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2022年7月20日 中央社会保険医療協議会 総会 第524回議事録

○日時

令和4年7月20日(水)薬価専門部会終了後~

○場所

オンライン開催

○出席者

小塩隆士会長 秋山美紀委員 飯塚敏晃委員 関ふ佐子委員 永瀬伸子委員 中村洋委員 
安藤伸樹委員 松本真人委員 佐保昌一委員 間宮清委員 眞田亨委員 鈴木順三委員
城守国斗委員 長島公之委員 江澤和彦委員 池端幸彦委員 島弘志委員 林正純委員 有澤賢二委員
吉川久美子専門委員 中村春基専門委員、田村文誉専門委員
<事務局>
伊原保険局長 眞鍋医療課長 中田医療技術評価推進室長
荻原保険医療企画調査室長 安川薬剤管理官 宮原歯科医療管理官 他

○議題

○医療機器の保険適用について
○費用対効果評価専門組織からの報告について
○先進医療会議からの報告について
○薬価専門部会からの報告について

○議事 

○小塩会長
お待たせいたしました。ただいまより第524回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。
なお、本日も新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインによる開催としております。また、今回も会議の公開につきましては、前回に引き続き、試行的にユーチューブによるライブ配信で行うこととしております。
まず、委員の出欠状況について御報告します。
本日は末松委員と羽田専門委員が御欠席です。
次に、厚生労働省におきまして異動がございましたので、事務局より紹介をお願いいたします。
○眞鍋医療課長
事務局でございます。
6月28日付で事務局に交代がございましたので、御報告させていただきます。
保険局の異動でございます。伊原保険局長でございますけれども、他の用務により本総会は不在とさせていただいております。失礼いたします。
次に、日原大臣官房審議官(医療保険担当)でございます。
続きまして、森光大臣官房審議官(医療介護連携、データヘルス担当)でございます。
続きまして、森総務課長でございます。
続きまして、医療課の荻原保険医療企画調査室長でございますが、他の公務により遅参の予定でございます。失礼いたします。
続きまして、安川医療課薬剤管理官でございます。
最後に、私、医療課長の眞鍋でございます。よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○小塩会長
ありがとうございました。
それでは、議事に入らせていただきますけれども、都合で3番目の「費用対効果評価専門組織からの報告について」から議題を始めたいと思います。
本日は、費用対効果評価専門組織の田倉委員長、福田専門委員にお越しいただいております。田倉委員長より御説明をお願いいたします。
○田倉委員長
費用対効果評価専門組織委員長の田倉です。よろしくお願いいたします。
中医協総-2の資料を御覧ください。「医薬品等の費用対効果評価案について」ですが、リベルサス錠について費用対効果評価案を策定いたしましたので、御報告をいたします。なお、当面の間は専門組織での検討状況についても資料に詳しく記載をしております。
2ページを御覧ください。対象品目は、リベルサス錠です。効能または効果は、上段に記載しているとおりです。また、上段に費用対効果評価専門組織で決定した費用対効果評価案を記載しております。下段に補足として分析対象集団のICERの区分を記載しております。
3ページからは、参考としてリベルサス錠の費用対効果評価案策定に関わる主な検討事項を記載しております。
御説明いたします内容は以上となります。
○小塩会長
どうもありがとうございました。
事務局から補足はございますでしょうか。
○中田医療技術評価推進室長
特にございません。
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、ただいまの説明につきまして何か御質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
特に御質問等はないようですので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(首肯する委員あり)
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
田倉委員長、福田専門委員、どうもありがとうございました。
続きまして「先進医療会議からの報告について」を議題といたします。本件は報告事項です。
事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○中田医療技術評価推進室長
医療技術評価推進室長でございます。
それでは、中医協総-3に基づきまして御報告いたします。今回、先進医療会議で承認されました先進医療Aの技術が1件ございましたので、御報告させていただきます。
1ページを御覧ください。整理番号348、子宮内フローラ検査でございます。本技術にかかる費用は、それぞれ表に記載のとおりでございます。
先進医療会議における判定は、2ページから4ページを御覧ください。事前評価では「適」となっており、先進医療会議においても「適」の判断となっております。
技術の概要は、6ページを御覧ください。本技術は生殖補助医療に係る技術でございまして、子宮内膜もしくは膣内から検体を採取し、次世代シーケンサーを用いて解析を行い、細菌叢異常が見つかった場合には、その改善を図ることで、着床率・妊娠率の向上を図るというものでございます。
ロードマップにつきましては、7ページを御覧ください。本先進医療でデータを収集し、当該医療機器の薬事承認を目指すとのことでございます。
続きまして、総-4でございます。先進医療Bの技術が1件ございましたので、御報告させていただきます。
