ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 中央社会保険医療協議会(中央社会保険医療協議会総会)> 中央社会保険医療協議会 総会 第396回議事録(2018年6月20日)

 
 

2018年6月20日 中央社会保険医療協議会 総会 第396回議事録

○日時

平成30年6月20日(水)10:24~10:34

 

○場所

厚生労働省講堂(低層棟2階)

○出席者

田辺国昭会長 野口晴子委員 松原由美委員 荒井耕委員 中村洋委員
幸野庄司委員 平川則男委員 間宮清委員 宮近清文委員 松浦満晴委員
松本純一委員 今村聡委員 松本吉郎委員 猪口雄二委員 島弘志委員 遠藤秀樹委員 
安部好弘委員
吉川久美子専門委員 横地常弘専門委員 丹沢秀樹専門委員
<事務局>
鈴木保険局長 渡辺審議官 伊原審議官 迫井医療課長 古元医療課企画官
矢田貝保険医療企画調査室長 中山薬剤管理官 小椋歯科医療管理官 他

○議題

○先進医療会議からの報告について
○薬価専門部会からの報告について
○保険医療材料専門部会からの報告について
○平成30年度診療報酬改定の概要(背景と主な改定事項のまとめ)について
○平成30年度改定を踏まえたDPC/PDPSの現況について

○議事 

 

