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2018年11月7日 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会 第191回議事録

○日時

平成30年11月7日(水)12:09~12:19

 

○場所

TKPガーデンシティ竹橋(2階大ホール)

○出席者

田辺国昭小委員長 野口晴子委員 松原由美委員 荒井耕委員 関ふ佐子委員 中村洋委員
吉森俊和委員 幸野庄司委員 平川則男委員 宮近清文委員
松本吉郎委員 島弘志委員 遠藤秀樹委員 安部好弘委員
吉川久美子専門委員
<参考人>
入院医療等の調査・評価分科会 山本分科会長
<事務局>
樽見保険局長 渡辺審議官 山本審議官 森光医療課長 古元医療課企画官
樋口保険医療企画調査室長 田宮薬剤管理官 小椋歯科医療管理官 他

○議題

○診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会における調査項目について

○議事

 

○田辺小委員長
それでは、おそろいのようでございますので、ただいまより、第191回「中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会」を開催いたします。
まず、委員の出席状況について御報告いたします。
本日は、今村委員、榊原委員が御欠席でございます。なお、会議冒頭のカメラの頭撮りはここまでとさせていただきます。
(カメラ退室)
○田辺小委員長
それでは、早速ではございますけれども、議事のほうに入らせていただきます。
会場の都合で、12時半ぐらいをめどにしていただきたいと思いますので、まことに申しわけございませんけれども、審議のほう、御協力をいただければと存じます。
本日は「診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会における調査項目について」を議題といたします。
入院医療等の調査・評価分科会の山本分科会長代理にお越しいただいておりますので、山本分科会長代理より御報告をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
○山本分科会長代理
分科会長代理の山本でございます。よろしくお願いいたします。
10月17日に開催いたしました分科会での議論を御報告申し上げます。
中医協診-1という資料をごらんいただきたいと思います。
スライド番号の3ページをごらんいただけますでしょうか。4月25日に開催されました中医協総会において、平成30年度診療報酬改定の答申書附帯意見のうち、入院分科会では記載のとおり大きく3つの項目について、調査・検証をしていくこととされました。
4ページをおめくりださい。
各調査項目については、例年と同様、今年度と2019年度に分けて調査を行うことを考えております。2018年度につきましては、真ん中の赤く塗った部分の4項目について調査を行う予定であります。
5ページから8ページは、7月18日に開催されました基本問題小委員会において、御承認をいただいた内容でございます。
5ページについては「(1)急性期一般入院基本料、地域一般入院基本料等の評価体系の見直しの影響について(その1)」です。
6ページにつきましては「(2)地域包括ケア病棟入院料及び回復期リハビリテーション病棟入院料の評価体系の見直しの影響について」です。
7ページは「(3)療養病棟入院基本料等の慢性期入院医療における評価の見直しの影響について(その1)」です。
8ページが「(4)医療資源の少ない地域における保健医療機関の実態について」ということでございます。
9ページをごらんください。
これを踏まえまして、2018年度の調査全体の概要をここにお示しいたします。上段の破線の囲みの部分でございますが、1つ目としては、調査は原則として自記式調査票の郵送配布・回収によって実施いたします。なお、前回調査と同様にウエブでの回答も可能な形とする予定でございます。
2つ目として、調査票の構成については、前回と同様に「施設調査票」「病棟調査票」「患者調査票」「レセプト調査票」という形でございます。
3つ目として、調査対象施設は、施設区分ごとに整理して、調査票の対象施設群から無作為に抽出するということでございます。
また4つ目としては、調査負担軽減のため、患者票の一部については、DPCデータの代替提出を可能とするということにいたします。
その次の囲みでございますけれども、先ほど御説明した(1)から(4)の調査項目について、調査対象施設の区分に応じて整理して、後の10ページでお示しいたしますが、AからFの施設区分として調査を行うことといたします。
それぞれの対象施設については、10ページでございます。AからFまでについて、それぞれ対象施設が右端のコラムにございます。
なお、今回の調査票の送付に当たっては、被災地域に十分な配慮をして実施したいと考えておりますので、調査対象となった医療施設において、回答が難しい状況がある場合は、柔軟に対応したいと考えております。
11ページから13ページにかけては、それぞれの調査票の項目の概要となっております。
まず、11ページは「施設調査票」でございます。共通調査項目というのが左側にありまして、施設の基本状況、あるいは入退院支援の支援状況を調査して、さらに右側にありますように、施設区分AからFのそれぞれに特化した内容を調査する予定でございます。
12ページが「病棟調査票」です。
13ページは「患者調査票」です。これらについても同様に、共通調査項目と施設区分のAからDのそれぞれに特化した内容を調査する予定でございます。なお、施設区分のEとFにつきましては、最初の「施設調査票」のみとなっております。
14ページが「調査スケジュール(2018年度調査)」でございます。本日、ここで御承認をいただきましたら、速やかに調査を実施して、来年の3月以降にその結果を御報告する予定でございます。
続きまして、診-1参考1という資料をごらんいただけますでしょうか。具体的な調査票の案でございます。
ページ数がたくさんございますので、10月17日の入院分科会で指摘があった部分について、簡単に御紹介をさせていただきます。
まず、通し番号の4ページでございます。
ここの「問6」の6-3については、届出を行っている重症度、医療・看護必要度について、その種別と理由を聞いておりますけれども、理由については、もう少し項目をわかりやすくすべきではないかという意見を踏まえまして、選択肢を整理しているというところでございます。
通し番号の10ページをお開きください。
こちらの「問11」につきましては、急性期入院料の評価体系の見直しの影響を調査する必要があるという意見を踏まえまして、設問を追加しているところでございます。
続いて、少し飛びますが、通し番号の23ページをごらんください。
問い9につきましては、かかりつけの医療機関との連携を調査する必要があるとの意見を踏まえて、設問を追加してございます。
25ページです。
ここの問い「1 医師・看護師による医療提供の状況」については、例年調査をしている項目でございますけれども、このうち従来は、医師の指示の見直しの頻度という設問があったのですけれども、これについては「1-2 医師による診察の頻度」で調査可能ではないかという御意見が多数出されましたので、この指示の見直しの頻度というのは削除したというところでございます。
時間がないのでかなり先へ参りますが、ずっと飛んでいただいて88ページでございます。
88ページの「問5」の5-3-1というところですが、入院病棟等における治療方針に関する意思決定支援の取り組み状況についての質問がございますが、どのような支援を実施しているか、その内訳を含めて把握すべきという御意見を踏まえまして、それぞれの実施人数を記載するように追加したというところでございます。
以上が入院分科会における具体的な調査票に関する意見でございます。
最後になりますけれども、診-1参考2というところには、答申附帯意見に関する資料をつけております。こちらは既出の資料となりますので、説明は割愛させていただきます。
本日は、この2018年度の調査について、分科会で取りまとめた案を御報告させていただきました。
以上でございます。
○田辺小委員長
どうもありがとうございました。
事務局から補足があればお願いいたします。
○森光医療課長
特にございません。
○田辺小委員長
ありがとうございました。
では、ただいまの説明につきまして、何か御意見、御質問等がございましたら、よろしくお願いいたします。
よろしゅうございますでしょうか。
ほかに御質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとして、次回の総会のほうに報告させていただきたいと存じますが、よろしゅうございますでしょうか。
(首肯する委員あり)
○田辺小委員長
ありがとうございました。
それでは、そのようにさせていただきたいと存じます。
本日の議題は以上でございます。
なお、次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日の「基本問題小委員会」は、これにて閉会といたします。
どうもありがとうございました。
 

 

(了)
<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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