 厚生労働統計一覧 > 国民年金被保険者実態調査 > 結果の概要 > 平成11年国民年金被保険者実態調査 > ４．生命保険・個人年金

４．生命保険・個人年金

　生命保険・個人年金加入状況をみると、加入している者の割合は66.3％であり、保険料納付状況別にみると、納付者は73.6％、未納者は53.9％、免除者は48.3％となっている。

保険料納付状況別生命保険・個人年金加入状況

（単位：％）

　一般・学生別にみると、加入している者の割合は、一般が70.3％、学生は40.3％となっている。未納者についてみても、加入している者の割合は、一般のほうが学生と比較して高くなっている。

一般・学生別生命保険・個人年金加入状況（総数）

（単位：％）

一般・学生別生命保険・個人年金加入状況（未納者）

（単位：％）

　年齢階級別に加入状況をみると、年齢が高くなるにつれ生命保険・個人年金の加入割合が高くなる傾向があり、加入者の割合は、20～24歳で45.0％、25～29歳で59.6％、30～34歳で70.2％と急激に上昇した後微増傾向にあり、50歳台後半で低下に転じている。未納者についても、同様の傾向がみられるものの、各階級とも加入割合は総数より低いものとなっている。

年齢階級別生命保険・個人年金加入状況（総数）

（単位：％）

年齢階級別生命保険・個人年金加入状況（未納者）

（単位：％）

　生命保険及び個人年金の毎月の保険料について、それぞれの加入者の１人当たり平均保険料額をみると、生命保険の保険料は月額平均２万２千円、個人年金の保険料は月額平均１万９千円となっており、両方加入している者の生命保険と個人年金を合わせた保険料は月額平均４万７千円となっている。
　国民年金の保険料納付状況別にみると、生命保険保険料、個人年金保険料、生命保険・個人年金計のいずれについても、納付者と比較して未納者、免除者の平均保険料額は低くなっている。
　なお、平成11年度の国民年金の保険料は、月額13,300円である。

生命保険・個人年金の保険料月額平均

（単位：千円）

注．それぞれの加入者についての平均である。