平成18年度たばこ・アルコール対策担当者講習会
高校生の飲酒実態と 学校における取り組みについて |
神奈川県立大和西高等学校 養護教諭 阿部真理子 |
学校の概要

高校生の飲酒実態
神奈川県立大和西高等学校
平成16年度〜18年度
1学年飲酒実態調査より
本調査は毎年6月上旬にアルコール教育前調査として実施


現在飲酒ありの飲酒状況
平成16年度51人・平成17年度58人・平成18年度52人

飲酒経験者の初飲酒理由

初めて飲んだお酒

初飲酒の時期

現在飲酒している生徒の実態
飲酒の機会

飲酒相手

飲酒後の状態

自分の飲酒に対してどう思っているか

酔って意識がなくなった経験の有無

タバコとお酒

お酒の入手先

飲酒を勧められた経験とその時の対応

アルコールに関しての知識は?
高校生の飲酒に対する考え
大和西高校の薬物教育
1年アルコール教育の取り組み方法

1年生保健委員による取り組み
アルコール教育講座に向けての事前学習を行います。
保健委員会は
自分達の健康問題として
薬物乱用に取り組みます
私達は薬物乱用の入門薬の
アルコールについて取り組みました
久里浜アルコール症センターでの研修




保健委員が行う事前学習


アルコール教育後の感想

・ | 位置 | 神奈川県大和市北部 | |
・ | 創立 | 昭和61年 創立21年目 | |
・ | 生徒数 | 18クラス | |
・ | 環境 | 小学校・中学校に隣接し 木々に囲まれた自然豊かな環境 |

高校生の飲酒実態
神奈川県立大和西高等学校
平成16年度〜18年度
1学年飲酒実態調査より
本調査は毎年6月上旬にアルコール教育前調査として実施
回答者数
|
飲酒経験の有無
%
|


現在飲酒ありの飲酒状況
平成16年度51人・平成17年度58人・平成18年度52人

飲酒経験者の初飲酒理由

初めて飲んだお酒

初飲酒の時期

現在飲酒している生徒の実態
飲酒の理由![]() |
飲酒の機会

飲酒相手

飲酒後の状態

自分の飲酒に対してどう思っているか

酔って意識がなくなった経験の有無

タバコとお酒

16年度 | 17年度 | 18年度 | |
喫煙経験なし | 88.2 | 86.9 | 86.9 |
喫煙経験あり 現在なし |
10.1 | 12.7 | 12.3 |
現在喫煙 | 1.8 | 0.4 | 0.8 |
お酒の入手先

飲酒を勧められた経験とその時の対応

アルコールに関しての知識は?
正答率が8割以上
正答率が2割以下
|
高校生の飲酒に対する考え
質問項目 | 16年度 N=228 |
17年度 N=237 |
18年度 N=236 |
法律で禁じられているからよくない | 42.6 | 44.3 | 47.9 |
健康上害があるからよくない | 55.3 | 49.1 | 57.2 |
家族と一緒ならかまわない | 13.1 | 12.3 | 9.7 |
高校生でも自分でコントロールできるならかまわない | 18.1 | 24.6 | 13.1 |
打ち上げ・コンパなどでの付き合いは仕方ない | 11.8 | 12.7 | 9.3 |
周囲に迷惑をかけたりコントロールできなくなるのでやめた方がよい | 35.0 | 36.8 | 37.3 |
20才過ぎるまで待った方がよい | 45.6 | 42.1 | 43.6 |
大和西高校の薬物教育
目的 | |
薬物が身体に及ぼす影響について理解を深め、薬物乱用防止への的確な意思決定と行動ができる能力を培う |
1年生 |
|
|
2年生 |
|
1年アルコール教育の取り組み方法
科目「保健」での学習を基礎にして、保健委員及び専門家による講義を行う。 |

1年生保健委員による取り組み
アルコール教育講座に向けての事前学習を行います。
保健委員会は
自分達の健康問題として
薬物乱用に取り組みます
私達は薬物乱用の入門薬の
アルコールについて取り組みました
・ | 4・5月
|
||||
・ | 6月
|
||||
・ | 10月
|
久里浜アルコール症センターでの研修




保健委員が行う事前学習
各クラスごとにロングホームルームの時間を使って行います。 |


アルコール教育後の感想
・ | アルコールは「薬物」というイメージが少なく、つい飲みすぎてしまいがちなんだと思う。その場の雰囲気に流されたり、人に勧められることが多い。タバコと違ってあまり害がないイメージが強い。でも飲みすぎてしまうとアルコール依存症になる可能性があるので十分気をつける必要がある。 |
・ | 一番大切なのはアルコールに対する十分な知識と自分の体質を知ることだと思う。 |