1ページを御覧ください。整理番号156、慢性膵炎等に対する膵全摘術に伴う自家膵島移植でございます。本技術にかかる費用は、それぞれ表に記載のとおりでございます。
先進医療会議及び先進医療技術審査部会における判定は、2ページから4ページを御覧ください。事前評価では「適」となっており、先進医療会議においても「適」と判断いただいております。
技術の概要は、7ページを御覧ください。本技術は疼痛を伴う慢性膵炎などの患者に対しまして、膵臓を摘出し、膵島を分離して、門脈経由で肝臓に注入し、膵島を肝臓内に生着させ、インスリン分泌能を得るというものでございます。
ロードマップにつきましては、8ページを御覧ください。本先進医療データを収集し、関係学会からの提案も踏まえ、保険収載を目指すとのことでございます。
以上でございます。
○小塩会長
どうもありがとうございました。
それでは、ただいまの説明につきまして何か質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
特に御質問等はないようですので、本件に係る質疑はこの辺りとしたいと思います。
続きまして、先ほど飛ばしました議事です。「医療機器の保険適用について」を議題といたします。
本日は、医療保険材料専門組織の近藤委員長代理にお越しいただいております。近藤委員長代理より御説明をお願いいたします。
○近藤委員長代理
それでは、説明いたします。中医協総-1の資料を御覧ください。
今回の医療機器の保険適用は、C1が2製品1区分とC2が1製品1区分です。
2ページを御覧ください。販売名は、ジェットストリーム アテレクトミー システムです。
5ページの製品概要を御覧ください。本品は、浅大腿動脈または近位膝窩動脈において、重度石灰化病変を有し、薬剤塗布型バルーン治療の前拡張に使用する経皮的血管形成術用バルーンカテーテルが不通過または拡張困難な病変でステント内以外のものに対し、固いアテローム塊や狭窄病変を除去することで、前拡張を容易にする目的で使用する血管形成用カテーテルです。
2ページにお戻りください。価格につきましては、原価計算方式で評価いたしました。その結果、最終的な価格を24万2000円といたしました。外国平均価格との比は0.52です。
次に、6ページを御覧ください。製品名は、ヒストアクリルです。
9ページの製品概要を御覧ください。本品は、既存の治療が奏功しない、あるいは既存治療では十分に治療目的を達成することが困難な血管塞栓術において、直接穿刺または経カテーテル的、もしくは経内視鏡的に使用する液体塞栓材料です。
6ページにお戻りください。価格につきましては、原価計算方式で評価いたしました。その結果、最終的な価格を6万6300円といたしました。
次に、10ページを御覧ください。製品名は、Rezum システムです。
13ページの製品概要を御覧ください。本品は、前立腺肥大症に伴う排尿障害に対して、前立腺組織内に水蒸気を噴霧し、前立腺組織を壊死させて尿道閉塞を改善することを目的とした製品です。
10ページにお戻りください。価格につきましては、原価計算方式で評価いたしました。その結果、最終的な価格を38万8000円といたしました。外国平均価格との比は1.00です。
御説明いたします内容は以上でございます。
○小塩会長
どうもありがとうございました。
それでは、事務局から補足はございますでしょうか。
○中田医療技術評価推進室長
特にございません。
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、ただいまの説明につきまして何か御質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
特に御質問等はないようですので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(首肯する委員あり)
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
近藤委員長代理におかれましては、どうもありがとうございました。
○近藤委員長代理
ありがとうございました。失礼いたします。
○小塩会長
それでは、次の議題に移ります。「薬価専門部会からの報告について」を議題といたします。
本日は、薬価専門部会の中村部会長から御報告をお願いいたします。
○中村部会長
中医協資料総-5を御覧ください。
本日の薬価専門部会におきまして、令和4年度に実施する医薬品価格調査について議論いたしまして、事務局の提案どおりに進めていくこととしたいと存じますので、御報告いたします。よろしくお願いいたします。
○小塩会長
ありがとうございました。
事務局から補足はございますでしょうか。
○安藤医薬産業振興・医療情報企画課長
特にございません。
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、ただいまの説明につきまして御質問等はございますでしょうか。
城守委員、お願いいたします。
○城守委員
ありがとうございます。
診療側といたしましても、この薬価専門部会に提案されましたとおりで進めることにつきまして賛成をしたいと思います。
以上です。
○小塩会長
ありがとうございます。
ほか、御意見、御質問はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(首肯する委員あり)
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
本日の議題は以上です。
次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
本日の総会はこれにて閉会といたします。どうもありがとうございました。

 

<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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