食品に関するリスクコミュニケーション アンケート集計結果

1  参加者(対象)

・参加者数24名(3名欠席)
・回答数  24名(内訳:主婦6名、食品衛生コンサルタント5名、報道関係者2名、その他
  (研究所、品質管理部門、飲食店営業者等)11名)


2  質問と調査結果
Q1  本日参加された目的は何ですか。・・・・(複数回答数あり)

1)食品製造業者の取組について関心があるため・・・・・・・12名
2)HACCPの制度に関心があるため ・・・・・・・・・・・・・・・11名
3)食品安全についての行政の取組に関心があるため ・・・6名
4)意見・要望を述べるため ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0名
5)その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名

(製造現場を直に見たかったので参加)


Q2  HACCPについて、十分に理解することができましたか。

1)できた ・・・・・・・・・・・・8名
2)おおむねできた・・・・15名
3)あまりできなかった・・・1名
4)できなかった・・・・・・・・0名

「あまりできなかった」の理由:説明に充てられた時間が短かったように思えた。


Q3  施設内の見学について、十分に理解することができましたか。

1)できた・・・・・・・・・・ 13名
2)おおむねできた・・・・11名

(とても丁寧で理解しやすい説明であった)

3)あまりできなかった・・・0名
4)できなかった・・・・・・・・0名


Q4  意見交換での議論の内容等について、理解できましたか。

1)できた・・・・・・・・・・・・・6名
2)おおむねできた・・・・16名
3)あまりできなかった・・・0名
4)できなかった・・・・・・・・0名

未回答2名


Q5  今回のリスクコミュニケーションは施設見学を取り入れた初めての試みでした。今後改していくうえで参考にしたいと思いますので、以下の点につきお尋ねします。

1)良かったと思う点

○意見交換と製造工程を実際に見ることにより、理解が深まった、現場が一番わりやすい等、視察型に関する事項・・・13名
○HACCP説明、工場概要のスライド等の説明がわかりやすかった、参考になった等、説明に関する事項・・・4名
○施設の管理、食品の管理もすばらしい、社員教育も下部まで教育がなされている等、施設の衛生管理に関する事項・・・4名
○その他の意見
・日本を代表する施設管理は、今後の業務の目標になる
・大工場の機械化された生産工程に驚いた
・他社の工場を見学する事によって、自分の会社に何が不足しているか、どこを改善すれば良いかがわかった
・HACCPの基本は現場主義で、この基本が全くできないところに問題が顕在化してくることになる。一般消費者をはじめ、企業関係者にも見せられるHACCPが大事である
・消費者に生の現場を見せ意見交換を積極的に設けるべきだ
・今回の工場見学であるクノールさんは、管理内容がきちんとしていると思った。
・食品工場で髪の毛が混入してもおかしくない事がわかった。X線でわからない異物は除去できない。

2)改善すべきと思う点

○これからはもう少し規模の小さいものが参考になるのではないか、一般消費者にはやや専門的過ぎる、品質管理(検査室)が見られなかった、工場の弱点(欠点)も教えてほしい等、内容に関する事項・・・10名
○対象を一般消費者にすべきであり、子供を持つ親の参加が望ましい等、参加者に関する事項・・・3名
○HACCPを取得するまでにどういう指導があったか、問題点は何だったかという点についてもっと時間をとって話していただきたかった。」等、行政からの説明に関する事項・・・2名
○見学中にその都度質問できたらいいと思う等、見学に関す事項・・・2名

Q6  その他、今回のリスクコミュニケーションについての感想、今後見学してみたい食品関係の施設等、ご自由に記述ください。
○清涼飲料水、乳製品等の工場を見学したい等、見学に関する事項・・・6名
○その他
・会の開催ありがとうございました。大変参考になった
・行政指導のシミュレーションが見たい。行政は、もっとアピールをしてください。絶対に有用である
・大企業は設備等整備されているが、大企業が委託している協力企業の実態が見てみたい
・食品製造業で食品衛生法HACCPの許可を取得していない施設(どのように、施設、設備、従業員教育等を行っているか)
・東海クノール食品のご苦労に感謝いたします


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