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10.介護保険制度の見直しの検討について

      介護保険制度については、法施行後5年(平成17年4月1日)を目途として、その全般に関して検討が加えられ、その結果に基づき、必要な見直し等の措置が講じられるべきものとされている。

 被保険者・保険給付の範囲、保険料の在り方などの検討項目に加え、介護サービス量の増大やそれに伴う保険料の上昇への対応など、介護保険制度施行後の新たな課題に対応し、介護保険制度を安定的で持続可能なものとするような見直しを行いたいと考えている。

 制度見直しについては、これまでも、課題の整理を行ってきたところであるが、介護報酬の見直し作業が終了した段階で、本格的に検討を開始することとする。スケジュールとしては、今後の介護保険の見直しについての展開等を踏まえ見定める必要があるが、早ければ平成16年に改正法案を提出することも念頭に作業を進めていきたいと考えている。

 制度見直しの検討に当たっては、保険者である市町村の意見、市町村を支援するとともに事業者を指導する立場にある都道府県の意見も十分に伺いたいと考えているのでご協力を御願いする。


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