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2022年10月26日 中央社会保険医療協議会 総会 第530回議事録

○日時

令和4年10月26日(水)診療報酬基本問題小委員会終了後~

○場所

オンライン開催

○出席者

小塩隆士会長 秋山美紀委員 飯塚敏晃委員 関ふ佐子委員 永瀬伸子委員
安藤伸樹委員 松本真人委員 佐保昌一委員 間宮清委員 眞田亨委員 鈴木順三委員
長島公之委員 茂松茂人委員 江澤和彦委員 池端幸彦委員 島弘志委員 林正純委員 有澤賢二委員
吉川久美子専門委員 中村春基専門委員、田村文誉専門委員
<事務局>
伊原保険局長 眞鍋医療課長 中田医療技術評価推進室長
荻原保険医療企画調査室長 安川薬剤管理官 宮原歯科医療管理官 他

○議題

○臨床検査の保険適用について
○診療報酬基本問題小委員会からの報告について(入院・外来医療等の調査・評価分科会)
○診療報酬基本問題小委員会からの報告について(医療技術評価分科会)

○議事 


○小塩会長
それでは、ただいまより第530回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。
なお、本日も新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインによる開催としております。また、今回も会議の公開につきましては、前回に引き続き、試行的にユーチューブによるライブ配信で行うことにしております。
まず、委員の出席状況について御報告いたします。
本日は、末松委員、中村委員、羽田専門委員が御欠席です。
それでは、早速、議事に入らせていただきます。
初めに「臨床検査の保険適用について」を議題といたします。
本日は、保険医療材料等専門組織の近藤委員長代理にお越しいただいております。近藤委員長代理より、御説明をお願いいたします。
○近藤委員長代理
それでは、御説明いたします。
中医協総-1の資料を御覧ください。
今回の臨床検査の保険適用は、E3の2件です。
2ページ目を御覧ください。
販売名は、エリートMGB SARS-CoV-2 PLUS PCR検出キットです。
測定項目は、SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出です。
測定項目は、PCR法です。
5ページ目の製品概要を御覧ください。
本検査は、鼻咽頭ぬぐい液または鼻腔ぬぐい液中のSARS-CoV-2、インフルエンザウイルスRSウイルスの核酸検出(SARS-CoV2 感染、インフルエンザウイルス感染又はRS ウイルス感染の診断補インフルエンザRSウイルスの拡散検出を同時に行い、感染の診断補助に用いる臨床検査です。
2ページ目にお戻りください。
保険点数につきましては、D023微生物核酸同定・定量検査「10」HPV核酸検出2回分、700点を参考点数としています。
続いて、6ページ目を御覧ください。
販売名は、イムノアローSARS-CoV-2&FluA/B&RSVです。
測定項目は、SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス抗原同時検出です。
測定方法は、免疫クロマト法です。
9ページ目の製品概要を御覧ください。
本検査は、鼻咽頭ぬぐい液まちは鼻腔ぬぐい液中のSARS-CoV-2、インフルエンザRSウイルスの抗原の検出を同時に行い、感染の診断補助に用いる臨床検査です。
6ページ目にお戻りください。
検査点数につきましては、D012感染症免疫学的検査「44」単純ヘルペスウイルス抗原定性(角膜)2回分、420点を参考点数としています。
御説明いたします内容は、以上です。
○小塩会長
どうもありがとうございました。
事務局から補足は、ございますでしょうか。
○中田医療技術評価推進室長
特にございません。
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございますでしょうか。
よろしいでしょうか。
特に御質問等ないようですので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○小塩会長
ありがとうございます。それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
近藤院長代理、どうもありがとうございました。
○近藤委員長代理
ありがとうございました。失礼いたします。
○小塩会長
続きまして「診療報酬基本問題小委員会からの報告について(入院・外来医療等の調査・評価分科会)」を議題といたします。
事務局より、資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○眞鍋医療課長
医療課長でございます。
それでは、診療報酬基本問題小委におきまして報告された内容につきまして、御報告をさせていただきたいと思います。
予定時間を過ぎておりますので、簡素な説明に努めさせていただきますことについて、御了承いただければと思います。
それでは、総-2を御覧ください。
令和4年度、入院・外来調査の内容についてということでございます。
総-2を御覧いただきまして、令和4年7月27の中医協総会において御了承いただきました、令和4年、5年度調査の概要に基づきまして、令和4年度の調査の具体的な設計が行われてございます。
