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自然毒のリスクプロファイル:キノコ:ヒメアジロガサ

概要版

ヒメアジロガサ

(学名Galerina marginata)
特徴 大きさ 傘径:小型から中型
形と色
黄褐色で,成熟するとほぼ平らに開き,周辺部に条線がある。
ひだ 黄褐色で,密である。
褐色で,下の部分には鱗片が見られる。
  発生時期 夏〜秋
発生場所 落ち葉の多い地上に群生または散生する。
その他 地方名:
間違えやすい
食用きのこ
ヒメアジロカサモドキはナラタケ(食用)と群生し,似ていることから間違えやすいので注意が必要である。
その他 よいだしが出て,味もよいことから食する事があるが,食用にすべきではない。
症状 アマニチン,アマトキシン類を含み,タマゴテングタケ様の激しい消化器系の中毒症状が現れる。食後数時間から24時間程度で嘔吐,下痢,腹痛などコレラ様の症状。その後,数日して肝臓肥大
毒成分 毒成分は不明であるが,ネブラリン,レクチンタンパクなどを含む
写真 写真
似ているきのこ
ヒメアジロガサモドキ(左)も毒キノコである。 径3-5 cm程度で,粘性はなく平滑、黄褐色。ひだはやや粗である。 は膜質のつばがあり下部が暗褐色である。(写真はやや老菌である)
写真
似ている食用きのこ
ナラタケ(左)

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