○田辺会長
ただいまより、第396回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。
まず、委員の出席状況について御報告いたします。
本日は、関委員、吉森委員、榊原委員、岩田専門委員が御欠席でございます。
なお、会議冒頭のカメラの頭撮りはここまでとさせていただきます。
(報道関係者退室)
○田辺会長
それでは、議事のほうに入らせていただきます。
初めに、報告事項でございますけれども「先進医療会議からの報告について」を議題といたします。
事務局より資料が提出されておりますので、説明のほうをお願いいたします。企画官よろしくお願いいたします。
○古元医療課企画官
ありがとうございます。
それでは「中医協 総-1」に従いまして、御報告をさせていただきます。第65回先進医療会議で承認されました先進医療Bの案件を一つ、御報告でございます。
今回承認されました先進医療Bの技術でございますが、整理番号121番「直腸癌術後骨盤内再発に対する重粒子線治療」でございます。
申請医療機関は放射性医学総合研究病院。
本技術に係る費用は表に記載のとおりでございます。技術の説明に移らせていただきます。
技術の概要、7ページ目をごらんください。本技術は直腸癌の術後再発に対しまして重粒子線治療を行う多施設共同臨床試験となってございます。本研究の主要評価項目は3年生存率となっております。
ロードマップにつきましては8ページ目をごらんください。
左側が放医研単施設での先行研究の結果です。こちらをもとに、今回右側の先進医療を計画しているということでございます。多施設は、国内重粒子線装置を有する5医療機関で共同研究を行うということでございます。なお、先進医療会議における評価でございますが、総合判定は適となってございます。
説明は以上でございます。
○田辺会長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。よろしゅうございますか。
では、御質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと存じます。
次に、「薬価専門部会からの報告について」を議題といたします。
本日は、薬価専門部会の中村部会長から御報告のほうをお願いいたします。では、よろしくお願いいたします。
○中村部会長
本日の薬価専門部会において、平成30年度に実施する消費税引き上げへの対応のための医薬品価格調整について議論いたしまして、事務局の提案の予定どおりに進めていくこととしたいと存じますので御報告いたします。
○田辺会長
ありがとうございました。
事務局から補足がございましたら、よろしくお願いいたします。
○三浦経済課長
経済課長でございます。
特にございません。
○田辺会長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。よろしゅうございますか。
では、御質問等もないようでございますので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしゅうございますか。
(「異議なし」と声あり)
○田辺会長
ありがとうございました。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと存じます。
次に「保険医療材料専門部会からの報告について」を議題といたします。
まず、保険医療材料専門部会の松原部会長代理から御報告のほうをお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
○松原部会長代理
本日の保険医療材料専門部会において、平成30年度に実施する消費税引き上げへの対応のための特定保険医療材料価格調査について議論いたしまして、事務局提案の予定どおり進めていくこととしたいと存じますので、御報告いたします。
○田辺会長
ありがとうございました。
事務局から補足があればお願いいたします。
○小林医療機器政策室長
医療機器政策室長でございます。
特に補足はございません。
○田辺会長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。よろしゅうございますか。
では、ほかに御質問等もないようでございますので、本件につきましては、中医協として承認するということでよろしゅうございますか。
(「異議なし」と声あり)
○田辺会長
ありがとうございました。
それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと存じます。
次に、報告事項でございますけれども、「平成30年度診療報酬改定の概要(背景と主な改定事項のまとめ)について」を議題といたします。
事務局より資料が提出されておりますので、事務局より御説明のほうをお願いいたします。では、医療課長よろしくお願いいたします。
○迫井医療課長
医療課長でございます。
お手元の資料は、総-4-1は改定の概要が文章でございまして、総-4-2は改定に係る総会の主な検討スケジュールの一覧表でございます。
総-4-1の最初のパラグラフに御説明ありますけれども、既に平成30年度に診療報酬改定が実施されておりまして、今後は次の改定に向けて今回改定の調査・検証を行いながら議論を進めていくということになります。
次期改定に向けた議論を円滑かつ効率的に進めるという観点で、会長とも御相談をいたしまして、改定の背景とか基本的な考え方、あるいは改定の概要や附帯意見等をまとめて改めて整理をさせていただいたものでございます。
内容の詳細については御説明させていただく予定にはしておりません。参考資料については、従前の資料をまとめたもので非常に大部になっておりますので、ペーパーレス取り組みの一環でありますけれども、印刷はしておりませんので、お手元のタブレットをごらんください。傍聴の方々には、ホームページで本日中にアップして明日からごらんいただけるようにさせていただきたいと考えております。
今回の文書の位置づけでありますけれども、これまで中医協で議論をしてまいりました改定に至った背景でございますとか基本的な考え方、課題認識、概要そして附帯意見等を一覧として整理して中医協のほうに御報告をしたということでございます。新たな内容が含まれているわけではございませんで、あくまで30年改定の内容をまとめたということでございます。
先ほど申し上げましたが、今後、次期改定に向けて中医協で検討を行っていただくわけでありますが、今回改定を担った事務局の立場からいたしますと、実際に次の議論におきましては、過去の改定を振り返った上で資料を準備してということになります。そういった作業は、実際に作業を担った現体制下で一定の整理を行っておいたほうが合理的かと考えておりまして、また、事務局のみならず中医協委員あるいは幅広く医療の関係者、報道の関係者の方々につきましても、こういった改定の議論あるいは診療報酬改定に対する理解の向上にも資するものではないかと考えてございます。
なお、念のためお断りしておきますが、この文章につきましてはあくまで既に実施をされました30年改定の内容を事実関係としてまとめたものでございまして、次期改定に向けた議論を拘束するということにはなりませんので、念のため申し添えておきます。
事務局からは以上でございます。
○田辺会長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。
島委員、よろしくお願いいたします。
○島委員
質問ではなくて意見なのですが、非常にいい試みだろうと思っております。中医協における一つのいい伝統として、毎回こういう形で内容に残していけたら、次の議論にも非常に結びつきやすくなりますので、ぜひ継続してやっていただければと思います。
○田辺会長
ありがとうございました。
ほか、いかがでございましょうか。よろしゅうございますか。
では、ほかに御質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと存じます。
次に、報告事項でございますけれども、「平成30年度改定を踏まえたDPC/PDPSの現況について」を議題といたします。
事務局より資料が提出されておりますので、事務局より御説明のほうをお願いいたします。医療課長、よろしくお願いいたします。
○迫井医療課長
医療課長でございます。
お手元に総-5-1、総-5-1の参考、そして枝番を挟みまして、総-5-2、総-5-3、総-5-4、総-5-5とあります。これは先ほどと同様に総-5-4、総-5-5に関しましては、非常に詳細な情報でありますので、ペーパーレス化ということで印刷はさせていただいておりませんで、ホームページ等で傍聴の方々は取得をしていただきたいと思います。委員の方々にはお手元のタブレットにアップされております。
総-5-1で御説明させていただきますけれども、毎回診療報酬改定が終わった段階で、DPC/PDPSにつきましてはさらに詳細な情報について取りまとめて御報告をいたしております。これも同様に詳細な御説明は避けさせていただきますけれども、総-5-1に改定の全体的な概況、特にPDPSに関してどのような改定を行ったかというのをまとめてございまして、総-5-2、総-5-3につきましては、改定時点でのDPC対象病院数でありますとか見直しのさらに詳細な参考資料等、既にお示しをしているものであります。それから総-5-3は、病院とか病床数の取りまとめ等を資料として提出させていただいているものでございまして、御報告として提出をさせていただきます。
事務局からは以上でございます。
○田辺会長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。よろしゅうございますか。
では、ほかに御質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと存じます。
本日の議題は以上でございます。
なお、次回の日程につきましては、追って事務局のほうより御連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日の総会はこれにて閉会といたします。どうも御参集ありがとうございました。
 

 

 

 

 

(了)
<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 中央社会保険医療協議会(中央社会保険医療協議会総会)> 中央社会保険医療協議会 総会 第396回議事録(2018年6月20日)

ページの先頭へ戻る