ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 雇用・労働 > 労働政策全般 > 月例労働経済報告 > 平成24年9月 月例労働経済報告 > 平成24年9月 月例労働経済報告 > 9月の主要変更点(概観部分)

9月の主要変更点(概観部分)

一般経済の動向

8月月例 9月月例

 景気は、このところ一部に弱い動きがみられるものの、復興需要等を背景として、緩やかに回復しつつある。

  • 生産は、このところ横ばいとなっている。輸出は、弱含んでいる。
  • 企業収益は、持ち直している。設備投資は、緩やかに持ち直している。
  • 企業の業況判断は、大企業を中心に小幅改善となっている。
  • 雇用情勢は、依然として厳しさが残るものの、改善の動きがみられる。
  • 個人消費は、緩やかな増加傾向にある
  • 物価の動向を総合してみると、下落テンポが緩和しているものの、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、当面、世界景気減速の影響を受けるものの、復興需要等を背景に、景気回復の動きが続くと期待される。ただし、欧州政府債務危機を巡る不確実性が依然として高いなかで、世界景気のさらなる下振れや金融資本市場の変動が、我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、電力供給の制約、デフレの影響等にも注意が必要である。

 景気は、世界景気の減速等を背景として、回復の動きに足踏みがみられる

  • 生産、輸出は、弱含んでいる
  • 企業収益は、持ち直しているが、頭打ち感がみられる。設備投資は、一部に弱い動きもみられるものの、緩やかに持ち直している。
  • 企業の業況判断は、大企業を中心に小幅改善となっている。
  • 雇用情勢は、依然として厳しさが残るものの、改善の動きがみられる。
  • 個人消費は、おおむね横ばいとなっているが、足下で弱い動きがみられる
  • 物価の動向を総合してみると、下落テンポが緩和しているものの、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、当面は弱めの動きも見込まれるものの、復興需要が引き続き発現するなかで、海外経済の状況が改善するにつれ再び景気回復へ向かうことが期待される。ただし、欧州政府債務危機を巡る不確実性が依然として高いなかで、世界景気のさらなる下振れや金融資本市場の変動が、我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、収益や所得の動向、デフレの影響等にも注意が必要である。

個別項目の判断

  8月月例 9月月例
個人消費 緩やかな増加傾向にある おおむね横ばいとなっているが、足下で弱い動きがみられる
設備投資 緩やかに持ち直している。 一部に弱い動きもみられるものの、緩やかに持ち直している。
生産 このところ横ばいとなっている 弱含んでいる
企業収益 持ち直している。 持ち直しているが、頭打ち感がみられる
倒産件数 おおむね横ばいとなっている このところ緩やかに減少している
国内企業物価 このところ緩やかに下落している このところ下落テンポが鈍化している
消費者物価 このところ横ばいとなっている このところわずかながら下落している

(注)下線部は、先月から変更した部分。

ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 雇用・労働 > 労働政策全般 > 月例労働経済報告 > 平成24年9月 月例労働経済報告 > 平成24年9月 月例労働経済報告 > 9月の主要変更点(概観部分)

ページの先頭へ戻る