平成1４年度の国民年金の加入・納付状況（２．平成14年度の納付状況）

●（1）　全国の保険料納付状況

○	平成14年度分の保険料のうち当該年度中に納付された保険料は、約1億3,627万月分であり、前年度実績の約1億3,673万月とほぼ同程度。
○	一方で平成14年度分保険料の納付対象月数は、第1号被保険者数の増加や申請全額免除者数の減少を反映し、前年度の1億9,285万月に比べて大幅に増加（12.6％増）し、約2億1,712万月分となっている。
○	この結果、平成14年度の現年度分保険料の納付率（従来の検認率に相当）は62.8％となり、前年度の70.9％から8.1ポイントの低下となっている。

注　納付対象月数及び納付月数の括弧内数値は、前年度比（％）。

　納付対象月数とは、当該年度分の保険料として納付すべき月数（全額免除月数を含まない。）であり、納付月数はそのうち当該年度中（翌年度4月末まで）に実際に納付された月数である。

○	平成14年度の納付率を平成13年度の納付率（従来の納付率）と比較すると、全年齢階級で納付率が落ち込んでおり、特に、中高齢層（35～39歳,40～44歳,45～49歳）での落ち込み幅が大きい。
○	年齢階級別（20歳～59歳）に納付率をみると、年齢階級が低い者は低く、年齢階級が高くなるにしたがって高くなっている。