(1) 定年制の実施状況
定年制を定めている企業割合は91.4%であり、定年制を定めている企業のうち一律定年制を定めている企業割合は96.4%となっている(付属統計表第32表)。
(2) 一律定年制における定年年齢の状況
一律定年制を定めている企業についてその定年年齢をみると、60歳とする企業割合が90.6%、60歳以上が99.0%、61歳以上が8.3%、65歳以上が6.7%となっている(付属統計表第33表)。
(1) 勤務延長制度、再雇用制度の実施状況
一律定年制を定めている企業における勤務延長制度、再雇用制度の有無についてみると、どちらかの制度がある企業割合は69.9%(前回平成12年67.0%)となっており、勤務延長制度のみが15.1%、再雇用制度のみが42.7%、両制度併用が12.1%となっている。
これを企業規模別にみると、規模が小さくなるほどどちらかの制度がある企業割合が高くなっている(第7図、付属統計表第34表)。
勤務延長制度、再雇用制度のどちらかの制度がある企業のうち最高雇用年齢を定めている企業割合は40.2%となっており、そのうち最高雇用年齢を65歳とする企業割合は77.6%、65歳以上とする企業割合は85.0%となっている。
(3) 勤務延長制度、再雇用制度の適用対象者の範囲
勤務延長制度、再雇用制度のある企業について適用となる対象者の範囲をみると、勤務延長制度のある企業、再雇用制度のある企業とも「会社が特に必要と認めた者に限る」とする企業割合が最も高くそれぞれ57.5%、61.1%となっている。一方、「原則として希望者全員」とする企業はそれぞれ29.3%、22.8%となっている(第8図、付属統計表第36表)。
(一律定年制を定めている企業=100)
(2) 勤務延長制度、再雇用制度の最高雇用年齢
これをそれぞれの制度のある企業別にみると、最高雇用年齢を65歳以上とする企業割合は、勤務延長制度のみの企業で84.1%、再雇用制度のみの企業で82.1%、両制度併用の企業で97.4%となっている(付属統計表第35表)。
(一律定年制で制度がある企業=100)
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