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2021年9月22日 中央社会保険医療協議会 総会 第489回議事録

○日時

令和3年9月22日(水)保険医療材料専門部会終了後~

○場所

オンライン開催

○出席者

小塩隆士会長 秋山美紀委員 飯塚敏晃委員 関ふ佐子委員 永瀬伸子委員 中村洋委員 
安藤伸樹委員 幸野庄司委員 佐保昌一委員 間宮清委員 眞田享委員 松浦満晴委員
松本吉郎委員 城守国斗委員 長島公之委員 池端幸彦委員 島弘志委員 林正純委員 有澤賢二委員
吉川久美子専門委員 半田一登専門委員 田村文誉専門委員 
<事務局>
濵谷保険局長 井内医療課長 中田医療技術評価推進室長
高宮保険医療企画調査室長 紀平薬剤管理官 宮原歯科医療管理官 他

○議題

○DPC対象病院の退出に係る報告について
○診療報酬基本問題小委員会からの報告について


 
○小塩会長
それでは、ただいまより、第489回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。
なお、本日もコロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインによる開催としております。また、今回も会議の公開につきましては、前回に引き続き、試行的にユーチューブによるライブ配信で行うこととしております。
まず、委員の出席状況について御報告いたします。
本日は、末松委員が御欠席です。飯塚委員におかれましては、遅れて御参加と伺っております。
それでは、議事に入らせていただきます。
最初に「DPC対象病院の退出に係る報告について」を議題といたします。本件は報告事項です。事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○井内医療課長
それでは、資料総-1に沿って御説明をさせていただきます。DPC対象病院の退出にかかる報告についてでございます。
DPC制度におきましては、診療報酬改定以外の時期に特別の理由により緊急にDPC制度から退出する場合は、中医協総会の委任を受けた「DPC合併・退出等審査会」で退出の可否を審査・決定することにしております。
今般、医療法人祥仁会、西諫早病院から、DPC制度からの退出に係る申請書が提出され、令和3年9月15日にDPC合併・退出等審査会を開催し、退出の可否について審査を行いました。
審査の結果、DPC制度からの退出を可とする旨、決定いたしましたので、令和4年1月1日付で退出することになっております。
御報告は以上でございます。
○小塩会長
どうもありがとうございました。
それでは、ただいまの御報告につきまして、質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、特に御質問等ないようですので、本件に関わる質疑はこの辺りとしたいと思います。
続きまして「診療報酬基本問題小委員会からの報告について」を議題といたします。本件につきましては、診療報酬基本問題小委員会において議論を行ったところですが、小委員会でいただいた御意見も含めて事務局より説明をお願いいたします。
○井内医療課長
それでは、事務局より御報告をさせていただきます。
今般、入院医療等の調査・評価分科会におきまして、中間取りまとめがなされました。診療報酬基本問題小委員会におきましては、今後の分析の御要望であったり、また今回の報告を踏まえまして、次回改定に向けての御意見、御提案が寄せられました。
そういったことで、本日はこの報告・検討結果についての御意見のやり取りがなされたというものでございます。
事務局からの報告は以上でございます。
○小塩会長
ありがとうございました。
ただいま御報告がありましたが、何かこの件につきまして、御質問等ございますでしょうか。
池端委員、お願いいたします。
○池端委員
ありがとうございます。
1点だけ確認をしたいと思いますが、11ページから12ページにかけての療養病床についての医療区分・ADL区分についてですが、12ページにありますように、中心静脈栄養が医療区分3で一番多いということ、そして嚥下リハビリが少ないのではないかという意見が上がっていますが、一方で12ページの一番上のポツにありますように、嚥下リハビリについては脳血管疾患等リハビリテーションにおいて実施されている場合は考慮すべきではないかという指摘があったということで、実態としてはかなりこれが多いという印象を持っていますので、今後もし、そういうことが可能であれば、脳血管障害の中でSTさん等が嚥下リハビリを行っている実態が出るようなデータがあれば、また御検討いただきたいと思います。
以上、要望です。
○小塩会長
ありがとうございました。御要望として引き続き分科会で検討していただきたいと思います。
ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、ほかに特に御質問等ないようですので、診療報酬改定に関する内容につきましては、引き続き分科会で御議論いただくこととして、本件に関わる内容については中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(首肯する委員あり)
○小塩会長
ありがとうございます。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと思います。
本日の議題は以上ですが、ほかに何か御発言等ございますでしょうか。
有澤委員、よろしくお願いいたします。
○有澤委員
本日の議題とは直接関係ないのですが、以前の総会で申し上げた後発医薬品に関する報酬上の取扱いについて発言させていただきます。
昨今の後発医薬品の供給不足問題を踏まえた対応として、昨日、後発医薬品調剤体制加算などの取扱いに関する事務連絡が発出されました。現場では、後発医薬品が入手困難であるために、患者さんであったり処方医の先生にまで御迷惑をおかけする状態が続いているところですが、このたびの対応については、大変感謝を申し上げます。現在も後発医薬品の供給不足問題は続いており、物によっては日に日に悪化しているケースもございます。
また、不祥事を起こしたメーカー以外のメーカーの医薬品についても、供給不足の問題が生じています。今後、さらなる影響が出てくる可能性もございます。状況は変化していきますので、どういった対応が適切なのか、適宜見直しや追加での対応など含め、引き続きお願いできればと思います。
また、厚生労働省をはじめ行政あるいは製造者である製造販売業者、業界団体である日薬連、JGA等がそれぞれの役割の中で質の高く安全な医薬品の安定した供給体制の構築をさらに推進していただきたいと思います。今回の事務連絡により、後発医薬品の使用推進の手を止めるということでありません。引き続き、患者負担の軽減、保険財政の軽減に努めてまいる所存であります。
以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
○小塩会長
有澤委員、どうもありがとうございました。
ほかはよろしいでしょうか。
それでは、本日の総会はこれにて閉会といたします。
なお、次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
本日はどうもありがとうございました。
 


 
 

<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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