賃金の改定を実施又は予定していて額も決定している企業のうち、平成22年中に賃金カットを実施又は予定している企業は23.0％（前年 30.9％）となっている。これらについて、その対象者別にみると、「管理職のみ」は30.5％（同 43.6％）、「一般職のみ」は12.6％（同 4.2％）、「管理職一部と一般職一部」は30.7％（同 12.2％）、「管理職全員と一般職全員」は22.4％（同 32.7％）となっている。（第５表、付表９）

賃金カットを実施又は予定している企業について、管理職の賃金カットを内容別（複数回答）にみると、「基本給のみの減額」が、管理職の一部で23.8％、全員で27.7％と最も多くなっている。

また、一般職についても、「基本給のみの減額」が一般職の一部で29.1％、全員で15.8％と管理職と同様に最も多くなっている。（第６表）