12月の主要変更点(概観部分)
一般経済の動向
11月 月例 | 12月 月例 |
景気は、引き続き持ち直しに向けた動きがみられるものの、そのテンポはさらに緩やかになっている。
先行きについては、景気は持ち直しに向かうことが期待されるが、アメリカ経済等への先行き懸念や我が国の株価の低迷など、環境は厳しさを増しており、我が国の最終需要が下押し される懸念が強まっている。 |
景気は、持ち直しに向けた動きが弱まっており、おおむね横ばいで推移している。
先行きについては、世界経済が緩やかに回復すれば、景気は引き続き持ち直しに向かうことが期待される。一方、アメリカ経済等への先行き懸念や我が国の株価低迷など、厳しい環境が続いており、我が国の最終需要が引き続き下押しされる懸念が存在いている。 |
個別項目の判断
11月 月例 | 12月 月例 | |
雇用情勢 | 依然として厳しい。一部に改善への動きがみられるものの、完全失業率が高水準で推移し、賃金も弱い動きが続いている。 | 依然として厳しい。求人が増加傾向にあるものの、完全失業率がこれまでの最高水準となり、賃金も弱い動きが続いている。 |
生産 | 持ち直しの動きがさらに緩やかになっている。 | 横ばいとなっている。 |
国内卸売物価 | 弱含んでいる。 | 横ばいとなっている。 |
企業収益 | 改善の兆しがみられる。 | 改善している。 |
業況判断 | 改善がみられるものの、そのテンポが緩やかになっている。 | 緩やかながら、引き続き改善がみられる。 |
倒産件数 | 高い水準となっている。 | 減少している。 |
(注)下線部は先月から変更した部分。