2ページ目から9ページ目でございますけれども、これは、7月の総会の資料の再掲でございますけれども(1)から(7)の調査項目がございます。
10ページには、令和4年度の調査全体の概要をお示ししているところでございます。
上段の破線の四角囲みの部分に、調査の設計の概要を記載してございます。
その下の表に(1)から(7)の調査項目について、調査対象施設の区分に応じて整理をしているものでございます。
11ページには、A票からF票として調査を行うということをお示ししてございます。
ページを飛ばしまして、15ページが調査スケジュールということで、現在、考えているスケジュールをお示ししてございます。
診-1の参考が、具体的な調査票の案でございます。大部でございますので、説明は略させていただきます。
次に、総-3に移らせていただきます。
こちらは、令和4年度特別調査の実施についてでございます。DPC/PDPSにつきましては、こちらも7月21日の中医協総会におきまして、答申書の附帯意見も踏まえつつ、令和4年度、そして5年度特別調査を実施するということで、調査設計等を進めてございます。
具体の内容につきましては、2ページにお示ししてございます。
標準病院群に該当する病院に対しまして、調査票を送りまして、機能評価係数Ⅱの各項目に対応する取組の状況など、回答を求めるとともに、区分AからEの対象病院については、係数値等を通知した上で、その理由や背景を問う追加的な調査を行う、そしてヒアリングを行うということでございます。
そして、調査項目の主な案につきましては、2ページの中段から記載をしてございます。
こういったことを御報告いただきまして、基本問題小委におきましては、まず、前段の調査につきましては、ウェブ調査の偏りですとか、サンプル数をもう少し上げることができないのか、そして重症度、医療・看護必要度見直しによる健康アウトカムに係る評価に関する意見がございました。
また、DPCの特別調査につきましては、その趣旨を再度確認する御質疑があったところでございます。
資料の説明は、以上でございます。
○小塩会長
ありがとうございました。
それでは、ただいまの説明につきまして、御質問等ございますでしょうか。
松本委員、お願いいたします。
○松本委員
すみません、お時間が押しているところ、申し訳ないのですけれども、先ほど小委員会で、調査票のF票等、いろいろ委員から御意見が出たかと思うのですけれども、そういったものは、資料とか調査票には反映がないという理解で、ここで承認という手続でよろしいのでしょうか、ちょっと確認です、これは。
○小塩会長
事務局、お願いいたします。
○眞鍋医療課長
医療課長でございます。
私の御説明が足りておらず、大変失礼いたしました。
いただきました意見につきましては、私ども、もちろん予算の中での制限があるわけでございますけれども、そこを何かできるか工夫をし、会長と相談の上、進めさせていただきたいと思っております。
○小塩会長
松本委員、よろしいでしょうか。
○松本委員
はい、分かりました。
○小塩会長
ほかに御質問等ございますでしょうか。
特に御質問は、ほかにないようですので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
続きまして「診療報酬基本問題小委員会からの報告について(医療技術評価分科会)」を議題といたします。
事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○眞鍋医療課長
医療課長でございます。
先ほど開催されました、診療報酬基本問題小委員会におきまして、福井医療技術評価分科会長より、こちらの医療技術の評価について御報告がございました。
資料総-4を御覧ください。
まず、1ポツでございますけれども「令和4年度の診療報酬改定における対応」に、これまでの経緯が記載されてございます。
2ポツでございますけれども、こちらは、令和6年度の診療報酬改定までの対応でございます。こちらでは、医療技術の指定につきまして、報告書様式の新設ですとか、あるいは保険収載されている医療技術の再評価方法といったテーマが挙げられ、それぞれにつきまして分科会での議論の結論が報告され、了承されているところでございます。
それから、資料総-5に移らせていただきます。
こちらを御覧いただければと思いますけれども、こちらでは「医療技術の体系的な分類について」というテーマが掲げられてございました。
こちらは、手術のKコードにつきまして、STEM7との整合を図ると、関係学会と連絡を取りながら、ということで御報告させていただいて、了承が得られているものでございます。
事務局からの御報告は、以上でございます。
○小塩会長
ありがとうございました。
それでは、ただいまの説明につきまして、御質問等ございますでしょうか。
よろしいでしょうか。
それでは、特に御質問等ないようですので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
本日の議題は、以上です。
次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
本日の総会は、これにて閉会といたします。
どうもありがとうございました。
 

<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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